ITEM CODE:
JBH0010026

【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960

【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
0HOLD 円(税込)
0HOLD 円(税込)
【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
  • 【Charles Loloma】Hopi Tufa-cast and Filed Silver Cuff c.1960
着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/DQWzBU6AYxI/
【Hopi】ホピの偉大なアーティストである【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1992)の初期作品。同作者を代表する【Tufa Cast】トゥーファキャストによって成形され、リストに着用時にはもちろん、着用しなくてもその美しさを堪能する事が可能な高い芸術品と創造性を誇るアンティーク/ビンテージバングルです。

内側にはトゥーファストーンに彫刻する事で描き出されたホールマーク(作者や工房のサイン)が確認でき、同作者の作品の中でも珍しいタイプのホールマークであり、キャリア初期に短期間のみ使用されたホールマークとなっています。


1950年代末頃~1960年代前半頃の作品であり、1955年頃からジュエリーの製作を始めたとされる同作者のキャリアの中でも初期のジュエリー作品となります。

キャリア後半には、ジュエリーの実質的な制作を弟子でもある姪達に任せていましたが、本作は間違いなくCharles Loloma本人の手によってハンドメイドされた作品です。


トゥーファキャスト(石型鋳物)によって、大きく『V』型の躍動的でリッチなシェイプのバンドが成形されています。

そして、その中央部分には立体的な凹ラインが作られており、その部分のみトゥーファキャスト独特の質感(トゥーファストーンの肌)を残し、その上下部分をハイポリッシュ(鏡面仕上げ)とする事でテクスチャーのコントラストが素晴らしく、アーシーでCharles Lolomaの代表的な造形スタイルであり、同氏の美意識や価値観が凝縮されたディテールとなっています。

またそのフォルムも特徴的で、シンプルな造形ながら複雑にその太さや厚みが変化し、左右が非対称なだけでなく動物の骨やアーティファクトを想起させる神秘的な立体造形となっています。


さらに、上下のエッジにまで及ぶ立体的なライン模様がファイルワークと呼ばれるヤスリで削る技術によって刻み込まれており、有機的なバンドの造形に反して、未来の工業製品を思わせるような印象が付加されています。


古典期からの伝統を守るナバホジュエリーとも共通した技術・技法を踏襲しながら、コンテンポラリーアートや芸術にまで高められた民芸品の様な美しさや完成度を誇るブレスレットとなっています。
無駄のないデザインは、無機質で緊張感のある表情も生み出していますが、それと同時に作者の熱量や信念というヒューマニティーも宿しているようにさえ感じられます。



【Tufa Cast】トゥーファキャストとは、 トゥーファストーンという石を使用したナバホ族の伝統的な鋳造製法です。
インディアンジュエリーにおける『キャスト』は、このトゥーファキャストを原点としています。

サンドキャスト(砂型鋳物)もナバホジュエリーにおける代表的な技術となっていますが、インディアンジュエリーにおけるサンドキャストはトゥーファキャストの副産物として生み出された技術です。

材料となるのはトゥーファ鉱山より採掘される軽石のようなとても柔らかい石(トゥーファストーン)で、これをデザインに合わせて削ることによって作品の型を制作します。

2枚用意されたトゥーファの片方にデザインを彫刻し、2枚合わせたトゥーファの溝にシルバーを流し込んで鋳造します。
量産には向かず、多くが一点物の作品になり手間もかかるため、多くのアーティストが扱う技術ではありません。


サンドキャストについては、トゥーファストーンを削った時に生まれる粉末をオイルと混ぜることで粘土状にし、トゥーファキャストによって制作した鉛による『金型』を粘土状の砂型に押し付ける事でシルバーを流し込む窪みを作ります。

複製の難しいトゥーファキャストと異なり、金型による複製画可能なサンドキャストもトゥーファキャストと並行して受け継がれていますが、古い作品におけるトゥーファキャストとサンドキャストは、表面の研磨によって差異が無くなってしまうため、多くの作品においてどちらによる成形か判別困難となっています。


