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JBO031827

Vintage Navajo Gem Grade #8 Turquoise Cuff Bracelet c.1950~

Vintage Navajo Gem Grade #8 Turquoise Cuff Bracelet c.1950~
165,000 円(税込)
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Vintage Navajo Gem Grade #8 Turquoise Cuff Bracelet  c.1950~
  • Vintage Navajo Gem Grade #8 Turquoise Cuff Bracelet  c.1950~
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【NAVAJO】ナバホのビンテージ作品で、澄んだ水色にブラウンウェブの入る大変素晴らしいナンバーエイトターコイズがセットされたピース。ホールマーク(サイン)が入らない為作者は不明ですが、ナバホの巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)を想起させるデザイン/造形を持ち、質実剛健で高度な技術によるシルバーワークと美しいターコイズにより、存在感のあるアンティーク/ビンテージバングルです。

1950年代~1960年代頃に作られたピースと思われ、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された2本のトライアングルワイヤーと幅のあるフラットワイヤーをバンド/地金にして、3つのターコイズがセットされています。上下のトライアングルワイヤーにはファイルワークによる深い溝が刻み込まれ、バースト状のライン模様によって石のセットされた中央を強調しているようです。また、石のサイドと間には、10個ものシルバーボールが施されており、ターコイズを含めた全体の奥行きを強調しています。さらに、石と石の間にはハーフラウンドワイヤーによる装飾が施されており、少し石を守る役目も担ったディテールと思われます。このようなワイヤーワークは、Fred Thompsonが在籍していた【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペントレーディングポスト(現Perry Null Trading)の古い作品で多くみられ、【Thunderbird Shop】サンダーバードショップを経営したイタリア系の作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)やその教えを受けたキワ(サントドミンゴ)の大巨匠【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)も好んだディテールです。さらに、サイド~ターミナルにかけてはプリミティブな印象のスタンプワークも刻まれており、さりげなくもナバホらしい表情を与え、作品の完成度を高めています。とてもトラディッショナルなスタイルを持つ作品で、伝統的な技術のシルバーワークで構成されていますが、細部に対するこだわりは作り手の大変な技術力と情熱を感じさせ、バンドを構成しているフラットなワイヤーに気づかない程度の丸みを与えており、極僅かにドーム型のシェイプを作っています。これによりトライアングルワイヤーよりも薄いフラットワイヤーにとても効果的な動きと柔らかな印象をもたらしています。
上記のような精巧なディテールとは別に、荒々しくワイルドな部分も見られますが、それもナバホらしく男性的でアメリカの工芸品に共通する『重要な部分に強くこだわる』芯の強さを感じさせます。

セットされたターコイズはおそらく1950年代に産出した石と推測され、美しいオールドナンバーエイトターコイズです。澄んだ鮮やかな水色に少し赤みのあるブラウンウェブが入ります。ナンバーエイトらしい水色とウェブによって複雑な景色が生み出されており、大きな石ではありませんが、強い存在感を持ったターコイズです。今なお非常に高い硬度を感じさせる艶と照りが見られ、現在もナンバーエイト独特の魅力を湛える宝石としての価値を持った無添加ナチュラルのナンバーエイトターコイズです。
また、やはりこちらに類似した色調やマトリックスを持つターコイズは、TOBE TURPEN'S TRADING POST在籍時代のFred Thompson作品に多く見られる特徴と一致しています。


【Number Eight Turquoise】ナンバーエイト鉱山は、ネバダ州の鉱山で1920年代中頃~60年代頃まで採掘されていました。特に1930年代中頃に採掘された石は素晴らしいクオリティーを持っていたとされています。また、採掘されるターコイズの色味や質等は、バリエーションが豊かな鉱山の一つですが、その多くは澄んだ水色を持ち、ハイグレードにグレーディングされるものは北米産ターコイズの中でも最も変色や劣化しにくいとされ、高い硬度を誇っています。
現在はその多くがコレクターや有力なトレーダーに収蔵され、市場に出ること自体が少なくなってしまいました。


【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップのトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。1960年代末~1970年代頭頃には、独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名であり、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。
ナバホのオールドスタイルとハイグレードなターコイズを用いた作品を多く残したことで評価の高いFred Thompsonですが、製作したジュエリーのスタイルは幅が広く、創造性も高かった作家だと思います。また、現代ではトラディショナル/オールドスタイルと呼ばれるようなデザイン/造形のいくつかは氏が生み出した、もしくは確立したスタイルだと推測され、多くの教え子がシルバーワークの技術とともにそれらのデザインスタイルやディテールを受け継いだ結果、氏の制作したスタイル自体がナバホのオールドスタイルと呼ばれるようになったと思われます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品を形作る上下2本のトライアングルワイヤーも『コマーシャルワイヤー』と呼ばれる既製品ではなく、ハンマーワークで成形されたワイヤーであり、中央のフラットワイヤーも同様にハンマーワークやローラーによってインゴットシルバーから成形されていると思われます。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


美しいターコイズと手の込んだシルバーワークが織りなす味わいは、 素晴らしい奥行きを生み出しており、クラシックな印象と上質感をもたらしています。また、ターコイズが羅列されたローワークデザインは男性的な強さを感じさせますが、クラシックで上質感を持つ完成度は、ドレスや少しフォーマルなスタイルにもフィットすると思われ、クラシックなイメージはもちろんビンテージスタイルにも大変馴染の良い表情を持っています。

