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JBF000827

Antique 卍 Whirling Log Stamped Silver Cuff Bracelet c.1920~

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0 円(税込)
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Antique 卍 Whirling Log Stamped Silver Cuff Bracelet  c.1920~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、1920年代後半~30年代頃に作られたと思われる作品で、インゴット(銀塊)から成形されたシルバーベースにセンターとサイドの合計3か所、【卍】Whirling Logのスタンプが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

ツーリストジュエリーと呼ばれる観光客向けに制作された作品と思われますが、全てハンドメイドにより仕上げられ、スタンプ(鏨)のクオリティーやデザインからおそらく【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製の作品ではないかと推測されます。

インゴット(銀塊)から成形されたシルバーは薄く仕上げられていますが、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって作られたシルバーの肌は、とても硬くなめらかで、吸い付くような質感を実現しています。
センターには大きく逆卍のスタンプが施され、サイドにかけてはとても細かな刻み紋様の入るスタンプが配されています。ターミナルには、こちらも完成度が高く美しいアローのスタンプが刻まれており、力強くワイルドなスタンプワークにより武骨でナバホらしいバングルになっています。
また、スタンプワークによる紋様に合わせてエッジがカットされており、プリミティブな技術ながら、手が込んだディテール/シルバーワークによって独自性のあるエッジーなデザインを実現しています。

さらに、おそらくコインシルバーか同程度の品位(純度)のシルバー製のため、黒くなった表情も重厚で、ヘリテイジ感のあるバングルです。


【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきました。有力なトレーディングポストの一つであり、当時とても評判の良いインディアンクラフトショップだったようです。
1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのためにアメリカ政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。
また、パースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房としても知られています。

これらのことから、当店ではガンズクラフトの作品をフレッドハービースタイルに含んでいません。ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムではありますが、BELLやMaisel's、Arrow Noveltyの分業化や量産化を推し進めたメーカーの作品とは区別しています。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


ナバホの古典期からみられる造形の作品ですが、それは現代においてもデザインの独創性や新鮮な印象を失っておらず、素晴らしいセンスを感じさせるデザイン/造形を持ったピースです。

プリミティブでアンティーク独特の雰囲気も持つこちらのバングルは、男性的でワイルドな印象で、普遍的な造形の良さによってあらゆるスタイルによく馴染みます。
史料価値も高く長年にわたってご愛用いただけるピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良好です。シルバーは黒くなっていますが使用感は少なく、特にダメージ等は見られません。
【逆卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数はすくないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、1920年代後半~30年代頃に作られたと思われる作品で、インゴット(銀塊)から成形されたシルバーベースにセンターとサイドの合計3か所、【卍】Whirling Logのスタンプが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

ツーリストジュエリーと呼ばれる観光客向けに制作された作品と思われますが、全てハンドメイドにより仕上げられ、スタンプ(鏨)のクオリティーやデザインからおそらく【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製の作品ではないかと推測されます。

インゴット(銀塊)から成形されたシルバーは薄く仕上げられていますが、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって作られたシルバーの肌は、とても硬くなめらかで、吸い付くような質感を実現しています。
センターには大きく逆卍のスタンプが施され、サイドにかけてはとても細かな刻み紋様の入るスタンプが配されています。ターミナルには、こちらも完成度が高く美しいアローのスタンプが刻まれており、力強くワイルドなスタンプワークにより武骨でナバホらしいバングルになっています。
また、スタンプワークによる紋様に合わせてエッジがカットされており、プリミティブな技術ながら、手が込んだディテール/シルバーワークによって独自性のあるエッジーなデザインを実現しています。

さらに、おそらくコインシルバーか同程度の品位(純度)のシルバー製のため、黒くなった表情も重厚で、ヘリテイジ感のあるバングルです。


【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきました。有力なトレーディングポストの一つであり、当時とても評判の良いインディアンクラフトショップだったようです。
1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのためにアメリカ政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。
また、パースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房としても知られています。

これらのことから、当店ではガンズクラフトの作品をフレッドハービースタイルに含んでいません。ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムではありますが、BELLやMaisel's、Arrow Noveltyの分業化や量産化を推し進めたメーカーの作品とは区別しています。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


ナバホの古典期からみられる造形の作品ですが、それは現代においてもデザインの独創性や新鮮な印象を失っておらず、素晴らしいセンスを感じさせるデザイン/造形を持ったピースです。

プリミティブでアンティーク独特の雰囲気も持つこちらのバングルは、男性的でワイルドな印象で、普遍的な造形の良さによってあらゆるスタイルによく馴染みます。
史料価値も高く長年にわたってご愛用いただけるピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良好です。シルバーは黒くなっていますが使用感は少なく、特にダメージ等は見られません。
【逆卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数はすくないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
Size

メンズサイズ ML - XXL 程度

内径最大幅 約62.3㎜    正面幅(高さ) 約17.3㎜
内周 約145㎜    開口部 約25㎜
Inside Measurement 5 3/4inch   opening 1 inch 

  ※※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。br> ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver (probably Coin Silver 900)