また現在、トゥーファキャストの最大の特徴となっているのは、シルバーに映し出される石の質感を、そのまま活かす仕上げです。
大地の自然な表情を切り取ったような独特の質感が表現され、その様な仕上げは本作の作者である【Charles Loloma】チャールズ・ロロマが発展させ、インディアンジュエリーの一つの表現方法として周知された手法です。

そこに現れるシルバーの表情はとても荘厳で自然に溶け込むような雰囲気を持っています。



【Charles Loloma】チャールズ・ロロマは、インディアンジュエラーとしてアーティスト/芸術家と成り、成功を収めた最初の人物であり、その偉業は語りつくせないほどに輝かしく幾層にも及んでいます。

1921年にアリゾナ州ホートビラ近くの生まれで、オライビのホピハイスクールに通いながら、多くの傑作を残したアーティスト【Fred Kabotie】フレッド・カボティ(1900-1986)の下で働いていました。そうして10代のころから偉大なアーティストの仕事を間近に体感し、壁画をはじめとする絵画作品を残しました。

その後1941年~1945年までは陸軍に所属。退役後にはイラストや壁画制作を再開しますが、1949年~1951年頃はジョン・ヘイ・ホイットニー財団からの研究奨学金を得て陶芸の研究をしています。
そして1954年にはアリゾナ州スコッツデールに陶芸店を開業するに至っており、ジュエリー制作を始めたのは1955年頃とされています。

1950年代末頃からは、インディアンスクールにおいて芸術家を育てる教育者としての活動とジュエリー制作を並行して行い、1963年のパリで開催した個展を大成功させています。

それ以降、世界的にアーティストとして認知され、リンドン・ジョンソン大統領から外交ギフト用のジュエリーをオーダーされるほどにアメリカ独自の芸術として国内外から高く評価されるようになります。
そして、日本を含む世界中の国々を旅して自然や文化、異国の芸術から多くの刺激を受け続けました。

本作の様な初期作品では、陶芸家としての活動をフィードバックしたようなトゥーファキャストをメインとした作品を多く制作しており、シルバーやゴールドに新しい表情を与えた作品を残しています。
そこから『インナージェム』と呼ばれる、外からはほとんど見えないジュエリーの内側に石をセットする新しい価値観を生み出したり、それまでインディアンジュエリーには用いられていなかったラピスラズリや黒檀などのマテリアルを取り込んでいきました。

そのような全く新しいスタイルを持った作品は、同じインディアンシルバースミスから我々の持つ美意識ではない、と批判されることもありましたが、それ以上に若い世代からの支持を集め、Charles Lolomaの生み出した造形スタイルの多くは後進のインディアンジュエラーに受け継がれ、現在ではオーセンティックな造形となっている技術やスタイルが数多く存在します。

1950年代頃のアメリカ政府はアメリカ独自の芸術を生み育てることに注力しており、その動きの中で成功したアーティストの一人です。しかしながら、その芸術性や完成度は他の追随を許さない素晴らしいものでした。
ヨーロッパでの成功も単にアメリカ原住民による新しい価値観というだけでなく、そこに独自性と唯一無二の美しさ、そして緻密な計算と卓越した技術力による作品としての完成度と完璧な調和が実現されていた為に、掴むことが出来た成功でした。

前述の通り、現在でもナバホのベテラン作家【Wes Willie】ウェス・ウィリーや同じくナバホの【Edison Cummings】エディソン・カミングスなど突出した技術力を誇る作家たちがロロマスタイルを受け継いだ作品を制作していますが、その完成度が並ぶことはあっても未だ超えることは出来ていないように思われます。
姪である【Sonwai】ソンワイ(Verma Nequatewa)は、晩年の制作の多くを担い技術面では全く遜色のない制作をされています。