アンティーク作品ではジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重であり、質の高いターコイズが作り上げる静かで悠然とした存在感は、スタイルのアクセントとしてとても秀逸であり、希少価値も高いハイエンドな作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、古い作品のためシルバーには多少のクスミなどが見られますが、特にダメージはなく良好なコンディションです。ターコイズも石の動きやクラック等のダメージは無く、母石部分には極僅かな凹凸が見られますが現在も艶のあるとても良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージ作品で、澄んだ水色にブラウンウェブの入る大変素晴らしいナンバーエイトターコイズがセットされたピース。ホールマーク(サイン)が入らない為作者は不明ですが、ナバホの巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)を想起させるデザイン/造形を持ち、質実剛健で高度な技術によるシルバーワークと美しいターコイズにより、存在感のあるアンティーク/ビンテージバングルです。

1950年代~1960年代頃に作られたピースと思われ、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された2本のトライアングルワイヤーと幅のあるフラットワイヤーをバンド/地金にして、3つのターコイズがセットされています。上下のトライアングルワイヤーにはファイルワークによる深い溝が刻み込まれ、バースト状のライン模様によって石のセットされた中央を強調しているようです。また、石のサイドと間には、10個ものシルバーボールが施されており、ターコイズを含めた全体の奥行きを強調しています。さらに、石と石の間にはハーフラウンドワイヤーによる装飾が施されており、少し石を守る役目も担ったディテールと思われます。このようなワイヤーワークは、Fred Thompsonが在籍していた【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペントレーディングポスト(現Perry Null Trading)の古い作品で多くみられ、【Thunderbird Shop】サンダーバードショップを経営したイタリア系の作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)やその教えを受けたキワ(サントドミンゴ)の大巨匠【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)も好んだディテールです。さらに、サイド~ターミナルにかけてはプリミティブな印象のスタンプワークも刻まれており、さりげなくもナバホらしい表情を与え、作品の完成度を高めています。とてもトラディッショナルなスタイルを持つ作品で、伝統的な技術のシルバーワークで構成されていますが、細部に対するこだわりは作り手の大変な技術力と情熱を感じさせ、バンドを構成しているフラットなワイヤーに気づかない程度の丸みを与えており、極僅かにドーム型のシェイプを作っています。これによりトライアングルワイヤーよりも薄いフラットワイヤーにとても効果的な動きと柔らかな印象をもたらしています。
上記のような精巧なディテールとは別に、荒々しくワイルドな部分も見られますが、それもナバホらしく男性的でアメリカの工芸品に共通する『重要な部分に強くこだわる』芯の強さを感じさせます。

セットされたターコイズはおそらく1950年代に産出した石と推測され、美しいオールドナンバーエイトターコイズです。澄んだ鮮やかな水色に少し赤みのあるブラウンウェブが入ります。ナンバーエイトらしい水色とウェブによって複雑な景色が生み出されており、大きな石ではありませんが、強い存在感を持ったターコイズです。今なお非常に高い硬度を感じさせる艶と照りが見られ、現在もナンバーエイト独特の魅力を湛える宝石としての価値を持った無添加ナチュラルのナンバーエイトターコイズです。
また、やはりこちらに類似した色調やマトリックスを持つターコイズは、TOBE TURPEN'S TRADING POST在籍時代のFred Thompson作品に多く見られる特徴と一致しています。


【Number Eight Turquoise】ナンバーエイト鉱山は、ネバダ州の鉱山で1920年代中頃~60年代頃まで採掘されていました。特に1930年代中頃に採掘された石は素晴らしいクオリティーを持っていたとされています。また、採掘されるターコイズの色味や質等は、バリエーションが豊かな鉱山の一つですが、その多くは澄んだ水色を持ち、ハイグレードにグレーディングされるものは北米産ターコイズの中でも最も変色や劣化しにくいとされ、高い硬度を誇っています。
現在はその多くがコレクターや有力なトレーダーに収蔵され、市場に出ること自体が少なくなってしまいました。


【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップのトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。1960年代末~1970年代頭頃には、独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名であり、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。
ナバホのオールドスタイルとハイグレードなターコイズを用いた作品を多く残したことで評価の高いFred Thompsonですが、製作したジュエリーのスタイルは幅が広く、創造性も高かった作家だと思います。また、現代ではトラディショナル/オールドスタイルと呼ばれるようなデザイン/造形のいくつかは氏が生み出した、もしくは確立したスタイルだと推測され、多くの教え子がシルバーワークの技術とともにそれらのデザインスタイルやディテールを受け継いだ結果、氏の制作したスタイル自体がナバホのオールドスタイルと呼ばれるようになったと思われます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品を形作る上下2本のトライアングルワイヤーも『コマーシャルワイヤー』と呼ばれる既製品ではなく、ハンマーワークで成形されたワイヤーであり、中央のフラットワイヤーも同様にハンマーワークやローラーによってインゴットシルバーから成形されていると思われます。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


美しいターコイズと手の込んだシルバーワークが織りなす味わいは、 素晴らしい奥行きを生み出しており、クラシックな印象と上質感をもたらしています。また、ターコイズが羅列されたローワークデザインは男性的な強さを感じさせますが、クラシックで上質感を持つ完成度は、ドレスや少しフォーマルなスタイルにもフィットすると思われ、クラシックなイメージはもちろんビンテージスタイルにも大変馴染の良い表情を持っています。

アンティーク作品ではジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重であり、質の高いターコイズが作り上げる静かで悠然とした存在感は、スタイルのアクセントとしてとても秀逸であり、希少価値も高いハイエンドな作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、古い作品のためシルバーには多少のクスミなどが見られますが、特にダメージはなく良好なコンディションです。ターコイズも石の動きやクラック等のダメージは無く、母石部分には極僅かな凹凸が見られますが現在も艶のあるとても良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度。

内径最大幅 約62.3㎜    正面幅(高さ) 約21.3㎜
内周 約136㎜    開口部 約31㎜
Inside Measurement 5 3/8inch   opening 1 1/4inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性、XLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver, Gem Grade Number Eight Turquoise
        約44.4g