【Tenjin Works】&【Tah’Bah TRADERS】のコラボレーションアイテムで、ショルダーポーチやネックレスのように使用する事を可能にする長いストラップを備えた、堅牢でミニマムなカードケースです。
天神ワークスにおいて熟練の技術を持つレザースミス(皮革職人)により、全て手縫いによって美しく、丁寧に製作されたアイテムです。
特徴的な両サイドの厚み(マチ)部分は、レザーを重ねた厚みによって構成されており、フロントのステッチは裏まで糸が通る手縫いでしか実現不可能なディテールとなっています。
シンプルな構造ですが、強いオリジナリティを持ち、サイド部分以外も含め非常に丹念に磨き上げたコバの仕上げには、細部へのこだわりが感じられます。
この様なコバの仕上げは、洗練された表情を演出するだけでなく、カードケースの耐久性も高めています。
またその独特な造りと、巧みにマグネットを仕込んだ心地よい開閉感のフラップが特徴的なカードケース/名刺入れとなっています。
さらに、フラップにはナバホのシルバースミスによって制作されたアンティーク/ビンテージの小さなシェルコンチョが施される事で、さり気なくも効果的なアクセントとなっています。
それらは、ハンドメイドのビンテージコンチョの為それぞれに個性があり、作品に歴史的な重厚感や一点物としての価値を与えています。
そして、上部にはチタン製のキーリングを備えました。これにレザーレースを通すことにより、首や肩に掛けて持ち運ぶことが可能となっており、携帯を避けられない免許証や重要なIDカード、ICカード等を収納する事で、ウォレットに代わる装備品となり得ます。
また、キーリングを外すことでコンパクトでミニマルな名刺入れ/カードケースとして使用する事も可能です。
マテリアルである【栃木レザー】は、国内でも希少なベジタブルタンニン鞣し専門のレザーファクトリー/タンナーで生まれた天神ワークス特注のヌメ革です。
他のヌメの追随を許さないのは、非常に多くのピット槽を用いて長い時間をかけてゆっくりとタンニンを浸透させて鞣す作業に由来しています。
国内最大の約160ものピット槽を有し、細かく分けられた各ピット槽には植物由来のタンニン溶解液が入っており、濃度の薄いタンニン槽から段階 を経て濃度の高い槽へとじっくり約20日間漬け込んでいくそうです。
長い歴史を紡ぎながら開発され、現在も守られている製法。それにより強くて柔らかい最高級のヌメ革が実現しています。
化学物質を使わないこの方法で鞣されると、肌目も細かく芯までタンニン成分が繊維に浸透するため、弾力性と堅牢性のある革となります。
経年変化も非常に美しく、こちらのタンカラーは特に独特な艶を持つ飴色に変化して行きます。
伝統的な製法によって作られたオーセンティックなマテリアルを用い、現代的な需要を満たすことを目的に生まれたアイテムです。
とてもシンプルに仕上がったデザインが、上質なレザーの美しさとビンテージコンチョの存在感を際立たせます。
ハンドメイド特有の重厚で柔らかな表情と重厚感を備え、多くのスタイルにナチュラルに馴染みやすい印象となっています。
さらに、使い込んだ際に美しいエイジングが魅力的に表れ、タイムレスにご愛用頂けるレザーアクセサリーかと思われます。
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※天然素材に由来する個別の特徴や色ムラ、制作上の細かなキズや僅かな個体差等はございます。