また、非常に大きな成功を収めるに至り、自家用ジェットを所有する等、金銭的にも富豪となりましたが、生まれ育ったホピの土地や文化を晩年まで愛し続けました。自宅にはかぼちゃなどの野菜が実り、トウモロコシを挽いて生活する昔ながらのホピの生活が守られていたそうです。

そして、現在もその評価が上がり続けている代表的なアーティストの一人であり、世界中にコレクターが存在し投機目的の資金も流入するために今後もプライスの高騰が予想されます。



裏側に刻まれている『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代初頭頃には登場していました。
ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。
本作の様に1940年代以前に作られたジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の金属需要が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。

『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が多く使用されています。

Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。



本作は【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ作品の中でもアーカイブとしての史料価値も高い初期の作品であり、すでにその才能やジュエリーにおいて表現しようとした思想や芸術性が感じ取れるブレスレットです。

着用せずにオブジェ/立体造形物として、コレクションして頂く価値を有する作品であり、純粋な芸術作品としても世界的な評価を獲得しています。


手首への装着時には、独特なⅤ型のフォルムが特別な存在感を発揮し、やはりどこかアーティファクトの様な神秘性と幻想的な印象も与えるジュエリー作品です。
着用する際の上下は、着用者が自由に選ぶことが可能ですが、手の甲にV型の部分が来る方向が作者の意図した向きであり、手首へのフィット感も高いように思われます。

細部まで丁寧で完成されたシルバーワークと、初期作品と思えないデザインの洗練度によりアートピース・ウェアラブルアートとしても高く評価される作品に昇華されています。


Charles Lolomaの足跡を体感できる作品であり、ネイティブアメリカンジュエリーの深淵な歴史の中でも大きな飛躍の礎を実感できるピース。本来は本国のミュージアムに収蔵されるべきジュエリー作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
多少のキズやシルバーのクスミ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感は少なくとても良い状態を保っています。
【Hopi】ホピの偉大なアーティストである【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1992)の初期作品。同作者を代表する【Tufa Cast】トゥーファキャストによって成形され、リストに着用時にはもちろん、着用しなくてもその美しさを堪能する事が可能な高い芸術品と創造性を誇るアンティーク/ビンテージバングルです。

内側にはトゥーファストーンに彫刻する事で描き出されたホールマーク(作者や工房のサイン)が確認でき、同作者の作品の中でも珍しいタイプのホールマークであり、キャリア初期に短期間のみ使用されたホールマークとなっています。


1950年代末頃~1960年代前半頃の作品であり、1955年頃からジュエリーの製作を始めたとされる同作者のキャリアの中でも初期のジュエリー作品となります。

キャリア後半には、ジュエリーの実質的な制作を弟子でもある姪達に任せていましたが、本作は間違いなくCharles Loloma本人の手によってハンドメイドされた作品です。


トゥーファキャスト(石型鋳物)によって、大きく『V』型の躍動的でリッチなシェイプのバンドが成形されています。

そして、その中央部分には立体的な凹ラインが作られており、その部分のみトゥーファキャスト独特の質感(トゥーファストーンの肌)を残し、その上下部分をハイポリッシュ(鏡面仕上げ)とする事でテクスチャーのコントラストが素晴らしく、アーシーでCharles Lolomaの代表的な造形スタイルであり、同氏の美意識や価値観が凝縮されたディテールとなっています。

またそのフォルムも特徴的で、シンプルな造形ながら複雑にその太さや厚みが変化し、左右が非対称なだけでなく動物の骨やアーティファクトを想起させる神秘的な立体造形となっています。


さらに、上下のエッジにまで及ぶ立体的なライン模様がファイルワークと呼ばれるヤスリで削る技術によって刻み込まれており、有機的なバンドの造形に反して、未来の工業製品を思わせるような印象が付加されています。


