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JPO010924

Vintage Repoused Silver Concho PinBrooch w/Kingman TQ c.1950

Vintage Repoused Silver Concho PinBrooch w/Kingman TQ c.1950
23,900 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの作品と思われ、ホールマークが刻印されていないため作者を特定することはできませんが、【Frank Patania Sr】フランク・パタニア(1899-1964)を想起させるナバホのオールドスタイルと技術をベースにFrank Patania が独自に生み出したクリーンでエレガントな造形を持つアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1950年代~70年代前半頃に作られたピースと思われ、リポウズと言う技法により立体的にアールがつけられたシルバーワークがベースになっています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、シルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせるハンマーワークで成形されています。 さらにこちらの作品では、2段階に造形され、その段差部分には別のパーツとして制作された縄状のシルバーが配されています。こちらのパーツもハンドスタンプとは思えない正確なスタンプワークにより縄目状の紋様が刻み込まれています。このようなシンプルに仕上げられた造形のスタイルは、上記の作家【Frank Patania】によるコンチョベルト等に見られる特徴です。
センターには、高さのあるカボションカットのキングマンターコイズがセットされ、美しく澄んだ水色のターコイズにより非常にシンプルながらビンテージインディアンジュエリーらしい作品に仕上がっています。

こちらのような、ナバホの伝統的な造形や技術を受け継ぎながら1940年代~1950年代当時にモダンスタイルと呼ばれた、洗練された印象を持つ造形/デザインは、Frank PataniaやAmbrose Roanhorseにより生み出されました。
【Frank Patania Sr】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
ニューヨークでジュエラーとしての技術を身に付け、初めて訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。その3年後、1927年にはサンタフェに「サンダーバードショップ」をオープン。当時のアメリカ中西部の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛やインディアンアートの産業化もあり、新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
また、イタリア人でありながら1950年代には、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務める【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドにも協力していたようです。

そして、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、ほかにも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで働いていたようです。彼らはFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる独自の作品を残しました。

こちらの作品もそんなPatania Thunderbird style の代表的なデザインのピースで、ナバホのオールドスタイルをベースにしたコンチョピンブローチですが、どこかクラシックで有機的な造形美を持った作品fです。 Frank Patania本人や息子のFrank Patania Jr、Louis LomayやJoe H. Quintanaも非常に類似したピースを残しています。

上記の作家が制作したコンチョベルトのコンチョをピンブローチとしてリメイクした作品の可能性もありますが、コンチョの足を取った跡は見られず、もともとピンブローチとして作られたピースと思われます。

こちらの作品は、とても良いボリューム感に仕上げられています。また、ピンブローチは多くのスタイルに取り入れやすく、シンプルで普遍的な造形美を持つこちらの作品は、多くのスタイルにおいて良いアクセントになってくれると思います。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③


全体に多少のクスミはありますが良好なコンディションです。裏側に多少の傷が見られる程度で、ターコイズも艶を保ち良い状態です。
【NAVAJO】ナバホの作品と思われ、ホールマークが刻印されていないため作者を特定することはできませんが、【Frank Patania Sr】フランク・パタニア(1899-1964)を想起させるナバホのオールドスタイルと技術をベースにFrank Patania が独自に生み出したクリーンでエレガントな造形を持つアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1950年代~70年代前半頃に作られたピースと思われ、リポウズと言う技法により立体的にアールがつけられたシルバーワークがベースになっています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、シルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせるハンマーワークで成形されています。 さらにこちらの作品では、2段階に造形され、その段差部分には別のパーツとして制作された縄状のシルバーが配されています。こちらのパーツもハンドスタンプとは思えない正確なスタンプワークにより縄目状の紋様が刻み込まれています。このようなシンプルに仕上げられた造形のスタイルは、上記の作家【Frank Patania】によるコンチョベルト等に見られる特徴です。
センターには、高さのあるカボションカットのキングマンターコイズがセットされ、美しく澄んだ水色のターコイズにより非常にシンプルながらビンテージインディアンジュエリーらしい作品に仕上がっています。

こちらのような、ナバホの伝統的な造形や技術を受け継ぎながら1940年代~1950年代当時にモダンスタイルと呼ばれた、洗練された印象を持つ造形/デザインは、Frank PataniaやAmbrose Roanhorseにより生み出されました。
【Frank Patania Sr】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
ニューヨークでジュエラーとしての技術を身に付け、初めて訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。その3年後、1927年にはサンタフェに「サンダーバードショップ」をオープン。当時のアメリカ中西部の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛やインディアンアートの産業化もあり、新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
また、イタリア人でありながら1950年代には、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務める【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドにも協力していたようです。

そして、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、ほかにも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで働いていたようです。彼らはFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる独自の作品を残しました。

こちらの作品もそんなPatania Thunderbird style の代表的なデザインのピースで、ナバホのオールドスタイルをベースにしたコンチョピンブローチですが、どこかクラシックで有機的な造形美を持った作品fです。 Frank Patania本人や息子のFrank Patania Jr、Louis LomayやJoe H. Quintanaも非常に類似したピースを残しています。

上記の作家が制作したコンチョベルトのコンチョをピンブローチとしてリメイクした作品の可能性もありますが、コンチョの足を取った跡は見られず、もともとピンブローチとして作られたピースと思われます。

こちらの作品は、とても良いボリューム感に仕上げられています。また、ピンブローチは多くのスタイルに取り入れやすく、シンプルで普遍的な造形美を持つこちらの作品は、多くのスタイルにおいて良いアクセントになってくれると思います。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③


全体に多少のクスミはありますが良好なコンディションです。裏側に多少の傷が見られる程度で、ターコイズも艶を保ち良い状態です。
Size

縦 約3.7㎝   横 約5.0㎝ 

Material

Silver, Turquoise