ITEM CODE:
JBH006850

Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet c.1950

Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet c.1950
126,500 円(税込)
126,500 円(税込)
Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Hopi Heavy Silver Overlay Cuff Bracelet  c.1950
【Hopi】ホピのビンテージジュエリー、中でもオーバーレイ技法黎明期に作られたと推定されるピースで、作者の明確となっている作品としては、オーバーレイ技法の生みの親でもある【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)や、巨匠【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)によるもの以外では発見されていない特殊な造作によって作り上げられたアンティーク/ビンテージバングルです。
現代のオーバーレイジュエリーとは大きく異なった厚いシルバーがオーバーレイされる事で、カッティングされた文様が深く強い影によって描き出されており、その立体感と奥行きのある造形も素晴らしいブレスレット。シンプルで素朴な表情ながら、実際には非常に特殊な造形を持ち、洗練されたデザインも秀逸な作品となっています。

1950年代以前に作られた作品と思われ、40g近い心地よい重量感も特徴的なバングルです。現代のオーバーレイ作品では類を見ない非常に厚いシルバープレートをカッティングする事で、独特の紋様が描き出されたバンド(地金)は、柔らかなアールがつけられ立体的で美しい曲線・曲面が与えられています。これはおそらくハンマーワークや中空構造(ホロースタイル)ではなく、キャストによってある程度成形されたものを最終的に削り出すことでアールが形成されていると思われます。古いナバホジュエリーでは、ハンマーワークによって同様のアールがつけられた作品は散見されますが、本作は内側がフラットなフォルムとなっており、このようなディテールはホピジュエリーの伝統を形成する上で、非常に重要な役割を担った『GI Bill/GI法』(復員軍人援護法による退役軍人向け教育支援)のクラスで教材として制作された事が推測される作品等、ホピのオーバーレイジュエリー黎明期に作られた作品でのみ発見されており、当時の実験的な試みを含んだディテールかと思われます。
また、現代のオーバーレイ作品に見られるような下地となるシルバーへのテクスチャー(スタンプやエングレイビングによる表面加工)が見られず、シルバーのプレート自体も既製の材料ではなく、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたものと推測されます。

描き出された文様もその正確なモチーフは不明ながら、自然の営みを図案化したであろうシンプルなデザインが大胆に構成された非常に秀逸なデザインとなっています。一見、直線的なデザインに見えますが、直線と曲線の双方を巧みに織り交ぜて左右対称に構成されたカッティングは、その特別厚いシルバー/地金と全体のアール(曲面)によって立体造形物としての特徴も有し、アングルによりその表情を変化させる多面性が与えられています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代に前述のPaul Saufkie/ポール・スフキーによって生み出された技術で、40年代~50年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、Victor Coochwytewa/ヴィクター・クーチュワイテワ等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。


本作の作者もオーバーレイ技術を育み、後世に伝えた人物と推測され、古い作品ですが既にとても高い完成度を誇り、時代を超えて上質で魅力的なブレスレットとなっています。

ホピの人々は基本的に農耕民族であり、どこか優し気で日本人にも共通する美意識を感じさせます。また、それらの多くはやはり日本でも伝統的に受け継がれている『自然』をモチーフに図案化されたデザインであり、それらは構築的な印象も与えますが、ナチュラルでアーシーな表情を持ち多くのアイテムに馴染みやすく性別やスタイルを問わずお使いいただけると思われます。
また本作は、どこかグラフィカルな印象も持ち、ハンドメイドの柔らかな表情と共に、ジュエリーとして品位も有する作品となっています。