古典期からの伝統を守るナバホジュエリーとも共通した技術・技法を踏襲しながら、コンテンポラリーアートや芸術にまで高められた民芸品の様な美しさや完成度を誇るブレスレットとなっています。
無駄のないデザインは、無機質で緊張感のある表情も生み出していますが、それと同時に作者の熱量や信念というヒューマニティーも宿しているようにさえ感じられます。



【Tufa Cast】トゥーファキャストとは、 トゥーファストーンという石を使用したナバホ族の伝統的な鋳造製法です。
インディアンジュエリーにおける『キャスト』は、このトゥーファキャストを原点としています。

サンドキャスト(砂型鋳物)もナバホジュエリーにおける代表的な技術となっていますが、インディアンジュエリーにおけるサンドキャストはトゥーファキャストの副産物として生み出された技術です。

材料となるのはトゥーファ鉱山より採掘される軽石のようなとても柔らかい石(トゥーファストーン)で、これをデザインに合わせて削ることによって作品の型を制作します。

2枚用意されたトゥーファの片方にデザインを彫刻し、2枚合わせたトゥーファの溝にシルバーを流し込んで鋳造します。
量産には向かず、多くが一点物の作品になり手間もかかるため、多くのアーティストが扱う技術ではありません。


サンドキャストについては、トゥーファストーンを削った時に生まれる粉末をオイルと混ぜることで粘土状にし、トゥーファキャストによって制作した鉛による『金型』を粘土状の砂型に押し付ける事でシルバーを流し込む窪みを作ります。

複製の難しいトゥーファキャストと異なり、金型による複製画可能なサンドキャストもトゥーファキャストと並行して受け継がれていますが、古い作品におけるトゥーファキャストとサンドキャストは、表面の研磨によって差異が無くなってしまうため、多くの作品においてどちらによる成形か判別困難となっています。


また現在、トゥーファキャストの最大の特徴となっているのは、シルバーに映し出される石の質感を、そのまま活かす仕上げです。
大地の自然な表情を切り取ったような独特の質感が表現され、その様な仕上げは本作の作者である【Charles Loloma】チャールズ・ロロマが発展させ、インディアンジュエリーの一つの表現方法として周知された手法です。

そこに現れるシルバーの表情はとても荘厳で自然に溶け込むような雰囲気を持っています。



【Charles Loloma】チャールズ・ロロマは、インディアンジュエラーとしてアーティスト/芸術家と成り、成功を収めた最初の人物であり、その偉業は語りつくせないほどに輝かしく幾層にも及んでいます。

1921年にアリゾナ州ホートビラ近くの生まれで、オライビのホピハイスクールに通いながら、多くの傑作を残したアーティスト【Fred Kabotie】フレッド・カボティ(1900-1986)の下で働いていました。そうして10代のころから偉大なアーティストの仕事を間近に体感し、壁画をはじめとする絵画作品を残しました。

その後1941年~1945年までは陸軍に所属。退役後にはイラストや壁画制作を再開しますが、1949年~1951年頃はジョン・ヘイ・ホイットニー財団からの研究奨学金を得て陶芸の研究をしています。
そして1954年にはアリゾナ州スコッツデールに陶芸店を開業するに至っており、ジュエリー制作を始めたのは1955年頃とされています。

1950年代末頃からは、インディアンスクールにおいて芸術家を育てる教育者としての活動とジュエリー制作を並行して行い、1963年のパリで開催した個展を大成功させています。

それ以降、世界的にアーティストとして認知され、リンドン・ジョンソン大統領から外交ギフト用のジュエリーをオーダーされるほどにアメリカ独自の芸術として国内外から高く評価されるようになります。
そして、日本を含む世界中の国々を旅して自然や文化、異国の芸術から多くの刺激を受け続けました。

