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JRO025174

Vtg Navajo Gem Lone Mt.Turquoise Dangle Fob Necklace c.1945~

Vtg Navajo Gem Lone Mt.Turquoise Dangle Fob Necklace c.1945~
187,000 円(税込)
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Vtg Navajo Gem Lone Mt.Turquoise Dangle Fob Necklace c.1945~
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、素晴らしいクオリティーの【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズがメインに構成された作品で、独特なシェイプとダングル(吊り下げ)タイプの造形も特徴的なビンテージネックレスです。

スタンプワーク等の正確な制作時期を推定する判断材料に乏しく、正確に特定するのは困難ですが、造形スタイルや細かなシルバーワークディテール、石のクオリティ等からは、1940年後半頃~1960年代頃に作られた作品と思われます。
また、ホールマーク(作者のサイン)等が入らず、作者を特定することは出来ませんが、ナバホジュエリーの伝統的な技術のみで構成されていながら、作者の高い技術と独創性、造形センスにより、とても美しいバランスに仕上げられており、洗練されたデザインや細部のディテールからは、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)を想起させ、同作者による作品である可能性も考えられる作品となっています。

菱形に近い形をベースに、それに合わせたカットの美しいターコイズがマウントされています。ターコイズのベゼル(覆輪)だけでなく、エッジ部分や両サイドの丸い部分にも単独のスクエアワイヤー(断面が正方形のワイヤー)をを捻ることで作るツイステッドワイヤーが施されています。さらに、エッジ部分には『レインドロップ』とも呼ばれる小さなシルバーボールが羅列されており、サイズの異なったシルバーボールやツイステッドワイヤーにより、とても複雑で奥行きのある表情が与えられています。
また、石の外側はあえて抑えたデザインとなっており、シルバーを黒く燻すことでターコイズの煌めきを強調しており、よく観察すると石のカットに合わせた放射状に細かな線状のテクスチャーが施されています。これらの目立たない部分まで拘り抜かれたディテールからも、作者の卓越したセンスと技術力が伝わる作品です。
そして、その下部にはツイステッドワイヤーの丸環でリンクしたダングルパーツが配されています。珍しい5角形にカットされたターコイズを巧みに生かした造形で、ビンテージインディアンジュエリーらしい表情と繊細なシルバーワークによる高い完成度が感じられます。

また、本作の発見時には新しいチェーンが付属されていましたが、作品の時代背景やクオリティに合わせて、ビンテージのインディアンハンドメイドチェーンに交換しております。
ラウンドシェイプのコマとオーバルシェイプのコマが交互につながれた『ホピチェーン』とも呼ばれるスタイルのチェーンで、このようなチェーンは棒や細い板にシルバーワイヤーをコイル状に巻き付け、それをカットして一コマ一コマを丁寧にロウ付けし、つなぎ合わせることでチェーンにする手の込んだものとなっています。

マウントされたターコイズは、アンティーク作品では非常に貴重なハイグレードの【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズです。古い【Godber/Burnham Turquoise】カドバー/バーナムターコイズでも似た特徴を持った石が産出していますが、本作はLone Mountain Turquoiseと思われます。
深いターコイズブルーに、強いブラックや一部にブラウンも確認できるスパイダーウェブが入ります。とてもワイルドで複雑な景色を見せ、ローンマウンテンらしい深いロイヤルブルーを湛える無添加ナチュラルのターコイズです。長い年月を経ていまだ艶や透明感を失っておらず、今も宝石としてのグレードと変色/劣化のない美しい色彩を湛えています。


【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られ、採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。
【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Mark Chee】マーク・チー等も好んでジュエリーにしたターコイズです。現在ではそのクオリティーと希少性からランダーブルーに次ぐ評価を受けており、こちらのようなサイズもある石はほとんど市場に出てきません。


【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイは1896年ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルにおいて19人と言う大きな家族で育ちました。そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。 そんな恵まれた環境にあったFred Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。
1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年にはシルバースミスとしての仕事を再開し、1931年からはフォートウィンゲートインディアンスクールでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。
そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み重ねていきました。1972年に体調を崩し、73年に娘と共にナバホリザベーションに戻ります。そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。
ナバホの古典技術を、第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家です。やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。 【Kenneth Begay】 ケネス・ビゲイ の師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。


