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JNH014162

Vtg Hopi Water Serpent Overlay Naja Pendant Necklace c.1970~

Vtg Hopi Water Serpent Overlay Naja Pendant Necklace c.1970~
57,800 円(税込)
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【Hopi】ホピのビンテージジュエリー、オーバーレイ技法によってウォーターサーペントが描き出された作品。ホピジュエリーでは珍しいナジャのシェイプに造形されたトップのビンテージネックレス/ペンダントです。

裏側にはホールマークが確認でき、モチーフのデザイン/造形やシルバーワークの細部からは、ホピクラフトに所属していた【Stephen Hyson Naseyoma】スティーブン・ハイソン・ナセヨウマの作品と推測されますが、資料に残されている同作者のホールマークとは少し相違があり、正確な作者や制作された時期の特定は困難となっています。

現代のオーバーレイ作品に比べ、カッティングされているシルバープレートが分厚く、ベースとなる下地のシルバープレートが薄いオーバーレイや、立体的なアールが強く施されているディテール等からは、1960年代末頃~1980年代前半頃に作られた作品と推測されます。
特徴的なデザインは、ナジャのシェイプにカッティングされたベースに口から水を吐き出す【Water Serpent】ウォーターサーペントモチーフがオーバーレイ技法によって描き出されています。また、先端部分にはベアポーのデザインが施されており、ホピジュエリーの伝統的な技術で構成された作品ながら独創的でオリジナリティを持った作品となっています。さらに、中央部分にはスクエアカットされたターコイズがインレイのような仕上げでマウントされており、洗練されたデザイン/造形のナジャシェイプに、さらなるモダンで完成された印象された印象が与えられています。
また、ハンマーワークによって生み出されている立体的で美しい曲線・曲面は、木(丸太)に彫り込んだ溝に、タガネを使い地金を沿わせるように繊細なハンマーワークによってドーム状の膨らみを作り上げています。特に本作では、厚いシルバーに強いアールをつけるため、強いハンマーワークの跡(槌目/Hammered mark)が裏面に残っています。ホピジュエリーにおいて、このような特徴を持った作品は他に例がなく、とても特殊で高度な技術を想起させます。また、立体的なアールをつけるディテール自体が現在ホピの作品ではあまり見ることが出来なくなりました。

セットされたターコイズは、鉱山をはっきりと特定することが出来ませんが、色相やマトリックスの特徴からは【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズと推測されます。柔らかなブルーグリーンのグラデーションをベースとしていますが、複雑なマトリックスの表情とかなりの硬度を感じさせる艶と照りを持ったターコイズです。ホピジュエリーの質感に大変素晴らしい相性を見せ、高いクオリティーを感じさせるターコイズです。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァや同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【Water Serpent】ウォーターサーペントは、架空の「大蛇」で、ホピ族にとってとても重要な存在であり、絵画やジュエリーのモチーフとしても古くから多く登場しています。口から水を吐くことで川や湖を作るとされており、『水』や『豊穣』と共に『多産』や『子孫繁栄』を象徴している為、本作のナジャシェイプとも共通する意味合いを持っています。
また南米アステカ文明における、蛇神『ケツァルコアトル』がホピにおけるサーペントの源流になっていると思われます。


【Naja】ナジャは、もともとは馬蹄をもとにしたデザインで、インディアンアートにおいては子宮を表す造形として用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。


【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業されたホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱った工房でありショップです。当時は、シルバーワーク技術指導に巨匠Harry Sakyesvaを招いていました。1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移り、1983年頃まで営業していました。こちらの作者以外にも【Eldon James】エルドン・ジェームス等多くの作家が在籍した工房です。


ホピらしく神獣をモチーフにした柔らかくアーシーなデザインと、ナジャのシェイプ、そして美しく上質感を持つターコイズの組み合わせは、強い独創性を有する造形ですが、作者の突出したセンスにより素晴らしい完成度を持った作品へと昇華されています。

また、スクエアカットターコイズのクラシックな印象や程よいボリューム感、さらに長さを調整可能なレザーレースによって、性別を問わずスタイリングしやすいネックレスとなっており、ナバホやズニの作品とも違和感なくフィットするクリーンな印象のネックレスです。

ホピの人々は基本的に農耕民族であり、どこか優し気で日本人にも共通する自然モチーフが図案化されたデザインは、ナチュラルでアーシーな表情を持ち、現代作品とは少し違ったディテールや仕上げにより、優しく渋い質感を持っています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。極僅かなクスミや細かなキズは見られますが、石を含めとても良いコンディションを保っています。
【Hopi】ホピのビンテージジュエリー、オーバーレイ技法によってウォーターサーペントが描き出された作品。ホピジュエリーでは珍しいナジャのシェイプに造形されたトップのビンテージネックレス/ペンダントです。

