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JOF0110033

Atq Navajo 卍 Stamped Silver Letter Opener w/Turquoise c.1930

Atq Navajo 卍 Stamped Silver Letter Opener w/Turquoise c.1930
41,800 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロの職人が多く所属した【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト社で作られた事が推測され、独特なクロスシェイプと【逆卍】Whirling Log等のスタンプワークが特徴的なアンティークレターオープナー/ペーパーナイフです。


1930年代に作られたピースで、インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによってナイフの形状が成形されたアイアンクロスや剣の様なクロスシェイプが大変魅力的です。

中央付近には象徴的に卍のスタンプワークが刻印され、エンド部分にはリポウズ/バンプアウト等と呼ばれるシルバーを叩き出す技術によってスタンプワークのデザインと呼応したドーム状の立体的な凸が作られています。

この様な立体的な造形は、現在多くみられる凸と凹の金型ツールを用いたディテールではなく、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る古い技法によって形作られています。


クロスのセンター部には、高さのあるカットが特徴的なグリーンターコイズがマウントされています。
殆ど全ての工程がハンドメイドで作られていますが、ターコイズを留めるベゼル(覆輪)のみ『ベゼルカップ』と呼ばれる既製のパーツが用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースとなっています。


ハンマーワークを駆使して、刃先までしっかりとした造りとなっていますがあくまでもペーパーナイフですので、手が切れるような切れ味はございません。当時から記念品/スーベニア手工芸品としての意味合いが強いものであったと思われます。


このようなレターオープナー/ペーパーナイフは、インディアン工芸品/彫金作品として古くから作られている伝統的なアイテムの一つであり【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテムとしても多くの作品が作られました。

また、それらは非常に多くのバリエーションが存在し『フラットウェア』と呼ばれる金属製の器やカトラリー、灰皿等と共に多様な作品が作られました。
中にはターコイズがセットされたものやサンダーバードショップで作られた著名作家による作品も残されています。



こちらの個体は、スタンプツール(鏨・刻印)や、当店が過去に取り扱った作品等により1932年創業の【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト社で作られた可能性が高い作品となっていますが、ショップマークやホールマークは入らず明確な詳細は不明となっています。

分業化・量産化を始める以前に殆ど全ての工程がハンドメイドによって制作された1930年代以前の作品であろうと思われ、それによりコインシルバー製である事も推定可能となっています。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。
また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。
また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅や鉄、アルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています)
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が使用されています。

925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバー製のコインを溶かすことで、材料(地金)を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

インディアンジュエリーの歴史では、1900年代初頭にH.H.タンメン社が『800-Fine Silver』(シルバー含有率80.0%)を採用し、1910年代~1940年代初頭までに作られたツーリストジュエリーにおいては、Coin Silver 900が多く採用されました。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストは、ニューメキシコ州アルバカーキーで【Jack T Michelson】ジャック・ミケルソンとその妻により1932年頃に設立されました。また『BELL』の名前は妻である【Jack Mildred】ジャック・ミドルトンの旧姓から名づけられました。

ツーリストジュエリーをメインに非常に多くのアイテムを供給し、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストと並ぶ有名メーカーとして知られていますが、創業からしばらくは、【Ganscraft/Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社と同じ姿勢を持ち、小規模で完全なハンドメイドによってジュエリーの制作を行っていました。

しかし、代表であるJack T Michelsonは機械化することを望み、1940年にニューヨークポストに広告を掲載、そこで求めに応じた人物がツーリストアイテムの歴史上、大変重要な人物である【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンでした。チャケリアンはニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンであり、ツーリストジュエリーの生産・流通に大きな影響を与えた人物です。
そして、彼のコンサルティングにより、すでに機械化に成功していた【Maisel's】マイセルズの生産工程/ビジネスモデルをベースにした機械化とその飛躍に成功しました。

しかしながら、チャケリアンは1956年までBELL社で働いたあと、その後はデンバーの【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社に短期間所属し、そこでは機械生産を止めさせて、伝統的なナバホジュエリー制作への回帰という、BELL社での施策とはまったく逆のことをしており、「伝統的な方法で作られたジュエリーはマシーンメイドのジュエリーとの競争に苦しむべきではない」との自論を持っていたそうです。
当時のタンメン社は業績が酷く悪化していましたが機械化等を行わず、新たにナバホのシルバースミスを雇い入れました。さらに、一部の機械工程にもナバホの職人を雇うことで、「インディアンメイド」の標記を守らせたようです。


チャケリアンの手腕により機械化・量産化に成功したBELL社では、ホールマークが入らないOEM生産も多く行っていたようで、フレッド・ハービーのお店等、サウスウエスト観光各地で取り扱われていました。

また、ナバホスタイルのデザインを多く生産していますが、ズニやプエブロのインディアン達も多く所属し、同じように制作していたようです。

残念ながら1972年には買収され、現存していないカンパニーですが現在でも知名度が高く、ベルトレーディングポストのインディアンジュエリーはアメリカ国内でも大変人気があります。