ハイグレードターコイズと伝統的で凝ったシルバーワーク、オリジナリティを持ったデザイン/造形は、独特な世界観と上質感を作り上げており、やはり【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイや同作者に近い人物による作品を推測させます。
また、アンティークインディアンジュエリーらしい「プリミティブで武骨な技術」による「細かく繊細なシルバーワーク」という相反する要素は、どこか現代的でアーティーな魅力を宿しています。

非常に高いセンスを感じさせるシルバーワークと複雑な景色を形成するハイグレードターコイズによって構成されたハイエンドなネックレス。程よいボリューム感は大きなサイズのものよりもさりげなく、強い煌めきを持つターコイズながら自然に馴染みやすい印象を持っています。またその長さによって性別を問わずお使いいただけ、特別なクオリティは長くご愛用いただける印象です。

アンティーク作品ではジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重であり、質の高いターコイズを含め希少価値も高く大変コレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。僅かなシルバーのクスミ等は見られますが、ターコイズも含め艶を保ち素晴らしいコンディションです。ターコイズのマトリックス部分見られる表面の凹凸等は天然石由来の元々の性質です。
チェーンについては当店でビンテージハンドメイドチェーンに交換しています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、素晴らしいクオリティーの【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズがメインに構成された作品で、独特なシェイプとダングル(吊り下げ)タイプの造形も特徴的なビンテージネックレスです。

スタンプワーク等の正確な制作時期を推定する判断材料に乏しく、正確に特定するのは困難ですが、造形スタイルや細かなシルバーワークディテール、石のクオリティ等からは、1940年後半頃~1960年代頃に作られた作品と思われます。
また、ホールマーク(作者のサイン)等が入らず、作者を特定することは出来ませんが、ナバホジュエリーの伝統的な技術のみで構成されていながら、作者の高い技術と独創性、造形センスにより、とても美しいバランスに仕上げられており、洗練されたデザインや細部のディテールからは、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)を想起させ、同作者による作品である可能性も考えられる作品となっています。

菱形に近い形をベースに、それに合わせたカットの美しいターコイズがマウントされています。ターコイズのベゼル(覆輪)だけでなく、エッジ部分や両サイドの丸い部分にも単独のスクエアワイヤー(断面が正方形のワイヤー)をを捻ることで作るツイステッドワイヤーが施されています。さらに、エッジ部分には『レインドロップ』とも呼ばれる小さなシルバーボールが羅列されており、サイズの異なったシルバーボールやツイステッドワイヤーにより、とても複雑で奥行きのある表情が与えられています。
また、石の外側はあえて抑えたデザインとなっており、シルバーを黒く燻すことでターコイズの煌めきを強調しており、よく観察すると石のカットに合わせた放射状に細かな線状のテクスチャーが施されています。これらの目立たない部分まで拘り抜かれたディテールからも、作者の卓越したセンスと技術力が伝わる作品です。
そして、その下部にはツイステッドワイヤーの丸環でリンクしたダングルパーツが配されています。珍しい5角形にカットされたターコイズを巧みに生かした造形で、ビンテージインディアンジュエリーらしい表情と繊細なシルバーワークによる高い完成度が感じられます。

また、本作の発見時には新しいチェーンが付属されていましたが、作品の時代背景やクオリティに合わせて、ビンテージのインディアンハンドメイドチェーンに交換しております。
ラウンドシェイプのコマとオーバルシェイプのコマが交互につながれた『ホピチェーン』とも呼ばれるスタイルのチェーンで、このようなチェーンは棒や細い板にシルバーワイヤーをコイル状に巻き付け、それをカットして一コマ一コマを丁寧にロウ付けし、つなぎ合わせることでチェーンにする手の込んだものとなっています。

マウントされたターコイズは、アンティーク作品では非常に貴重なハイグレードの【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズです。古い【Godber/Burnham Turquoise】カドバー/バーナムターコイズでも似た特徴を持った石が産出していますが、本作はLone Mountain Turquoiseと思われます。
深いターコイズブルーに、強いブラックや一部にブラウンも確認できるスパイダーウェブが入ります。とてもワイルドで複雑な景色を見せ、ローンマウンテンらしい深いロイヤルブルーを湛える無添加ナチュラルのターコイズです。長い年月を経ていまだ艶や透明感を失っておらず、今も宝石としてのグレードと変色/劣化のない美しい色彩を湛えています。


