ITEM CODE:
JPO005902

Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch c.1950~

Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch c.1950~
25,300 円(税込)
25,300 円(税込)
Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
  • Vintage Navajo Casted Yei Shape Silver Pin Brooch  c.1950~
着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CyQWGsuvJyU
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、ナバホの精霊【Yei】イェイをモチーフとしたサンドキャスト成形のビンテージ/アンティークピンブローチです。

長い歴史を持つ製法による、伝統的なモチーフの作品となっていますが、エッジのしっかりとした質の高いシルバーワークと素朴な表情が魅力的な作品となっています。


本作のようなサンドキャスト(砂型鋳物)によるシルバーの成形は、ナバホジュエリー創成期からみられる技術の一つであり、その完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれている為、制作年代の判断が困難な造形スタイルとなっています。
また本作には、ホールマーク(作者や工房のサイン)も刻印されておらず、正確に作者や背景を特定することの不可能な作品です。

ただし、本作の場合には過去に発見されている類似作品や、造形の完成度等から【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』で制作されたものと推測される個体です。


1950年代~1970年代に作られた作品と思われ、シンプルな造形はサンドキャストによる成形で、プリミティブでエスニシティなピースながら、どこかクリーンでモダンな表情が与えられています。

また、本作の様なサンドキャストによる成形技術は、その製法と共にデザインや造形スタイルも長く受け継がれ、残念ながら現在では多くが同一の『型』を使用した作品となってしまいました。

本作では、量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、シンプルなデザインですが作者のオリジナリティーと高い技術力を感じさせ、厚みがありエッジのしっかりとした造り等、細部のディテールに1970年代以前のサンドキャスト作品に多くみられる特徴を持っています。


また現在、こちらのようなイェイやホーンドムーン等、ホピ族やズニ族の精霊カチナとは異なるナバホ族独特の精霊をモチーフとしてサンドキャストで成形されたピースは現代にも受け継がれています。
中でも【Francis Jones】フランシス・ジョーンズや【Wilson Begay】ウィルソン・ビゲイ等が本作に類似した作品を制作しています。



【Yei】や【Yei-be-chai】は、ナバホ独特の精霊・神様で、今も儀式や砂絵で見ることが出来る大変重要な存在です。自然現象を司り、病を治すヒーリング・セレモニー(儀式)ではメディスンマンが床に砂絵で描く図柄がイェイです。

ダンサーであったり卍/スワスティカを描いて登場することもあります。Yei-be-chaiは、イェイの仮面をつけて踊るダンサー(人間)の事を表しています。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。
そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。
1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金クラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。古い年代の伝統技術を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



本作ではホールマークの刻印がなく、正確な作者や制作時期のの特定が出来ませんが、ナバホギルドらしいミニマルな造形と、どこかインディアンジュエリーらしくないアーティーで現代的な雰囲気を帯びたピンブローチです。

当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながら新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりもクリーンで練り上げられた造形美を持っています。
そして現在、それらナバホギルドの残した作品群は、長く受け継がれるスタンダードなアイテムともなっています。


本作もどこかリラックス感を感じさせるイェイモチーフのピンブローチ。キャッチーで可愛い印象とナバホジュエリーの武骨でエスニシティな表情を持ち、ラペルやハット以外にも多くのアイテムに馴染みの良いシンプルな作品です。

また、アイコニックなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージピンです。

ビンテージ工芸品としての味わいを持ちながら、ウェアラブルアートとしても評価できる大変コレクタブルなキラーピースであり、トレジャーハントプライスの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。シルバーのクスミやハンドメイドによる造形特有の僅かな制作上のムラが見られますが、使用による摩耗やダメージのない良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、ナバホの精霊【Yei】イェイをモチーフとしたサンドキャスト成形のビンテージ/アンティークピンブローチです。

長い歴史を持つ製法による、伝統的なモチーフの作品となっていますが、エッジのしっかりとした質の高いシルバーワークと素朴な表情が魅力的な作品となっています。


本作のようなサンドキャスト(砂型鋳物)によるシルバーの成形は、ナバホジュエリー創成期からみられる技術の一つであり、その完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれている為、制作年代の判断が困難な造形スタイルとなっています。
また本作には、ホールマーク(作者や工房のサイン)も刻印されておらず、正確に作者や背景を特定することの不可能な作品です。

ただし、本作の場合には過去に発見されている類似作品や、造形の完成度等から【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』で制作されたものと推測される個体です。


1950年代~1970年代に作られた作品と思われ、シンプルな造形はサンドキャストによる成形で、プリミティブでエスニシティなピースながら、どこかクリーンでモダンな表情が与えられています。

また、本作の様なサンドキャストによる成形技術は、その製法と共にデザインや造形スタイルも長く受け継がれ、残念ながら現在では多くが同一の『型』を使用した作品となってしまいました。

本作では、量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、シンプルなデザインですが作者のオリジナリティーと高い技術力を感じさせ、厚みがありエッジのしっかりとした造り等、細部のディテールに1970年代以前のサンドキャスト作品に多くみられる特徴を持っています。


また現在、こちらのようなイェイやホーンドムーン等、ホピ族やズニ族の精霊カチナとは異なるナバホ族独特の精霊をモチーフとしてサンドキャストで成形されたピースは現代にも受け継がれています。
中でも【Francis Jones】フランシス・ジョーンズや【Wilson Begay】ウィルソン・ビゲイ等が本作に類似した作品を制作しています。



【Yei】や【Yei-be-chai】は、ナバホ独特の精霊・神様で、今も儀式や砂絵で見ることが出来る大変重要な存在です。自然現象を司り、病を治すヒーリング・セレモニー(儀式)ではメディスンマンが床に砂絵で描く図柄がイェイです。

ダンサーであったり卍/スワスティカを描いて登場することもあります。Yei-be-chaiは、イェイの仮面をつけて踊るダンサー(人間)の事を表しています。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。
そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。
1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金クラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。古い年代の伝統技術を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



本作ではホールマークの刻印がなく、正確な作者や制作時期のの特定が出来ませんが、ナバホギルドらしいミニマルな造形と、どこかインディアンジュエリーらしくないアーティーで現代的な雰囲気を帯びたピンブローチです。

当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながら新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりもクリーンで練り上げられた造形美を持っています。
そして現在、それらナバホギルドの残した作品群は、長く受け継がれるスタンダードなアイテムともなっています。


本作もどこかリラックス感を感じさせるイェイモチーフのピンブローチ。キャッチーで可愛い印象とナバホジュエリーの武骨でエスニシティな表情を持ち、ラペルやハット以外にも多くのアイテムに馴染みの良いシンプルな作品です。

また、アイコニックなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージピンです。

ビンテージ工芸品としての味わいを持ちながら、ウェアラブルアートとしても評価できる大変コレクタブルなキラーピースであり、トレジャーハントプライスの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも良好です。シルバーのクスミやハンドメイドによる造形特有の僅かな制作上のムラが見られますが、使用による摩耗やダメージのない良好な状態を保っています。
Size

縦 約4.6㎝   横 約2.9㎝

Material

Silver