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JNO074807

Vtg "Navajo Pearl" Beaded Necklace w/Reversible Fobs c.1950~

Vtg "Navajo Pearl" Beaded Necklace w/Reversible Fobs c.1950~
115,500 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、『ナバホパール』とも呼ばれるベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズネックレスに、とても可憐で個性を感じさせるリバーシブル仕様にデザインされた7つのチャームで構成された作品。マウントされたターコイズのクオリティも素晴らしいアンティーク/ビンテージネックレスです。

伝統的な技術によって形作られた作品であり、ホールマーク(作者や工房のサイン)や特徴的なスタンプ等が見られない為、作者や正確な制作年代の特定は困難ですが、造形スタイルや細かなディテール等からは、1940年代末頃~1970年代初頭に作られた作品と推測されます。また、チャームに刻まれたモダンな印象のスタンプワークや細部まで美しいシルバーワーク、上質なターコイズが選ばれている部分からは、ナバホの巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)の作品が想起されます。

ナバホの伝統的なシルバービーズは、現地において『ナバホパール』(ナバホの真珠)や『デザートパール』(砂漠の真珠)等とも呼ばれ、本作の様なサイズの小さいビーズは、大きなサイズよりも制作に高い技術力が必要となり、長いネックレスではありませんが、合計70個にも及ぶビーズによって構成されています。
こちらの様に古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない為、全てのシルバービーズをそろえる為に大変長い時間が費やされていることが判ります。その為、現代では限られた作家しか制作しないアイテムとなっています。本作では完全なハンドメイドのビーズとなっており、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられています。コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。

7つのチャームは、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたフラワーモチーフのシェイプと思われ、流麗で有機的な印象と愛らしい雰囲気を持ったデザインとなっています。また、丁寧なシルバーワークによって形作られており、一つ一つがハンマーワークによって柔らかくもしかっりとしたアール(曲面)が施されています。さらに、地金のシルバーはそれなりの厚みを持っていますが、エッジに向けて薄く造形されることで、花弁を思わせる有機的な造形にリアリティと素晴らしい上質感が与えられています。このような細部も、目立ちませんが非常に効果的なシルバーワークであり、細部まで緻密で繊細にデザインし形作ることのできるとても優秀なシルバースミスによって作られたことを裏付けるディテールとなっています。
またこれらは、片側には美しいターコイズがマウントされ、逆サイドにはモダンでシンプルなスタンプが刻まれたリバーシブル仕様となっています。表裏で同じシルエットを持ちながら全く違った印象のネックレスに仕上げられ、独自性とスペシャリティを備えたハイエンドな作品です。

マウントされたターコイズは、少しマットな質感となっており強い発色の石ではありませんが、ブルーグリーンに強いブラックやブラウンのウェブが入り、複雑な表情を見せるジェムクオリティのターコイズです。
ナンバーエイトやインディアンマウンテンなどでも類似した色相や特徴のターコイズが産出していますが、全体の色相やマトリックスの赤味の強いブラウン等からは、【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズや【Red Mountain Turquoise】レッドマウンテンターコイズが想起されます。産出した鉱山を明確に特定することは出来ませんが、宝石としての価値を有する無添加ナチュラルのジェムクオリティターコイズです。


【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップに今も現存するトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。
若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。また、TOBE TURPEN'Sは古くから多くのシルバースミスの作品を扱うトレーディングポストであり、現在も同様のスタイルを守り続ける有名店ですが、Fred Thompsonの作品以外にショップのホールマークである『TT』の刻印を見ることはありません。それは、同氏が所属アーティストとして特別な存在であったことを推測させます。
1960年代末~1970年代頭頃には、TOBE TURPEN'Sから独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名であり、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。

特別なセンスを感じさせるデザインは非常に強いオリジナリティを有し、ナバホジュエリーの伝統的な技術で作られながら、唯一無二の作品となっています。また、その個性的なデザインを、とても質の高い完全ハンドメイドのシルバーワークがバックアップすることで上質感や品位を失わず、現在でも素晴らしいクオリティを有するネックレスとなっています。

可憐なイメージのフラワーモチーフですが、シルバーにエッジーなスタンプワークで構成された片側は、派手さのないシンプルな印象となっており、武骨でビンテージインディアンジュエリーらしい表情は男性にも向いたデザイン。
長さやボリューム感を含め、性別や季節を問わず多くのスタイルにフィットし、日常の良いアクセントになるアイテム。女性にはエレガントにフィットしますが、男性にもさりげなくお使いいただける汎用性の高いネックレスに仕上げられています。

類似作品を見つけるのが不可能に近い独自性を持った作品であり、とても貴重なキラーピースの一つ。トレジャーハントプライスなネックレスとなっています。

◆女性着用サンプル画像(7枚)はこちら◆

◆男性着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好。全体にシルバーのクスミは見られますが、ターコイズも含めダメージなどは無く良い状態を保っています。クスミについては、専用のクロス等で磨き上げることで、明るいシルバーの色を取り戻すことも可能です。
また、ビーズワイヤー(フォックステイルワイヤー/チェーン)は当店で交換済みとなっております。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、『ナバホパール』とも呼ばれるベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズネックレスに、とても可憐で個性を感じさせるリバーシブル仕様にデザインされた7つのチャームで構成された作品。マウントされたターコイズのクオリティも素晴らしいアンティーク/ビンテージネックレスです。