裏側にはホールマークが確認でき、モチーフのデザイン/造形やシルバーワークの細部からは、ホピクラフトに所属していた【Stephen Hyson Naseyoma】スティーブン・ハイソン・ナセヨウマの作品と推測されますが、資料に残されている同作者のホールマークとは少し相違があり、正確な作者や制作された時期の特定は困難となっています。

現代のオーバーレイ作品に比べ、カッティングされているシルバープレートが分厚く、ベースとなる下地のシルバープレートが薄いオーバーレイや、立体的なアールが強く施されているディテール等からは、1960年代末頃~1980年代前半頃に作られた作品と推測されます。
特徴的なデザインは、ナジャのシェイプにカッティングされたベースに口から水を吐き出す【Water Serpent】ウォーターサーペントモチーフがオーバーレイ技法によって描き出されています。また、先端部分にはベアポーのデザインが施されており、ホピジュエリーの伝統的な技術で構成された作品ながら独創的でオリジナリティを持った作品となっています。さらに、中央部分にはスクエアカットされたターコイズがインレイのような仕上げでマウントされており、洗練されたデザイン/造形のナジャシェイプに、さらなるモダンで完成された印象された印象が与えられています。
また、ハンマーワークによって生み出されている立体的で美しい曲線・曲面は、木(丸太)に彫り込んだ溝に、タガネを使い地金を沿わせるように繊細なハンマーワークによってドーム状の膨らみを作り上げています。特に本作では、厚いシルバーに強いアールをつけるため、強いハンマーワークの跡(槌目/Hammered mark)が裏面に残っています。ホピジュエリーにおいて、このような特徴を持った作品は他に例がなく、とても特殊で高度な技術を想起させます。また、立体的なアールをつけるディテール自体が現在ホピの作品ではあまり見ることが出来なくなりました。

セットされたターコイズは、鉱山をはっきりと特定することが出来ませんが、色相やマトリックスの特徴からは【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズと推測されます。柔らかなブルーグリーンのグラデーションをベースとしていますが、複雑なマトリックスの表情とかなりの硬度を感じさせる艶と照りを持ったターコイズです。ホピジュエリーの質感に大変素晴らしい相性を見せ、高いクオリティーを感じさせるターコイズです。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァや同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【Water Serpent】ウォーターサーペントは、架空の「大蛇」で、ホピ族にとってとても重要な存在であり、絵画やジュエリーのモチーフとしても古くから多く登場しています。口から水を吐くことで川や湖を作るとされており、『水』や『豊穣』と共に『多産』や『子孫繁栄』を象徴している為、本作のナジャシェイプとも共通する意味合いを持っています。
また南米アステカ文明における、蛇神『ケツァルコアトル』がホピにおけるサーペントの源流になっていると思われます。


【Naja】ナジャは、もともとは馬蹄をもとにしたデザインで、インディアンアートにおいては子宮を表す造形として用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。


【Hopi Crafts】ホピクラフツは、ホートビラ出身の【Emory & Wayne Sekaquaptewa】エモリー&ウェイン セカクアプテワ兄弟によって、1960年に創業されたホピのオーバーレイを用いた作品を専門的に扱った工房でありショップです。当時は、シルバーワーク技術指導に巨匠Harry Sakyesvaを招いていました。1962年にはホピネーション内であるカイコツムービービレッジに移り、1983年頃まで営業していました。こちらの作者以外にも【Eldon James】エルドン・ジェームス等多くの作家が在籍した工房です。


ホピらしく神獣をモチーフにした柔らかくアーシーなデザインと、ナジャのシェイプ、そして美しく上質感を持つターコイズの組み合わせは、強い独創性を有する造形ですが、作者の突出したセンスにより素晴らしい完成度を持った作品へと昇華されています。

また、スクエアカットターコイズのクラシックな印象や程よいボリューム感、さらに長さを調整可能なレザーレースによって、性別を問わずスタイリングしやすいネックレスとなっており、ナバホやズニの作品とも違和感なくフィットするクリーンな印象のネックレスです。

ホピの人々は基本的に農耕民族であり、どこか優し気で日本人にも共通する自然モチーフが図案化されたデザインは、ナチュラルでアーシーな表情を持ち、現代作品とは少し違ったディテールや仕上げにより、優しく渋い質感を持っています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。極僅かなクスミや細かなキズは見られますが、石を含めとても良いコンディションを保っています。
Size

トップ  縦(バチカン含む) 約6.55㎝   横 約5.5㎝  レザーレースは最大で90.0㎝程度

Material

Silver, Turquoise, Leather Lace (Deer Skin)