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JBF007693

Atq Navajo 卍 Arrow Stamped Heavy Triangle Wire Cuff c.1920~

Atq Navajo 卍 Arrow Stamped Heavy Triangle Wire Cuff c.1920~
198,000 円(税込)
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Atq Navajo 卍 Arrow Stamped Heavy Triangle Wire Cuff c.1920~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CzWU5Bsv8Ez/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された非常に重厚なトライアングルワイヤー(竜骨型)のバンドのフロント部分にバーストデザインが構成され、【卍】Whirling Log/Nohokos等のスタンプワークが刻まれたアンティーク/ビンテージバングルです。

本作の様なバースト(放射状)デザインは、1920年代以前のナバホジュエリーで多く見られる造形スタイルであり、現代においてもリバイバル作品においてとても人気の高いディテールです。
しかしながら、そのデザインソースとなったアンティークのオリジナル作品は市場に出る事が殆どなくなり、非常に希少な存在となっています。
さらに、本作の様にトライアングルワイヤーをベースに、バーストデザインが施された作品は、他に類を見ない造形であり、次に出会う事の無い唯一無二といえる個体です。


また【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、そんなスーベニアアイテムの中でも初期のピースと思われ、全ての工程がハンドメイドで仕上げられています。
制作工程に機械化や分業化が導入され、量産されたピースではなく、一人の職人が全ての工程を担当し作り上げられた作品です。


1920年代中頃~1930年代初頭頃に作られた作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたトライアングル(竜骨型)ワイヤーは、40g近いずっしりとした重量感を持ち、独特な角度を持ったトライアングル/三角形の断面に成形されています。

それは、材料として市販されているトライアングルワイヤー(コマーシャルワイヤー)にスタンプを施した作品に比べてかなり硬く、太さ以上の重量感と鈍い艶が特徴的です。

このようなトライアングルワイヤーは、とても原始的な技術で構成されています。バー(棒)状のインゴット(銀塊)を作り、それをトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩き込む製法や、ローラーで伸ばしながら成形する製法によって成形しており、パウンティングによる圧力によって金属の密度が高く、硬い仕上げりとなっています。


さらに、そのフロント部分には3種のスタンプツール(鏨・刻印)を用いてバースト状のデザインが施され、その両サイドには卍とアローが組み合わせられたデザインのスタンプが刻まれ、その背景をある程度推測可能としています。
さらに、サイド~ターミナルにかけてもプリミティブな印象の力強いスタンプワークが施され、アンティークナバホジュエリーらしく武骨でエスニシティな魅力を放っています。


トライアングルの内側のエッジや、ターミナル(バングルの端)部分は丸く鞣され、既製のトライアングルワイヤーが使用されていない事、類似した作品が全く発見されていないこと等により、ツーリストジュエリーの中でも非常に古い作品と推測する事が出来ます。

また、卍とアローを合わせた特徴的なスタンプツール(鏨・刻印)により、1923年により創業され多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズインディアントレーディングポストで最初期に制作された可能性が想起されますが、正確な背景や詳細は不明となっています。
分業化・量産化を始める以前に全てハンドメイドによって制作された初期ツーリストジュエリーであり、それによりコインシルバー製である事も推定可能となっています。



卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。

当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。
また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴット独特の硬さとトライアングルのシェイプ、40g近い特別といえる重量を持ったバングル。武骨で粗暴ながら高い完成度を誇り、比較的大きいサイズも特徴的なピースとなっています。

古典的な技術によって形作られながらエッジーでモダンな印象もあり、オーセンティックで美しいデザインは非常に洗練されています。
ナバホのオーセンティックなスタイルとして長く制作されることになるトライアングルワイヤー。その普遍的な造形美は、どんなスタイルにもフィットし、長年にわたってご愛用いただける高い普遍性と汎用性を有しています。

さらに、程よい幅となじみの良い質感は重ね付けにも向いたバングルですが、本作の太さ・ボリューム感は、トライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。


トライアングルワイヤーバングルは、アンティークナバホジュエリーの中でも最も人気の高い造形スタイルの一つでありながら現存数がとても少なく、非常にコレクタブルな作品の一つ。
さらに、本作のデザイン・造形はミュージアム収蔵品に劣らない希少性とスペシャリティを備えた個体となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、全体に細かなキズが見られますが摩耗はあまり無く、使用によるキズと制作中についてしまったキズが混在していると思われます。
その他、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージの無い良い状態を保っています。

【卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された非常に重厚なトライアングルワイヤー(竜骨型)のバンドのフロント部分にバーストデザインが構成され、【卍】Whirling Log/Nohokos等のスタンプワークが刻まれたアンティーク/ビンテージバングルです。

本作の様なバースト(放射状)デザインは、1920年代以前のナバホジュエリーで多く見られる造形スタイルであり、現代においてもリバイバル作品においてとても人気の高いディテールです。
しかしながら、そのデザインソースとなったアンティークのオリジナル作品は市場に出る事が殆どなくなり、非常に希少な存在となっています。
さらに、本作の様にトライアングルワイヤーをベースに、バーストデザインが施された作品は、他に類を見ない造形であり、次に出会う事の無い唯一無二といえる個体です。


また【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、そんなスーベニアアイテムの中でも初期のピースと思われ、全ての工程がハンドメイドで仕上げられています。
制作工程に機械化や分業化が導入され、量産されたピースではなく、一人の職人が全ての工程を担当し作り上げられた作品です。


1920年代中頃~1930年代初頭頃に作られた作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたトライアングル(竜骨型)ワイヤーは、40g近いずっしりとした重量感を持ち、独特な角度を持ったトライアングル/三角形の断面に成形されています。

それは、材料として市販されているトライアングルワイヤー(コマーシャルワイヤー)にスタンプを施した作品に比べてかなり硬く、太さ以上の重量感と鈍い艶が特徴的です。

このようなトライアングルワイヤーは、とても原始的な技術で構成されています。バー(棒)状のインゴット(銀塊)を作り、それをトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩き込む製法や、ローラーで伸ばしながら成形する製法によって成形しており、パウンティングによる圧力によって金属の密度が高く、硬い仕上げりとなっています。


さらに、そのフロント部分には3種のスタンプツール(鏨・刻印)を用いてバースト状のデザインが施され、その両サイドには卍とアローが組み合わせられたデザインのスタンプが刻まれ、その背景をある程度推測可能としています。
さらに、サイド~ターミナルにかけてもプリミティブな印象の力強いスタンプワークが施され、アンティークナバホジュエリーらしく武骨でエスニシティな魅力を放っています。


トライアングルの内側のエッジや、ターミナル(バングルの端)部分は丸く鞣され、既製のトライアングルワイヤーが使用されていない事、類似した作品が全く発見されていないこと等により、ツーリストジュエリーの中でも非常に古い作品と推測する事が出来ます。

また、卍とアローを合わせた特徴的なスタンプツール(鏨・刻印)により、1923年により創業され多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズインディアントレーディングポストで最初期に制作された可能性が想起されますが、正確な背景や詳細は不明となっています。
分業化・量産化を始める以前に全てハンドメイドによって制作された初期ツーリストジュエリーであり、それによりコインシルバー製である事も推定可能となっています。



卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。

当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。
また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴット独特の硬さとトライアングルのシェイプ、40g近い特別といえる重量を持ったバングル。武骨で粗暴ながら高い完成度を誇り、比較的大きいサイズも特徴的なピースとなっています。

古典的な技術によって形作られながらエッジーでモダンな印象もあり、オーセンティックで美しいデザインは非常に洗練されています。
ナバホのオーセンティックなスタイルとして長く制作されることになるトライアングルワイヤー。その普遍的な造形美は、どんなスタイルにもフィットし、長年にわたってご愛用いただける高い普遍性と汎用性を有しています。

さらに、程よい幅となじみの良い質感は重ね付けにも向いたバングルですが、本作の太さ・ボリューム感は、トライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。


トライアングルワイヤーバングルは、アンティークナバホジュエリーの中でも最も人気の高い造形スタイルの一つでありながら現存数がとても少なく、非常にコレクタブルな作品の一つ。
さらに、本作のデザイン・造形はミュージアム収蔵品に劣らない希少性とスペシャリティを備えた個体となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、全体に細かなキズが見られますが摩耗はあまり無く、使用によるキズと制作中についてしまったキズが混在していると思われます。
その他、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージの無い良い状態を保っています。

【卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
Size

メンズサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約65.1㎜    正面幅(高さ) 約7.5㎜
内周 約151㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 5 15/16inch   opening 1 3/16inch 

※バングルはサイズ調整可能です。L~XXLサイズの男性であれば多くの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店で調整後のお渡しが可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver(probably Coin Silver 900)    約39.4g