伝統的な技術によって形作られた作品であり、ホールマーク(作者や工房のサイン)や特徴的なスタンプ等が見られない為、作者や正確な制作年代の特定は困難ですが、造形スタイルや細かなディテール等からは、1940年代末頃~1970年代初頭に作られた作品と推測されます。また、チャームに刻まれたモダンな印象のスタンプワークや細部まで美しいシルバーワーク、上質なターコイズが選ばれている部分からは、ナバホの巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)の作品が想起されます。

ナバホの伝統的なシルバービーズは、現地において『ナバホパール』(ナバホの真珠)や『デザートパール』(砂漠の真珠)等とも呼ばれ、本作の様なサイズの小さいビーズは、大きなサイズよりも制作に高い技術力が必要となり、長いネックレスではありませんが、合計70個にも及ぶビーズによって構成されています。
こちらの様に古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない為、全てのシルバービーズをそろえる為に大変長い時間が費やされていることが判ります。その為、現代では限られた作家しか制作しないアイテムとなっています。本作では完全なハンドメイドのビーズとなっており、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられています。コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。

7つのチャームは、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたフラワーモチーフのシェイプと思われ、流麗で有機的な印象と愛らしい雰囲気を持ったデザインとなっています。また、丁寧なシルバーワークによって形作られており、一つ一つがハンマーワークによって柔らかくもしかっりとしたアール(曲面)が施されています。さらに、地金のシルバーはそれなりの厚みを持っていますが、エッジに向けて薄く造形されることで、花弁を思わせる有機的な造形にリアリティと素晴らしい上質感が与えられています。このような細部も、目立ちませんが非常に効果的なシルバーワークであり、細部まで緻密で繊細にデザインし形作ることのできるとても優秀なシルバースミスによって作られたことを裏付けるディテールとなっています。
またこれらは、片側には美しいターコイズがマウントされ、逆サイドにはモダンでシンプルなスタンプが刻まれたリバーシブル仕様となっています。表裏で同じシルエットを持ちながら全く違った印象のネックレスに仕上げられ、独自性とスペシャリティを備えたハイエンドな作品です。

マウントされたターコイズは、少しマットな質感となっており強い発色の石ではありませんが、ブルーグリーンに強いブラックやブラウンのウェブが入り、複雑な表情を見せるジェムクオリティのターコイズです。
ナンバーエイトやインディアンマウンテンなどでも類似した色相や特徴のターコイズが産出していますが、全体の色相やマトリックスの赤味の強いブラウン等からは、【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズや【Red Mountain Turquoise】レッドマウンテンターコイズが想起されます。産出した鉱山を明確に特定することは出来ませんが、宝石としての価値を有する無添加ナチュラルのジェムクオリティターコイズです。


【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップに今も現存するトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。
若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。また、TOBE TURPEN'Sは古くから多くのシルバースミスの作品を扱うトレーディングポストであり、現在も同様のスタイルを守り続ける有名店ですが、Fred Thompsonの作品以外にショップのホールマークである『TT』の刻印を見ることはありません。それは、同氏が所属アーティストとして特別な存在であったことを推測させます。
1960年代末~1970年代頭頃には、TOBE TURPEN'Sから独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名であり、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。

特別なセンスを感じさせるデザインは非常に強いオリジナリティを有し、ナバホジュエリーの伝統的な技術で作られながら、唯一無二の作品となっています。また、その個性的なデザインを、とても質の高い完全ハンドメイドのシルバーワークがバックアップすることで上質感や品位を失わず、現在でも素晴らしいクオリティを有するネックレスとなっています。

可憐なイメージのフラワーモチーフですが、シルバーにエッジーなスタンプワークで構成された片側は、派手さのないシンプルな印象となっており、武骨でビンテージインディアンジュエリーらしい表情は男性にも向いたデザイン。
長さやボリューム感を含め、性別や季節を問わず多くのスタイルにフィットし、日常の良いアクセントになるアイテム。女性にはエレガントにフィットしますが、男性にもさりげなくお使いいただける汎用性の高いネックレスに仕上げられています。

類似作品を見つけるのが不可能に近い独自性を持った作品であり、とても貴重なキラーピースの一つ。トレジャーハントプライスなネックレスとなっています。

◆女性着用サンプル画像(7枚)はこちら◆

◆男性着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好。全体にシルバーのクスミは見られますが、ターコイズも含めダメージなどは無く良い状態を保っています。クスミについては、専用のクロス等で磨き上げることで、明るいシルバーの色を取り戻すことも可能です。
また、ビーズワイヤー(フォックステイルワイヤー/チェーン)は当店で交換済みとなっております。
Size

チャーム 実寸   縦 約2.8㎝   横 約2.2㎝ 
ネックレス 全長 約49.0㎝程度   シルバービーズの直径 6.2㎜程度

Material

Ingot Silver, Gem Quality Turquoise