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JBE004479

【Ernie Lister】 Navajo Repoused CoinSilver Wide Cuff Bracelet

【NAVAJO】ナバホの偉大な作家、【Ernie Lister】アーニー・リスターの作品で、非常に力強く卓越したハンマーワークによって立体的な造形が形作られた作品。刻印されていませんが、コインシルバー製となるワイドバングルです。

コインシルバー(品位900)のインゴット(銀塊)から成形された重厚なバンド(地金)は、『チゼルワーク』・『バンプアウト』によって非常に彫りが深く奥行きのある立体的な造形となっています。さらに、サイド~ターミナル(両端)にかけてもアーニーらしく力強いスタンプワークが施されており、シンプルかつ大胆で男性的な印象に仕上げられています。
またその粗暴でありながら完成されたシルバーワークと、アーニー独自のデザインワークは、ナバホの伝統的なスタイルを踏襲しながらもどこか新しさを感じさせ、独特の主張とインディアンジュエリー特有のナチュラルな表情を持った作品です。


【Ernie Lister】アーニー・リスターは、当店の名付け親でありナバホのメディスンマンでもあるアーティスト。熟練した技術を持ち、ナバホジュエリーの現代作家を代表する名工であり、非常に正統なナバホ族の銀細工伝統継承者です。
1953年生まれで彼の師は、John Burnsides と言うメディスンマン。 John Burnsides はHusteen Badoway から学び、Husteen Badoway は、Red Left Hand から、そしてRed Left Hand は1800 年代後期から ナバホジュエリーを作り始めたSlender Silver Maker からその技術を受け継いだ人物です。
Slender Silver Makerと言うのはインディアンにおけるシルバースミスの創生期に登場した人物で、文献などで紹介される伝説のような人物であり、あのFred Peshlakaiの叔父にあたります。さらに、アーニーの義弟であり技術を教えた人物として Perry Shortyも有名です。
現在、彼の作品は1910年代までのオールドスタイルで有名ですが、実際はクリエイティブで新しい試みにも精力的で、工房においては素晴らしく革新的な作品も見ることができます。それは、ヒップホッパーをイメージした作品まで存在するほどです。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、割金と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。また、こちらの様に黒くなるのは割金の「鉄」成分が多い為と考えられています。


【Ingot Silver】インゴット(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、シルバーゲージ/プレート(銀板)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。 また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品では『Coin Silver』や『900』の刻印は入りませんが、間違いなくコインシルバー(900)製です。
また、細部にいたるまで原始的な手法により丁寧に仕上げられており、プリミティブな印象も残すアーニーの作品は、アートピースのような威厳を感じさせます。

本作は、アーニー・リスターという作者の特徴を備えながらも構築的でクリーンな造形美を持ち、多くのスタイルにフィットする高い汎用性をを持ったバングルとなっています。また、ワイドな幅とボリューム感はありますがプレーンなシルバーのみで仕上げられている為に派手さはなく、ナバホの伝統的なシルバーワークとしっかりとした造りの良さは、長年にわたってご愛用いただける完成度を持ったハイエンドなピースです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


新品、未使用品。 ハンドメイドによる造形ですので、多少の捻りや制作上のムラが見られます。また一部には僅かなシルバーの重なり・亀裂がみられますが、これらはインゴット製法独特の制作中にできるもので、ご使用により破損につながるものではありません。
PRICE:
275,000 円(税込)
SIZE:
メンズサイズ L - XL 程度。

内径最大幅 約60.1㎜    正面幅(高さ) 約42.7㎜
内周 約151㎜    開口部 約23㎜
Inside Measurement 6inch   opening 15/16inch 

  ※こちらの作品はサイズオーダーをしていただくことも可能です。

※バングルはサイズ調整可能です。Lサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であれば調整によりほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。
MATERIAL:
Coin Silver 900
        約79.8g
ORDER:
QUANTITY
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