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JBH004963

【Michael Sockyma】 Hopi Old Overlay Cuff Bracelet c.1970

【Michael Sockyma】 Hopi Old Overlay Cuff Bracelet c.1970
77,000 円(税込)
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【Michael Sockyma】 Hopi Old Overlay Cuff Bracelet  c.1970
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【Hopi】ホピの名工【Michael Sockyma】マイケル・ソッキワイマ(1942-)による作品で、比較的幅があり重厚なバンドをベースに、オーバーレイ技法を用いて『波』モチーフの描かれたシンプルながら迫力のあるビンテージバングルです。

1960年代末頃~1970年代という同作者にとってのキャリア初期に制作されたと思われる作品。オーバーレイ技法によって大胆に紋様が描き出されたバンド(地金)は、現代よりもかなり厚いシルバープレートをカッティングしてオーバーレイされており、厚く重いバングルに仕上げられています。このようなディテールはカッティングに大変な手間がかかり、古いオーバーレイ作品の特徴といえるディテールとなっています。また、ハンマーワークによって全体に柔らかなアールがつけられることで、微妙な立体的と曲線・曲面が与えられ、美しい造形美と腕になじむ上質感を感じさせます。このようなディテールは、木(丸太)に彫り込んだ溝に、タガネを使い地金を沿わせるように繊細なハンマーワークによってドーム状の膨らみを作り上げています。高度な技術と手間を必要とするため、現在ホピの作品ではあまり見ることが出来なくなりました。シンプルで素朴な印象となってますが、ホピのトラディショナルなスタイルを守ったデザイン/造形でありながら細部には作者の高い技術やこだわりがうかがえます。
また、『波/Wave』がモチーフとなっていますが、素晴らしいセンスにより有機的な曲線のカッティングにエッジーで現代的な印象が付加されています。またそれは、独特の迫力を持った葛飾北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪裏波を想起させる波の構図の中にホピ族らしい直線が組み込まれ、独特の世界観が表現されています。
裏側には同作者のホールマークである『コーンプラント』と『MS』の文字が刻まれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで、立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、1940年代~1950年代には【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。こちらもそんな黎明期に制作された作品であり、シンプルながら力強くすでに高い完成度を誇っています。


【Michael Sockyma】マイケル・ソッキワイマは、1942年にアリゾナ州ホートビラに生まれ、クラン(ホピ特有の氏族)はCorn/コーン。MitchellとSteven という有名作家二人を兄弟に持っています。ホートビラの名店であり多くのシルバースミスを育てた『Hopi Crafts/ホピクラフト』で学び、1965年頃からそのキャリアをスタートさせたようです。その後1970年代~1990年代にかけて幾つものショーアワードを受賞した名工の一人となっています。
【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァや【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)の影響を感じさせるオーセンティックなオーバーレイを使った作品が多く残されており、特にキャリア中期までの作品では本作のように厚いシルバーと武骨な雰囲気が特徴的です。


【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業されたホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱った工房でありショップです。当時は、シルバーワーク技術指導に巨匠Harry Sakyesvaを招いていました。1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移り、1983年頃まで営業していました。こちらの作者以外にもBernard Dawahoyaや【Emery Holmes Sr】エメリー・ホルムズ等多くの作家が在籍した工房です。


ホピの人々は基本的に農耕民族であり、どこか優し気で日本人にも共通する自然モチーフが図案化されたデザインは、ナチュラルでアーシーな表情を持ち、多くのスタイルに馴染みやすく高い汎用性を持った作品となっています。

オーバーレイ技術黎明期でありながらすでに高い完成度を誇り、オールド作品特有の重厚なシルバーの迫力と、ハンドメイドジュエリーらしい味わいが感じられるバングルとなっています。また現在では、同作のような年代に制作されたオーバーレイジュエリーは数が少なくコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、使用感や細かなキズは見られますが目立ったダメージやリペアの跡などはなく、良好な状態を保っています。
【Hopi】ホピの名工【Michael Sockyma】マイケル・ソッキワイマ(1942-)による作品で、比較的幅があり重厚なバンドをベースに、オーバーレイ技法を用いて『波』モチーフの描かれたシンプルながら迫力のあるビンテージバングルです。

1960年代末頃~1970年代という同作者にとってのキャリア初期に制作されたと思われる作品。オーバーレイ技法によって大胆に紋様が描き出されたバンド(地金)は、現代よりもかなり厚いシルバープレートをカッティングしてオーバーレイされており、厚く重いバングルに仕上げられています。このようなディテールはカッティングに大変な手間がかかり、古いオーバーレイ作品の特徴といえるディテールとなっています。また、ハンマーワークによって全体に柔らかなアールがつけられることで、微妙な立体的と曲線・曲面が与えられ、美しい造形美と腕になじむ上質感を感じさせます。このようなディテールは、木(丸太)に彫り込んだ溝に、タガネを使い地金を沿わせるように繊細なハンマーワークによってドーム状の膨らみを作り上げています。高度な技術と手間を必要とするため、現在ホピの作品ではあまり見ることが出来なくなりました。シンプルで素朴な印象となってますが、ホピのトラディショナルなスタイルを守ったデザイン/造形でありながら細部には作者の高い技術やこだわりがうかがえます。
また、『波/Wave』がモチーフとなっていますが、素晴らしいセンスにより有機的な曲線のカッティングにエッジーで現代的な印象が付加されています。またそれは、独特の迫力を持った葛飾北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪裏波を想起させる波の構図の中にホピ族らしい直線が組み込まれ、独特の世界観が表現されています。
裏側には同作者のホールマークである『コーンプラント』と『MS』の文字が刻まれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで、立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、1940年代~1950年代には【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。こちらもそんな黎明期に制作された作品であり、シンプルながら力強くすでに高い完成度を誇っています。


【Michael Sockyma】マイケル・ソッキワイマは、1942年にアリゾナ州ホートビラに生まれ、クラン(ホピ特有の氏族)はCorn/コーン。MitchellとSteven という有名作家二人を兄弟に持っています。ホートビラの名店であり多くのシルバースミスを育てた『Hopi Crafts/ホピクラフト』で学び、1965年頃からそのキャリアをスタートさせたようです。その後1970年代~1990年代にかけて幾つものショーアワードを受賞した名工の一人となっています。
【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァや【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)の影響を感じさせるオーセンティックなオーバーレイを使った作品が多く残されており、特にキャリア中期までの作品では本作のように厚いシルバーと武骨な雰囲気が特徴的です。


【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業されたホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱った工房でありショップです。当時は、シルバーワーク技術指導に巨匠Harry Sakyesvaを招いていました。1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移り、1983年頃まで営業していました。こちらの作者以外にもBernard Dawahoyaや【Emery Holmes Sr】エメリー・ホルムズ等多くの作家が在籍した工房です。


ホピの人々は基本的に農耕民族であり、どこか優し気で日本人にも共通する自然モチーフが図案化されたデザインは、ナチュラルでアーシーな表情を持ち、多くのスタイルに馴染みやすく高い汎用性を持った作品となっています。

オーバーレイ技術黎明期でありながらすでに高い完成度を誇り、オールド作品特有の重厚なシルバーの迫力と、ハンドメイドジュエリーらしい味わいが感じられるバングルとなっています。また現在では、同作のような年代に制作されたオーバーレイジュエリーは数が少なくコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、使用感や細かなキズは見られますが目立ったダメージやリペアの跡などはなく、良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約62.6㎜    正面幅(高さ) 約18.4㎜
内周 約145㎜    開口部 約31㎜
Inside Measurement 5 11/16inch   opening 1 1/4inch 

※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver
        約44.8g