プリミティブながら高度な彫金技術により仕上げられ、大変美しくクリーンでアートピースとしても素晴らしい存在感を持ったデザイン/造形のバングル。初期オーバーレイジュエリー特有のクオリティーと味わいを感じることが出来る作品。大きなスペシャリティーを持ったハイエンドなピースであり、大変コレクタブルでトレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミや小キズ、ハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、特に目立ったダメージのない良好なコンディションです。
【Hopi】ホピのビンテージジュエリー、中でもオーバーレイ技法黎明期に作られたと推定されるピースで、作者の明確となっている作品としては、オーバーレイ技法の生みの親でもある【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)や、巨匠【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)によるもの以外では発見されていない特殊な造作によって作り上げられたアンティーク/ビンテージバングルです。
現代のオーバーレイジュエリーとは大きく異なった厚いシルバーがオーバーレイされる事で、カッティングされた文様が深く強い影によって描き出されており、その立体感と奥行きのある造形も素晴らしいブレスレット。シンプルで素朴な表情ながら、実際には非常に特殊な造形を持ち、洗練されたデザインも秀逸な作品となっています。

1950年代以前に作られた作品と思われ、40g近い心地よい重量感も特徴的なバングルです。現代のオーバーレイ作品では類を見ない非常に厚いシルバープレートをカッティングする事で、独特の紋様が描き出されたバンド(地金)は、柔らかなアールがつけられ立体的で美しい曲線・曲面が与えられています。これはおそらくハンマーワークや中空構造(ホロースタイル)ではなく、キャストによってある程度成形されたものを最終的に削り出すことでアールが形成されていると思われます。古いナバホジュエリーでは、ハンマーワークによって同様のアールがつけられた作品は散見されますが、本作は内側がフラットなフォルムとなっており、このようなディテールはホピジュエリーの伝統を形成する上で、非常に重要な役割を担った『GI Bill/GI法』(復員軍人援護法による退役軍人向け教育支援)のクラスで教材として制作された事が推測される作品等、ホピのオーバーレイジュエリー黎明期に作られた作品でのみ発見されており、当時の実験的な試みを含んだディテールかと思われます。
また、現代のオーバーレイ作品に見られるような下地となるシルバーへのテクスチャー(スタンプやエングレイビングによる表面加工)が見られず、シルバーのプレート自体も既製の材料ではなく、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたものと推測されます。

描き出された文様もその正確なモチーフは不明ながら、自然の営みを図案化したであろうシンプルなデザインが大胆に構成された非常に秀逸なデザインとなっています。一見、直線的なデザインに見えますが、直線と曲線の双方を巧みに織り交ぜて左右対称に構成されたカッティングは、その特別厚いシルバー/地金と全体のアール(曲面)によって立体造形物としての特徴も有し、アングルによりその表情を変化させる多面性が与えられています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代に前述のPaul Saufkie/ポール・スフキーによって生み出された技術で、40年代~50年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、Victor Coochwytewa/ヴィクター・クーチュワイテワ等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。


本作の作者もオーバーレイ技術を育み、後世に伝えた人物と推測され、古い作品ですが既にとても高い完成度を誇り、時代を超えて上質で魅力的なブレスレットとなっています。

ホピの人々は基本的に農耕民族であり、どこか優し気で日本人にも共通する美意識を感じさせます。また、それらの多くはやはり日本でも伝統的に受け継がれている『自然』をモチーフに図案化されたデザインであり、それらは構築的な印象も与えますが、ナチュラルでアーシーな表情を持ち多くのアイテムに馴染みやすく性別やスタイルを問わずお使いいただけると思われます。
また本作は、どこかグラフィカルな印象も持ち、ハンドメイドの柔らかな表情と共に、ジュエリーとして品位も有する作品となっています。

プリミティブながら高度な彫金技術により仕上げられ、大変美しくクリーンでアートピースとしても素晴らしい存在感を持ったデザイン/造形のバングル。初期オーバーレイジュエリー特有のクオリティーと味わいを感じることが出来る作品。大きなスペシャリティーを持ったハイエンドなピースであり、大変コレクタブルでトレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミや小キズ、ハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、特に目立ったダメージのない良好なコンディションです。
Size

メンズサイズ S - ML 程度
レディースサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約59.0㎜    正面幅(高さ) 約15.3㎜
内周 約135㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 1 1/8inch

※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以下の男性、MLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Silver
        約38.1g