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JPO028085

Vintage Pueblo/Navajo Casted Katsina Pin w/Turquoise c.1950~

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42,900 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C5-_AM8P0eV/
【PUEBLO】プエブロか【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、おそらくホピ族やズニ族においての精霊であるカチナをモチーフとしたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

正確に特定する事が出来ませんが、バッファローダンサー等が想起されるとても愛らしいデザインの作品となっており、ナバホの精霊【Yei】イェイとは異なったイメージを持った貴重なピースとなっています。


サンドキャスト(砂型鋳物)による成形と思われ、このようなサンドキャストによるシルバーの成形は、インディアンジュエリー創成期からみられる技術の一つであり、その完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれている為、制作年代の判断が難しくなっています。

そのモチーフやスタンプツール(鏨・刻印)の質、シルバーワークの丁寧な仕上げからは、1940年代末~1960年代頃に作られたことが推測可能となっています。


比較的小さなピンブローチですが、キャストによる構築的で立体的な造形が秀逸で、目の部分はターコイズインレイによって表現される事でさり気なくも効果的なアクセントとなっています。

また、スタンプワークによる口のデザインもカチナに可愛い印象だけでなく、背景やキャラクターを想像させるディテールとなっています。


また現在、ナバホの精霊イェイ等をモチーフとしてサンドキャストで成形されたピースは【Francis Jones】フランシス・ジョーンズや【Wilson Begay】ウィルソン・ビゲイ等の作家により現代にも受け継がれていますが、カチナをモチーフとしたサンドキャスト成形の作品を制作するシルバースミスは存在していないかと思われ、ビンテージジュエリーにおいても大変珍しい個体となります。



【katsina/Kachina】カチナ/カチーナは、ホピ族において祖先の神聖な霊魂や全ての自然事象を司る精霊のような存在です。信仰の対象としてだけでなく、ホピ族の精神的な中心であり、価値感や生活様式に至るまでの根幹を成すとても大切な神々です。
現在でも伝統的な宗教儀式の中で数十種のカチナを見ることが出来ますが、その総数は400種以上ともされています。

アリゾナ州フラッグスタッフのサンフランシスコピーク付近の聖なる山やホピの村に点在する泉などの聖地に住むとされ、毎年2月にはホピメサに来訪し、7月までの約半年間、ホピの人々が生活する乾燥した砂漠地帯に恵みの雨をもたらしたり日々の生活を助け、秩序や安寧をもたらすと信じられています。

文字を持たないホピの人々にとっては、儀式においてその伝統的な教訓や精神世界、そして祈りを可視化し後世に伝えるためにも重要な存在になっているようです。


そして、毎年カチナが滞在する間に幾度も行われる儀式/ダンスは、男性がカチナの姿になる仮面儀礼となっています。
それらの仮面儀礼を執行することにより人とカチナは一体となります。カチナは受肉し、雨という天の恵みをもたらし世の平安を祈ります。
そしてまた、依り代となったダンサーの男性にはカチナの超自然的な力が宿ると考えられています。

儀式/ダンスにおいては、チーフカチナやガードカチナ、ランナーカチナやバードカチナ、さらに人間とカチナの中間的なマッドヘッド等の道化役まで、それぞれ多岐にわたる役割を分担しています。

また、多種のカチナはそれぞれに特徴を持っており、具体的な持ち物やモチーフとなる動物のような特徴以外にも、精神世界の神々であるために言葉で表現できない特徴も併せ持っています。
そして、それらを伝承し後世に伝えているのが、ホピの言葉でTihu(ティフー/ティトゥ)と呼ばれるカチナドールです。

ホピ族以外にもズニ族ではコッコと呼ばれる同様の信仰が残っており、他にもラグナ族等、文化的に近い関係にある一部のプエブロ民族では類似した習慣が見られます。
アニミズム思想という意味では、日本の神道や自然崇拝と近い世界観であり、日本人にとって違和感なく理解しやすい信仰や価値観だと思います。

本作の様なカチナをモチーフとしたジュエリー作品やカチナドールはコレクタブルな工芸品、精霊をかたどった人形というだけでなく、ホピ族の継承する思想やメッセージ、祈りを具現化した神聖な化身でもあります。



農耕を主体とした生活を営む民族であるプエブロ作品には、狩猟民族を起源とするナバホジュエリーとは異なった世界観が感じられ、どこかキャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感を帯びた作品が多く存在しています。

それらの遊び心を感じる動物や精霊をメインとしたモチーフの『図案化』には、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることができます。

本作ではホールマーク(作者やショップのサイン)の刻印がなく、正確な作者や背景の特定が出来ませんが、キャッチーで可愛い印象と共にどこかインディアンジュエリーらしくないアーティーで現代的な雰囲気も帯びたピンブローチです。


そして、本作の様なアイコニックなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージピンです。

エスニシティな表情を持ち、アウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやバッグのワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。


ビンテージ工芸品であり、ウェアラブルアートとしても評価できるコレクタブルなキラーピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
シルバーのクスミやハンドメイドによる造形特有の僅かな制作上のムラが見られますが、使用による摩耗やダメージのない良好な状態を保っています。
【PUEBLO】プエブロか【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、おそらくホピ族やズニ族においての精霊であるカチナをモチーフとしたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