【卍】鉤十字 (Swastika/スワスティカ)とは・・・
ネイティブアメリカンにおける卍モチーフは【Whirling Log】ワーリングログや【Nohokos】ノホコスと呼ばれ『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』4つの単語における頭文字【L】を組み合わせる事で生み出された幸福を象徴するラッキーシンボルとして長い歴史を持っています。

また世界的にも、サンスクリット語の『幸運』を意味する言葉に由来し、仏教、ヒンドゥー教、オーディン教、さらにキリスト教における十字の一種としても用いられ、神聖なシンボルとして古くから世界中で見られる記号・象徴の一つとなっています。
日本においても家紋や寺社を表す地図記号として現在でも使用され、身近な図案や記号として用いられています。

しかしながら1933年のナチスドイツが出現し、1939年にはアメリカも第二次世界大戦に参戦すると、敵国ドイツ(ナチス)のシンボルであるハーケンクロイツと非常に類似した記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
1941年の新聞記事にも残っていますが、ネイティブアメリカンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関による回収も行われました。

その後、大戦中にも多くの卍を用いた作品が廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
本作はそのような歴史的な受難を乗り越えて現在まで受け継がれてきたピースであり、史料価値を感じる事の出来るビンテージジュエリーとなっています。

また、ネイティブアメリカンの工芸品においては、ジュエリーだけでなくラグやバスケット、ポッテリー等でも重用されていたモチーフですが、卍と逆卍の使い分けは意識されていなかったようで、比較的逆卍が多いようにも感じられますが、卍・逆卍共に区別なく用いられていたと思われます。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



ネイティブアメリカンジュエリー史の中でもツーリストジュエリーという一面を形成する上で大きな役割を果たしたBell社を代表するアイテムの一つであり、ポップなデザインながらビンテージネイティブアメリカンジュエリーの独特な風格も感じさせるアイテムとなっています。


ステーショナリーアイテムですが、ビンテージネイティブアメリカン彫金作品特有のエスニシティな味わいと迫力を持ち、史料価値も高いコレクタブルでレジャーハントプライスなピースの一つです。



コンディションは、シルバーのクスミや細かなキズ、制作上のムラ等がみられますが全体に良好な状態を保っています。

また、ターコイズにはマトリックスロスやクラックがありますが、ガタつき等はなく実用に不安のないコンディションとなっています。
【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロの職人が多く所属した【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト社で作られた事が推測され、独特なクロスシェイプと【逆卍】Whirling Log等のスタンプワークが特徴的なアンティークレターオープナー/ペーパーナイフです。


1930年代に作られたピースで、インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによってナイフの形状が成形されたアイアンクロスや剣の様なクロスシェイプが大変魅力的です。

中央付近には象徴的に卍のスタンプワークが刻印され、エンド部分にはリポウズ/バンプアウト等と呼ばれるシルバーを叩き出す技術によってスタンプワークのデザインと呼応したドーム状の立体的な凸が作られています。

この様な立体的な造形は、現在多くみられる凸と凹の金型ツールを用いたディテールではなく、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る古い技法によって形作られています。


クロスのセンター部には、高さのあるカットが特徴的なグリーンターコイズがマウントされています。
殆ど全ての工程がハンドメイドで作られていますが、ターコイズを留めるベゼル(覆輪)のみ『ベゼルカップ』と呼ばれる既製のパーツが用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースとなっています。


ハンマーワークを駆使して、刃先までしっかりとした造りとなっていますがあくまでもペーパーナイフですので、手が切れるような切れ味はございません。当時から記念品/スーベニア手工芸品としての意味合いが強いものであったと思われます。


このようなレターオープナー/ペーパーナイフは、インディアン工芸品/彫金作品として古くから作られている伝統的なアイテムの一つであり【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテムとしても多くの作品が作られました。

また、それらは非常に多くのバリエーションが存在し『フラットウェア』と呼ばれる金属製の器やカトラリー、灰皿等と共に多様な作品が作られました。
中にはターコイズがセットされたものやサンダーバードショップで作られた著名作家による作品も残されています。



こちらの個体は、スタンプツール(鏨・刻印)や、当店が過去に取り扱った作品等により1932年創業の【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト社で作られた可能性が高い作品となっていますが、ショップマークやホールマークは入らず明確な詳細は不明となっています。

分業化・量産化を始める以前に殆ど全ての工程がハンドメイドによって制作された1930年代以前の作品であろうと思われ、それによりコインシルバー製である事も推定可能となっています。



【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。
また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。

同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。
また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅や鉄、アルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています)
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が使用されています。

925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバー製のコインを溶かすことで、材料(地金)を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。