本作の様な初期作品では、陶芸家としての活動をフィードバックしたようなトゥーファキャストをメインとした作品を多く制作しており、シルバーやゴールドに新しい表情を与えた作品を残しています。
そこから『インナージェム』と呼ばれる、外からはほとんど見えないジュエリーの内側に石をセットする新しい価値観を生み出したり、それまでインディアンジュエリーには用いられていなかったラピスラズリや黒檀などのマテリアルを取り込んでいきました。

そのような全く新しいスタイルを持った作品は、同じインディアンシルバースミスから我々の持つ美意識ではない、と批判されることもありましたが、それ以上に若い世代からの支持を集め、Charles Lolomaの生み出した造形スタイルの多くは後進のインディアンジュエラーに受け継がれ、現在ではオーセンティックな造形となっている技術やスタイルが数多く存在します。

1950年代頃のアメリカ政府はアメリカ独自の芸術を生み育てることに注力しており、その動きの中で成功したアーティストの一人です。しかしながら、その芸術性や完成度は他の追随を許さない素晴らしいものでした。
ヨーロッパでの成功も単にアメリカ原住民による新しい価値観というだけでなく、そこに独自性と唯一無二の美しさ、そして緻密な計算と卓越した技術力による作品としての完成度と完璧な調和が実現されていた為に、掴むことが出来た成功でした。

前述の通り、現在でもナバホのベテラン作家【Wes Willie】ウェス・ウィリーや同じくナバホの【Edison Cummings】エディソン・カミングスなど突出した技術力を誇る作家たちがロロマスタイルを受け継いだ作品を制作していますが、その完成度が並ぶことはあっても未だ超えることは出来ていないように思われます。
姪である【Sonwai】ソンワイ(Verma Nequatewa)は、晩年の制作の多くを担い技術面では全く遜色のない制作をされています。

また、非常に大きな成功を収めるに至り、自家用ジェットを所有する等、金銭的にも富豪となりましたが、生まれ育ったホピの土地や文化を晩年まで愛し続けました。自宅にはかぼちゃなどの野菜が実り、トウモロコシを挽いて生活する昔ながらのホピの生活が守られていたそうです。

そして、現在もその評価が上がり続けている代表的なアーティストの一人であり、世界中にコレクターが存在し投機目的の資金も流入するために今後もプライスの高騰が予想されます。



裏側に刻まれている『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代初頭頃には登場していました。
ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。
本作の様に1940年代以前に作られたジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の金属需要が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。

『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が多く使用されています。

Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。



本作は【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ作品の中でもアーカイブとしての史料価値も高い初期の作品であり、すでにその才能やジュエリーにおいて表現しようとした思想や芸術性が感じ取れるブレスレットです。

着用せずにオブジェ/立体造形物として、コレクションして頂く価値を有する作品であり、純粋な芸術作品としても世界的な評価を獲得しています。


手首への装着時には、独特なⅤ型のフォルムが特別な存在感を発揮し、やはりどこかアーティファクトの様な神秘性と幻想的な印象も与えるジュエリー作品です。
着用する際の上下は、着用者が自由に選ぶことが可能ですが、手の甲にV型の部分が来る方向が作者の意図した向きであり、手首へのフィット感も高いように思われます。

細部まで丁寧で完成されたシルバーワークと、初期作品と思えないデザインの洗練度によりアートピース・ウェアラブルアートとしても高く評価される作品に昇華されています。


Charles Lolomaの足跡を体感できる作品であり、ネイティブアメリカンジュエリーの深淵な歴史の中でも大きな飛躍の礎を実感できるピース。本来は本国のミュージアムに収蔵されるべきジュエリー作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
多少のキズやシルバーのクスミ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感は少なくとても良い状態を保っています。
Size

レディースサイズ S - M 程度
メンズサイズ XXS - XS 程度

内径最大幅 約54.2㎜    正面幅(高さ) 約21.1㎜
内周 約123㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 4 7/8inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。
本作は、女性のS~MLサイズ、男性のXSサイズ以下の方であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Sterling Silver    約24.1g