正確に特定する事が出来ませんが、バッファローダンサー等が想起されるとても愛らしいデザインの作品となっており、ナバホの精霊【Yei】イェイとは異なったイメージを持った貴重なピースとなっています。


サンドキャスト(砂型鋳物)による成形と思われ、このようなサンドキャストによるシルバーの成形は、インディアンジュエリー創成期からみられる技術の一つであり、その完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれている為、制作年代の判断が難しくなっています。

そのモチーフやスタンプツール(鏨・刻印)の質、シルバーワークの丁寧な仕上げからは、1940年代末~1960年代頃に作られたことが推測可能となっています。


比較的小さなピンブローチですが、キャストによる構築的で立体的な造形が秀逸で、目の部分はターコイズインレイによって表現される事でさり気なくも効果的なアクセントとなっています。

また、スタンプワークによる口のデザインもカチナに可愛い印象だけでなく、背景やキャラクターを想像させるディテールとなっています。


また現在、ナバホの精霊イェイ等をモチーフとしてサンドキャストで成形されたピースは【Francis Jones】フランシス・ジョーンズや【Wilson Begay】ウィルソン・ビゲイ等の作家により現代にも受け継がれていますが、カチナをモチーフとしたサンドキャスト成形の作品を制作するシルバースミスは存在していないかと思われ、ビンテージジュエリーにおいても大変珍しい個体となります。



【katsina/Kachina】カチナ/カチーナは、ホピ族において祖先の神聖な霊魂や全ての自然事象を司る精霊のような存在です。信仰の対象としてだけでなく、ホピ族の精神的な中心であり、価値感や生活様式に至るまでの根幹を成すとても大切な神々です。
現在でも伝統的な宗教儀式の中で数十種のカチナを見ることが出来ますが、その総数は400種以上ともされています。

アリゾナ州フラッグスタッフのサンフランシスコピーク付近の聖なる山やホピの村に点在する泉などの聖地に住むとされ、毎年2月にはホピメサに来訪し、7月までの約半年間、ホピの人々が生活する乾燥した砂漠地帯に恵みの雨をもたらしたり日々の生活を助け、秩序や安寧をもたらすと信じられています。

文字を持たないホピの人々にとっては、儀式においてその伝統的な教訓や精神世界、そして祈りを可視化し後世に伝えるためにも重要な存在になっているようです。


そして、毎年カチナが滞在する間に幾度も行われる儀式/ダンスは、男性がカチナの姿になる仮面儀礼となっています。
それらの仮面儀礼を執行することにより人とカチナは一体となります。カチナは受肉し、雨という天の恵みをもたらし世の平安を祈ります。
そしてまた、依り代となったダンサーの男性にはカチナの超自然的な力が宿ると考えられています。

儀式/ダンスにおいては、チーフカチナやガードカチナ、ランナーカチナやバードカチナ、さらに人間とカチナの中間的なマッドヘッド等の道化役まで、それぞれ多岐にわたる役割を分担しています。

また、多種のカチナはそれぞれに特徴を持っており、具体的な持ち物やモチーフとなる動物のような特徴以外にも、精神世界の神々であるために言葉で表現できない特徴も併せ持っています。
そして、それらを伝承し後世に伝えているのが、ホピの言葉でTihu(ティフー/ティトゥ)と呼ばれるカチナドールです。

ホピ族以外にもズニ族ではコッコと呼ばれる同様の信仰が残っており、他にもラグナ族等、文化的に近い関係にある一部のプエブロ民族では類似した習慣が見られます。
アニミズム思想という意味では、日本の神道や自然崇拝と近い世界観であり、日本人にとって違和感なく理解しやすい信仰や価値観だと思います。

本作の様なカチナをモチーフとしたジュエリー作品やカチナドールはコレクタブルな工芸品、精霊をかたどった人形というだけでなく、ホピ族の継承する思想やメッセージ、祈りを具現化した神聖な化身でもあります。



農耕を主体とした生活を営む民族であるプエブロ作品には、狩猟民族を起源とするナバホジュエリーとは異なった世界観が感じられ、どこかキャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感を帯びた作品が多く存在しています。

それらの遊び心を感じる動物や精霊をメインとしたモチーフの『図案化』には、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることができます。

本作ではホールマーク(作者やショップのサイン)の刻印がなく、正確な作者や背景の特定が出来ませんが、キャッチーで可愛い印象と共にどこかインディアンジュエリーらしくないアーティーで現代的な雰囲気も帯びたピンブローチです。


そして、本作の様なアイコニックなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージピンです。

エスニシティな表情を持ち、アウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやバッグのワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。


ビンテージ工芸品であり、ウェアラブルアートとしても評価できるコレクタブルなキラーピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。
シルバーのクスミやハンドメイドによる造形特有の僅かな制作上のムラが見られますが、使用による摩耗やダメージのない良好な状態を保っています。
Size

縦 約4.6㎝   横 約2.3㎝

Material

Silver, Turquoise