ITEM CODE:
JRF004656

Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring c.1935~

Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring c.1935~
36,700 円(税込)
36,700 円(税込)
Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
  • Antique Thunderbird Applique Men's Wide Band Ring  c.1935~
【NAVAJO】ナバホの【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる1910年代~1950年代当時に観光客向けに生産されたスーベニアアイテムの一つで、ケトー/ボーガードスタイルとシガーバンドリングを合わせたようなワイドな幅と存在感のあるアンティーク/ビンテージリングです。


【Ketoh】ケトーは【BowGuard】ボーガードとも呼ばれ、もともとは弓を引く時に手首を守るための防具として作られていたもので、現在でも儀式などで使われている伝統的なアイテム。それらの多くはレザーで作られたブレスレットをベースに、プレート状のシルバーを組み合わせて構成した幅の広い手首飾りです。


【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。


本作は上記2つのスタイルの特徴を併せ持つシェイプのリングです。1930年代後半~1950年代頃のピースと思われ、柔らかなカーブを描きフロントの幅が広くなったクラシックなシェイプのシャンクをベースに、センターにはクロスアローのスタンプワークが施された少し可愛い雰囲気のあるサンダーバードがアップリケ/パッチワークされています。さらに全体にスタンプワークが施され、ビンテージインディアンジュエリーらしい表情豊かなリングに仕上がっています。フロント部分がワイドな幅に構成されることで強い存在感を持っていますが、比較的珍しいメンズサイズ(18号程度)であり、デザインとサイズのバランスの良いピースとなっています。また、ほとんどの工程がハンドメイドで仕上げられていますが、一部の工程には機械が用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースです。ただし、その現存数は非常に少なく類似したピースを見つける事の出来ない貴重な物となっています。

裏側には『STERLING』の刻印が刻まれています。これは、銀含有率92.5%の地金「スターリングシルバー」であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。こちらのリングのように1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代後半以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記もほぼ同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー≒925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。

またこちらのようなアイテムは、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストやその傘下の企業で、『IH = Indian Handmade/Handcraft』『SILVER PRODUCTS』『Silver Arrow』の3つのホールマークで知られ、カンザスシティーに存在していた【SILVER PRODUCTS MFG.】シルバープロダクツ マニュファクチャリング等で製造されていましたが、こちらにはショップマークやホールマーク(サイン)は入らず詳細は不明となっています。


モチーフの【Thunderbird】サンダーバードは、インディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表し、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

【Crossed Arrows】クロスアローは、『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


ポップでキャッチーなデザインながら長い経年によって独特な風格を醸し、アーシーでナチュラルな指馴染みの良い雰囲気を作っているようです。可愛いサンダーバードモチーフも、そのアンティークの質感によって大人向けのアイテムに昇華されていると思います。
また、アイコニックなサンダーバードの印象は、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージリングです。

クラシックでバランスの良いシェイプと、ワイドな幅のボリュームによる存在感が特徴的なリング。アンティークインディアンジュエリー独特の味わいが感じられる秀作でありツーリストジュエリーのキラーピースです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーにはクスミや細かなキズ等、少し使用感が見られますが特にダメージはなく良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホの【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる1910年代~1950年代当時に観光客向けに生産されたスーベニアアイテムの一つで、ケトー/ボーガードスタイルとシガーバンドリングを合わせたようなワイドな幅と存在感のあるアンティーク/ビンテージリングです。


【Ketoh】ケトーは【BowGuard】ボーガードとも呼ばれ、もともとは弓を引く時に手首を守るための防具として作られていたもので、現在でも儀式などで使われている伝統的なアイテム。それらの多くはレザーで作られたブレスレットをベースに、プレート状のシルバーを組み合わせて構成した幅の広い手首飾りです。


【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。


本作は上記2つのスタイルの特徴を併せ持つシェイプのリングです。1930年代後半~1950年代頃のピースと思われ、柔らかなカーブを描きフロントの幅が広くなったクラシックなシェイプのシャンクをベースに、センターにはクロスアローのスタンプワークが施された少し可愛い雰囲気のあるサンダーバードがアップリケ/パッチワークされています。さらに全体にスタンプワークが施され、ビンテージインディアンジュエリーらしい表情豊かなリングに仕上がっています。フロント部分がワイドな幅に構成されることで強い存在感を持っていますが、比較的珍しいメンズサイズ(18号程度)であり、デザインとサイズのバランスの良いピースとなっています。また、ほとんどの工程がハンドメイドで仕上げられていますが、一部の工程には機械が用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースです。ただし、その現存数は非常に少なく類似したピースを見つける事の出来ない貴重な物となっています。

裏側には『STERLING』の刻印が刻まれています。これは、銀含有率92.5%の地金「スターリングシルバー」であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。こちらのリングのように1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代後半以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記もほぼ同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー≒925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。

またこちらのようなアイテムは、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストやその傘下の企業で、『IH = Indian Handmade/Handcraft』『SILVER PRODUCTS』『Silver Arrow』の3つのホールマークで知られ、カンザスシティーに存在していた【SILVER PRODUCTS MFG.】シルバープロダクツ マニュファクチャリング等で製造されていましたが、こちらにはショップマークやホールマーク(サイン)は入らず詳細は不明となっています。


モチーフの【Thunderbird】サンダーバードは、インディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表し、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

【Crossed Arrows】クロスアローは、『フレンドシップ』『友情』を象徴しています。


ポップでキャッチーなデザインながら長い経年によって独特な風格を醸し、アーシーでナチュラルな指馴染みの良い雰囲気を作っているようです。可愛いサンダーバードモチーフも、そのアンティークの質感によって大人向けのアイテムに昇華されていると思います。
また、アイコニックなサンダーバードの印象は、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージリングです。

クラシックでバランスの良いシェイプと、ワイドな幅のボリュームによる存在感が特徴的なリング。アンティークインディアンジュエリー独特の味わいが感じられる秀作でありツーリストジュエリーのキラーピースです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーにはクスミや細かなキズ等、少し使用感が見られますが特にダメージはなく良好な状態です。
Size

日本規格 約 18号   円周 約 58.6㎜   us 9
正面幅 約 23.9㎜

Material

Starling Silver