インディアンジュエリーの歴史では、1900年代初頭にH.H.タンメン社が『800-Fine Silver』(シルバー含有率80.0%)を採用し、1910年代~1940年代初頭までに作られたツーリストジュエリーにおいては、Coin Silver 900が多く採用されました。

シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。

さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。



【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストは、ニューメキシコ州アルバカーキーで【Jack T Michelson】ジャック・ミケルソンとその妻により1932年頃に設立されました。また『BELL』の名前は妻である【Jack Mildred】ジャック・ミドルトンの旧姓から名づけられました。

ツーリストジュエリーをメインに非常に多くのアイテムを供給し、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストと並ぶ有名メーカーとして知られていますが、創業からしばらくは、【Ganscraft/Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社と同じ姿勢を持ち、小規模で完全なハンドメイドによってジュエリーの制作を行っていました。

しかし、代表であるJack T Michelsonは機械化することを望み、1940年にニューヨークポストに広告を掲載、そこで求めに応じた人物がツーリストアイテムの歴史上、大変重要な人物である【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンでした。チャケリアンはニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンであり、ツーリストジュエリーの生産・流通に大きな影響を与えた人物です。
そして、彼のコンサルティングにより、すでに機械化に成功していた【Maisel's】マイセルズの生産工程/ビジネスモデルをベースにした機械化とその飛躍に成功しました。

しかしながら、チャケリアンは1956年までBELL社で働いたあと、その後はデンバーの【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社に短期間所属し、そこでは機械生産を止めさせて、伝統的なナバホジュエリー制作への回帰という、BELL社での施策とはまったく逆のことをしており、「伝統的な方法で作られたジュエリーはマシーンメイドのジュエリーとの競争に苦しむべきではない」との自論を持っていたそうです。
当時のタンメン社は業績が酷く悪化していましたが機械化等を行わず、新たにナバホのシルバースミスを雇い入れました。さらに、一部の機械工程にもナバホの職人を雇うことで、「インディアンメイド」の標記を守らせたようです。


チャケリアンの手腕により機械化・量産化に成功したBELL社では、ホールマークが入らないOEM生産も多く行っていたようで、フレッド・ハービーのお店等、サウスウエスト観光各地で取り扱われていました。

また、ナバホスタイルのデザインを多く生産していますが、ズニやプエブロのインディアン達も多く所属し、同じように制作していたようです。

残念ながら1972年には買収され、現存していないカンパニーですが現在でも知名度が高く、ベルトレーディングポストのインディアンジュエリーはアメリカ国内でも大変人気があります。



【卍】鉤十字 (Swastika/スワスティカ)とは・・・
ネイティブアメリカンにおける卍モチーフは【Whirling Log】ワーリングログや【Nohokos】ノホコスと呼ばれ『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』4つの単語における頭文字【L】を組み合わせる事で生み出された幸福を象徴するラッキーシンボルとして長い歴史を持っています。

また世界的にも、サンスクリット語の『幸運』を意味する言葉に由来し、仏教、ヒンドゥー教、オーディン教、さらにキリスト教における十字の一種としても用いられ、神聖なシンボルとして古くから世界中で見られる記号・象徴の一つとなっています。
日本においても家紋や寺社を表す地図記号として現在でも使用され、身近な図案や記号として用いられています。

しかしながら1933年のナチスドイツが出現し、1939年にはアメリカも第二次世界大戦に参戦すると、敵国ドイツ(ナチス)のシンボルであるハーケンクロイツと非常に類似した記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
1941年の新聞記事にも残っていますが、ネイティブアメリカンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関による回収も行われました。

その後、大戦中にも多くの卍を用いた作品が廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
本作はそのような歴史的な受難を乗り越えて現在まで受け継がれてきたピースであり、史料価値を感じる事の出来るビンテージジュエリーとなっています。

また、ネイティブアメリカンの工芸品においては、ジュエリーだけでなくラグやバスケット、ポッテリー等でも重用されていたモチーフですが、卍と逆卍の使い分けは意識されていなかったようで、比較的逆卍が多いようにも感じられますが、卍・逆卍共に区別なく用いられていたと思われます。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



ネイティブアメリカンジュエリー史の中でもツーリストジュエリーという一面を形成する上で大きな役割を果たしたBell社を代表するアイテムの一つであり、ポップなデザインながらビンテージネイティブアメリカンジュエリーの独特な風格も感じさせるアイテムとなっています。


ステーショナリーアイテムですが、ビンテージネイティブアメリカン彫金作品特有のエスニシティな味わいと迫力を持ち、史料価値も高いコレクタブルでレジャーハントプライスなピースの一つです。



コンディションは、シルバーのクスミや細かなキズ、制作上のムラ等がみられますが全体に良好な状態を保っています。

また、ターコイズにはマトリックスロスやクラックがありますが、ガタつき等はなく実用に不安のないコンディションとなっています。
Size

全長 約15.8㎝   幅 約4.8㎝

Material

Silver(probably Ingot Coin Silver 900), Green Turquoise