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JRF007714

Atq Navajo 卍 Stamped T-bird Applique Coin Silver Cuff c.1930

Atq Navajo 卍 Stamped T-bird Applique Coin Silver Cuff c.1930
45,100 円(税込)
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Atq Navajo 卍 Stamped T-bird Applique Coin Silver Cuff c.1930
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C0Ef2PsPwVQ/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、程よいボリューム感のバンドをベースに【逆卍】Whirling Log/Nohokosのスタンプワークが刻まれたどこか愛らしいサンダーバードのアップリケ/パッチワークが施された貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。

【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られたスーベニアアイテムの一つですが、おそらく全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられています。
そのため、マシン工程が併用され量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなどに独自性とハンドメイド特有の味わいを持った作品です。


1930年代前後に作られた作品で、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、中央からターミナル(両端)にかけて少しづつ細くなるオーセンティックなシェイプとなっています。

そのセンターには、翼を広げたサンダーバードがアップリケ/パッチワークされ、そのサンダーバードの中央には逆卍のスタンプワークが刻まれており、さらに細かなスタンプにより、サンダーバードの細部が立体的に描き出されています。

さらに、サイド~ターミナル(両端)にかけても、アローやサボテンの花をモチーフとしたデザイン等、ツーリストジュエリーらしくもプリミティブで力強いスタンプワークが刻まれており、控えめなボリューム感の作品ながら見所の多いピースです。

また、それらの武骨で野性味のあるシルバーワークによってハンドメイド特有の表情や量産されたツーリストジュエリーにはない味わい深い表情を作り出しているようです。


内側に施されたエングレイビング/スクラッチによる文字(Kay?)は、おそらく1930年代に本作を購入したファーストオーナーが、自身の名前かギフトとして贈った相手の名前であり、販売店ににおいて施されたものと思われます。


また本作には、ホールマーク(作者やショップのサイン)等が入らず正確な背景は不明となっています。
ただし、こちらと同様のスタンプ(鏨)ツールを用いたアイテムが、近年の調査によりニューメキシコ州アルバカーキにて1932年に設立された【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストにおいて創業初期に制作された事を示唆する資料が発見されました。
それにより、本作も同トレーディングポストの初期作品である可能性が高い個体です。

分業化・量産化を始める以前に全てハンドメイドによって制作された作品であろうと思われ、それによりコインシルバー製である事も推定可能となっています。



【Thunderbird】サンダーバードは、インディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表し、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。



卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Arrowhead/Arrow】アローヘッド/アローは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。
また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作も少し硬いシルバーの質感が特徴的で、そのシルバーのみで構成される事で、独特の味わいと深淵な奥行きを感じさせ、愛らしいサンダーバードモチーフをメインとした作品ながら、落ち着いた雰囲気のブレスレットとなっています。


ツーリストジュエリーらしいキャッチーなアイテムながら、非常にバランスの良い秀逸なデザインとなっており、可愛いサンダーバードモチーフも、そのアンティークの質感によって大人向けのアイテムに昇華されています。

また、アイコニックなサンダーバードや卍の印象は、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージブレスレットです。


ラフで可愛げのある印象と共にアンティーク独特の表情を持ち、ハンドクラフト/工芸品としてナバホジュエリーの歴史も感じられる秀作であり、ツーリストジュエリーのキラーピースです。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
シルバーには多少のクスミや細かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、使用感の少ない良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、程よいボリューム感のバンドをベースに【逆卍】Whirling Log/Nohokosのスタンプワークが刻まれたどこか愛らしいサンダーバードのアップリケ/パッチワークが施された貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。

【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られたスーベニアアイテムの一つですが、おそらく全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられています。
そのため、マシン工程が併用され量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなどに独自性とハンドメイド特有の味わいを持った作品です。


1930年代前後に作られた作品で、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、中央からターミナル(両端)にかけて少しづつ細くなるオーセンティックなシェイプとなっています。

そのセンターには、翼を広げたサンダーバードがアップリケ/パッチワークされ、そのサンダーバードの中央には逆卍のスタンプワークが刻まれており、さらに細かなスタンプにより、サンダーバードの細部が立体的に描き出されています。

さらに、サイド~ターミナル(両端)にかけても、アローやサボテンの花をモチーフとしたデザイン等、ツーリストジュエリーらしくもプリミティブで力強いスタンプワークが刻まれており、控えめなボリューム感の作品ながら見所の多いピースです。

また、それらの武骨で野性味のあるシルバーワークによってハンドメイド特有の表情や量産されたツーリストジュエリーにはない味わい深い表情を作り出しているようです。


内側に施されたエングレイビング/スクラッチによる文字(Kay?)は、おそらく1930年代に本作を購入したファーストオーナーが、自身の名前かギフトとして贈った相手の名前であり、販売店ににおいて施されたものと思われます。


また本作には、ホールマーク(作者やショップのサイン)等が入らず正確な背景は不明となっています。
ただし、こちらと同様のスタンプ(鏨)ツールを用いたアイテムが、近年の調査によりニューメキシコ州アルバカーキにて1932年に設立された【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストにおいて創業初期に制作された事を示唆する資料が発見されました。
それにより、本作も同トレーディングポストの初期作品である可能性が高い個体です。

分業化・量産化を始める以前に全てハンドメイドによって制作された作品であろうと思われ、それによりコインシルバー製である事も推定可能となっています。



【Thunderbird】サンダーバードは、インディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表し、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。



卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Arrowhead/Arrow】アローヘッド/アローは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。
また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作も少し硬いシルバーの質感が特徴的で、そのシルバーのみで構成される事で、独特の味わいと深淵な奥行きを感じさせ、愛らしいサンダーバードモチーフをメインとした作品ながら、落ち着いた雰囲気のブレスレットとなっています。


ツーリストジュエリーらしいキャッチーなアイテムながら、非常にバランスの良い秀逸なデザインとなっており、可愛いサンダーバードモチーフも、そのアンティークの質感によって大人向けのアイテムに昇華されています。

また、アイコニックなサンダーバードや卍の印象は、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージブレスレットです。


ラフで可愛げのある印象と共にアンティーク独特の表情を持ち、ハンドクラフト/工芸品としてナバホジュエリーの歴史も感じられる秀作であり、ツーリストジュエリーのキラーピースです。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
シルバーには多少のクスミや細かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、使用感の少ない良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ S - SM 程度
レディースサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約57.2㎜    正面幅(高さ) 約9.9㎜
内周 約132㎜    開口部 約28㎜
Inside Measurement 5 3/16inch   opening 1 1/8inch

※バングルはサイズ調整可能です。XS~Mサイズの男性、ML~XLサイズの女性であれば多く方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Silver(probably Coin Silver 900)    約12.2g