【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られ、採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。
【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Mark Chee】マーク・チー等も好んでジュエリーにしたターコイズです。現在ではそのクオリティーと希少性からランダーブルーに次ぐ評価を受けており、こちらのようなサイズもある石はほとんど市場に出てきません。


【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイは1896年ニューメキシコ州との州境に近いアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、その後ナバホラグでも有名なクリスタルにおいて19人と言う大きな家族で育ちました。そして、ナバホジュエリーの歴史においてその創始者の一人とされる【Slender Maker of Silver】(Peshlakai Atsidi)(1840?-1916)は、Fred Peshlakaiの父親の兄弟で、Fred Peshlakaiにとっては叔父であるとされています。 そんな恵まれた環境にあったFred Peshlakaiは、幼少期からシルバースミスとしての技術を教え込まれ、とても若くして高い技術を身に付けていたと推測されます。
1920年代には父親がシルバースミスを辞めたことから、Fred Peshlakaiもナバホリザベーションを離れ、映画俳優等いくつかの仕事をしていたようですが、1927年にはシルバースミスとしての仕事を再開し、1931年からはフォートウィンゲートインディアンスクールでシルバーワークを教える講師として働く等、精力的に活動するようになります。1935年~37年にかけてはフェニックスにあったインディアンクラフトショップ【Vaugn's Indian Store】のためにジュエリーを制作しました。同時期のVaugn's Indian Storeには、ホピ族の初期に活躍した巨匠【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)等が在籍していました。
そして、1940年にはロサンゼルスのユニオンステーションから近いOlvera Streetでインディアンクラフトショップを開店します。Olvera Streetはリトル東京からも非常に近い場所で、ユニオンステーションを利用する観光客向けに現在でも小さな路面店が並ぶショッピングディストリクトになっています。そこでジュエリーの制作をつづけ、多くのショーでアワードを受賞するなど、さらにそのキャリアを積み重ねていきました。1972年に体調を崩し、73年に娘と共にナバホリザベーションに戻ります。そして1974年12月22日、ギャラップの病院で亡くなりました。
ナバホの古典技術を、第一人者である叔父と父親から学び、それらを守るだけでなく、新しい技術とスタイル、そして次世代の伝統そのものを作り上げたパイオニアであり、アーティストとしての才能も突出した作家です。やはりベースにはナバホのクラシックなスタイルがありますが、それらの技術を使いながらも全く新しい造形や実験的な作品を多く残し、それらは後進の作家や工房に大きな影響を与え、今日ではトラディッショナルな造形と呼ばれている物が多く存在します。 【Kenneth Begay】 ケネス・ビゲイ の師でもあり、現代作家の多くが尊敬するアーティストです。


ハイグレードターコイズと伝統的で凝ったシルバーワーク、オリジナリティを持ったデザイン/造形は、独特な世界観と上質感を作り上げており、やはり【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイや同作者に近い人物による作品を推測させます。
また、アンティークインディアンジュエリーらしい「プリミティブで武骨な技術」による「細かく繊細なシルバーワーク」という相反する要素は、どこか現代的でアーティーな魅力を宿しています。

非常に高いセンスを感じさせるシルバーワークと複雑な景色を形成するハイグレードターコイズによって構成されたハイエンドなネックレス。程よいボリューム感は大きなサイズのものよりもさりげなく、強い煌めきを持つターコイズながら自然に馴染みやすい印象を持っています。またその長さによって性別を問わずお使いいただけ、特別なクオリティは長くご愛用いただける印象です。

アンティーク作品ではジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重であり、質の高いターコイズを含め希少価値も高く大変コレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。僅かなシルバーのクスミ等は見られますが、ターコイズも含め艶を保ち素晴らしいコンディションです。ターコイズのマトリックス部分見られる表面の凹凸等は天然石由来の元々の性質です。
チェーンについては当店でビンテージハンドメイドチェーンに交換しています。
Size

トップ(ダングル部分を含む) 実寸   縦 約6.5㎝   横 約5.05㎝ 
ネックレス 全長 約50.0㎝程度

ターコイズ 上 19.0㎜×14.6㎜  下の石16.5㎜×11.8㎜ 程度

Material

Silver, Gem Quality Lone Mountain Turquoise