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JBO001632

Kenneth Begay Chiseled Ingot Silver Cuff Bracelet c.1950~

【NAVAJO】ナバホの巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)の作品で、非常にシンプルで洗練されたシルバーワークにより構成され、ケネス・ビゲイを代表する作品の一つと言えるビンテージバングルです。

ナバホの非常に古い造形スタイルを踏襲し、プリミティブな製法を守りながら、Kenneth Begay独特の圧倒的な技術と造形センスにより、美しく構築的な印象に仕上げられた秀逸なピース。
重厚なインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド(地金)は、断面が少しV型になるようハンマーワークによって造形されています。それは、 非常に計算されたハンマーワークによって形作られており、さり気ない立体感と素晴らしい装着感を生み出しています。 さらに、中央にはライン状に細かなチゼルワークが施され、ハンドスタンプによるディテールとは思えない正確で美しい紋様が刻まれています。それは非常に力強く均一な為、まるでスタッズが羅列されているようです。またそれが、シンプルでミニマムな造形にインディアンジュエリー独特の味わいや武骨さを生み出しており、手工芸品として極限まで高められたシルバーワークは、静かに威厳を放ちアートピースとしても魅力的な作品に昇華させています。
Kenneth Begayの作品の中でも最も多くの傑作が見られる1950年代後半~60年代頃のものと思われ、ナバホの伝統的な印象も強く持ちながら、当時モダンスタイルと呼ばれたクリーンでエレガントな存在感も兼ねそろえたバングルです。

このようなデザイン/造形の作品は、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務めた、【The Navajo Arts & Crafts Guild】通称『ナバホギルド』の1940年代頃に作られた作品にも見られKenneth Begayも所属したナバホギルドや代表であるAmbrose Roanhorseの影響を感じさせます。また、それらに比べてさらに洗練された印象を持つのはKenneth Begayが、メキシコに渡ってメキシカンシルバージュエリーについても学んだことが活かされている為と思われます。


【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイは、1913年(又は1914年)にガナードに近いアリゾナ州スティームボードキャニオンで生まれ、子供のころにはブラックスミス(金属(鉄)鍛冶)の技術からそのキャリアをスタートさせたようです。
その後、1930年代初めごろにはニューメキシコ州クリスタルの学校に就学し、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)からシルバースミスとしての技術を教わることになります。
【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイは1896年生まれで、インディアンジュエリーの創始者でありルーツとされるシルバースミス【Atsidi Sani】【Slender Maker of Silver】【Besthlagai-ilth'ini Althts' osigi】を父親と叔父に持つ、とても正統な第二世代の作家で、受け継いだ伝統を守りながら新しい技術/スタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアと言うべき人物です。
さらに前述の通り、ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)からもその技術を学んでおり、上記の二人の作家による影響は1960年代以降のキャリア興隆期のモダンで独自性の強い作品にも感じ取ることが出来ます。

そんな偉大な作家達から基礎を教授され、1930年代末~40年代中ごろまではナバホギルドでAmbrose Roanhorseと共に仕事をし、国立公園内のクラフトショップ、クリオのためにナバホのトラディッショナルスタイルの作品を制作していました。
1946年からは、アリゾナ州フラッグスタッフに移り、従兄である【Allen Kee】アレン・キー(1916-1972)と共に【White Hogan】ホワイト ホーガンに創業から所属し、同ショップを有名店にしてゆく立役者となっていきます。

【White Hogan】ホワイト ホーガンは、1930年代後半に【Fred Wilson's】フレッド・ウィルソンズで働いていた【John Bonnell】がアリゾナ州フラッグスタッフで始めたインディアンクラフトショップで、創業当時からKenneth BegayとAllen Keeの両名とはパートナーシップを持っていました。 1951年には、同州スコッツデールに移転し、有名ショップとなっていきます。 当時の二人が作り上げるジュエリーはシンプルでエレガント、ナバホの武骨で原始的な技術を継承していましたが、非常に新鮮で新しい価値観を持っており、なんと、1950年だけで66本ものアワード受賞リボンを獲得しています。 
そんなセンセーショナルな彼らの活躍によりWhite Hoganが批判の的になることもあったようですが、オーナーであるJohn Bonnellはインディアンシルバースミスをパートナーとして対等に接し、彼らの活躍の礎を築いたようです。

そしてKenneth BegayとAllen Keeは、当時日本に比べるとかなり発達していた書籍/メディアにも取り上げられ、全米で知名度のある作家となっていきます。
その後も二人の作り上げた世界観は、弟の【Johnnie Mike Begay】、従兄にあたる【George Kee】・【Ivan Kee】、Allen Keeの甥【Anthony Kee】、さらには現代作家として活躍する【Edison Cummings】へと引き継がれてゆき、2006年に閉店するまで受け継がれていました。

非常に成熟した技術を持ち、インディアンジュエリーを次のステージに引き上げたKenneth Begayは、『ナバホモダンジュエリーの父』とも呼ばれ、ホピの巨匠【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1991)も尊敬する作家としてその名前を挙げるほどです。
また、後進の育成にも積極的に携わっており、Allen KeeやJohnnie Mike Begay等の親族以外にも多くのシルバースミスを育成したインディアンジュエリー界の偉人です。


こちらのバングルも、そんなKenneth Begayによる質実剛健で力強いナバホのトラディッショナルスタイルを踏襲しながら、非常にクリーンで無駄のないデザインは現代的で洗練された印象を持っています。それにより、ビンテージインディアンジュエリー独特のワイルドな印象と少しフォーマルなスタイルにもフィットするエレガントな質感を併せ持っています。

ミニマムで美しい造形美は過去の巨匠が残した遺産というべきもので、特にこちらの造形は、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイの代表作として書籍にも紹介されていますが、実際にはほとんど現存していない作品であり、歴史的な資料価値も高いハイエンドなピースです。

着用画像はこちら↓
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コンディションも非常に良く、多少のキズや僅かなクスミは見られますが、良好な状態です。


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PRICE:
ask 円(税込)
SIZE:
メンズサイズ M - XL 程度。

内径最大幅 約59.1㎜    正面幅(高さ) 約20.8㎜
内周 約140㎜    開口部 約27㎜
Inside Measurement 5 1/2inch   opening 1 1/16inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。SM以上、XLサイズ以下の男性、XLサイズ以上の女性方であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。
MATERIAL:
Ingot Silver
ORDER:
QUANTITY
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