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JBO007072

【Jack Adakai】Navajo Vtg Stamped Triangle Wire Cuff c.1960

【Jack Adakai】Navajo Vtg Stamped Triangle Wire Cuff c.1960
104,500 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CwkGh66v5rV/?img_index=1
【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品で、独特な角度を持ったトライアングルワイヤー(竜骨型)をバンドに構成したアンティーク/ビンテージバングルです。

ある程度サンドキャストによって成形したインゴットシルバーをベースに、素朴なスタンプワークが施されたシンプルながら完成度の高い貴重な作品となっています。


ホールマークなどのディテールからは、1960年代前後に作られた作品と思われ、Jack Adakaiのキャリア中期頃の作品と推測されます。

サンドキャスト(砂型鋳物)である程度成形された後、パウンティングやファイルワークによって、フロント部分の角度が鈍角なトライアングルワイヤー(断面が三角形のバンド)が形作られています。

現在でもナバホのオーセンティックなスタイルの一つとしてトライアングルワイヤーをベースにした作品は数多く制作されており、本作も一見それらとの大きな違いは見られません。
しかしながら、現在制作されているトライアングルシェイプのバングルの殆どが『コマーシャルワイヤー』と呼ばれる既製のトライアングルワイヤーを使用している為、その三角形の角度は一律となっていますが、本作の様にバンドのシェイプ(ワイヤー)から作り上げている作品は、独特な角度や質感が与えられています。

そして、その製法やプリミティブながら技術力を感じさせるシルバーワークは非常に高い完成度を誇り、現在作られている類似作品とは異なった重厚感と迫力を持ったハイエンドな作品です。

また、内側にはホールマーク『J.A.』の刻印が見られます。



【Jack Adakai】ジャック・アダカイは、ナバホのシルバースミスの中でも高い技術を持つ名工として有名で、伝統的なスタイルからモダンで独創的な作品まで幅広く素晴らしい作品を残しています。

書籍などでは1953年生まれと紹介されていることがありますが、同名の別人と間違われているようです。実際には、娘である【Mattie Adakai】マティー・アダカイ氏が、1920年代に生まれて第二次世界大戦に従軍し、帰国後にトラックドライバーなどをしながらシルバースミスとしての腕を磨いたと証言しています。
また、息子は日本でも有名な作家【Ray Adakai】レイ・アダカイ氏であり、白人作家【John Hornbeck】ジョン・ホーンベックの義父、そして甥には【McKee Platero】マッキー・プラテロがいます。

1950年代には【NAVAJO GUILD】ナバホギルドのメンバーとして後進の育成やインディアンジュエリーの普及にも尽力し、やはり残されている作品群は、ナバホのトラディショナルな技術やスタイルを守りながら独自性を追求したピースが多く見られ、ナバホギルドから受け継いだ考え方や志が感じ取れます。
それらの価値観や技術は現在、Ray Adakai氏と現代ナバホのトップアーティストであるMcKee Platero氏に受け継がれているようです。
そして、上記の様に偉大な後進を育て、1980年代の半ば頃に亡くなっておられます。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミスAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



こちらの作品は、幅広いバリエーションを持つナバホの巨匠【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品の中でも、人気が高く貴重なトライアングルワイヤーをベースとしたブレスレットです。

シンプルながらビンテージインディアンジュエリー特有の武骨な印象を持ったバングルであり、その独特な角度のトライアングルワイヤーは、手首にナチュラルに馴染む曲面や肉感を有し、多くの方のあらゆるスタイルにフィットし、長年にわたってご愛用いただけるピースです。

さらに、控えめな幅となじみの良い質感は、他のブレスレットとの重ね付けにも向いていますが、本作の様な厚みを持つトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を示します。、


Jack Adakai/ジャック・アダカイという作家の希少性からも資料価値が高く、大変コレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。


◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーの細かなキズやハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、ほとんど使用感は感じられず非常に良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品で、独特な角度を持ったトライアングルワイヤー(竜骨型)をバンドに構成したアンティーク/ビンテージバングルです。

ある程度サンドキャストによって成形したインゴットシルバーをベースに、素朴なスタンプワークが施されたシンプルながら完成度の高い貴重な作品となっています。


ホールマークなどのディテールからは、1960年代前後に作られた作品と思われ、Jack Adakaiのキャリア中期頃の作品と推測されます。

サンドキャスト(砂型鋳物)である程度成形された後、パウンティングやファイルワークによって、フロント部分の角度が鈍角なトライアングルワイヤー(断面が三角形のバンド)が形作られています。

現在でもナバホのオーセンティックなスタイルの一つとしてトライアングルワイヤーをベースにした作品は数多く制作されており、本作も一見それらとの大きな違いは見られません。
しかしながら、現在制作されているトライアングルシェイプのバングルの殆どが『コマーシャルワイヤー』と呼ばれる既製のトライアングルワイヤーを使用している為、その三角形の角度は一律となっていますが、本作の様にバンドのシェイプ(ワイヤー)から作り上げている作品は、独特な角度や質感が与えられています。

そして、その製法やプリミティブながら技術力を感じさせるシルバーワークは非常に高い完成度を誇り、現在作られている類似作品とは異なった重厚感と迫力を持ったハイエンドな作品です。

また、内側にはホールマーク『J.A.』の刻印が見られます。



【Jack Adakai】ジャック・アダカイは、ナバホのシルバースミスの中でも高い技術を持つ名工として有名で、伝統的なスタイルからモダンで独創的な作品まで幅広く素晴らしい作品を残しています。

書籍などでは1953年生まれと紹介されていることがありますが、同名の別人と間違われているようです。実際には、娘である【Mattie Adakai】マティー・アダカイ氏が、1920年代に生まれて第二次世界大戦に従軍し、帰国後にトラックドライバーなどをしながらシルバースミスとしての腕を磨いたと証言しています。
また、息子は日本でも有名な作家【Ray Adakai】レイ・アダカイ氏であり、白人作家【John Hornbeck】ジョン・ホーンベックの義父、そして甥には【McKee Platero】マッキー・プラテロがいます。

1950年代には【NAVAJO GUILD】ナバホギルドのメンバーとして後進の育成やインディアンジュエリーの普及にも尽力し、やはり残されている作品群は、ナバホのトラディショナルな技術やスタイルを守りながら独自性を追求したピースが多く見られ、ナバホギルドから受け継いだ考え方や志が感じ取れます。
それらの価値観や技術は現在、Ray Adakai氏と現代ナバホのトップアーティストであるMcKee Platero氏に受け継がれているようです。
そして、上記の様に偉大な後進を育て、1980年代の半ば頃に亡くなっておられます。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミスAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



こちらの作品は、幅広いバリエーションを持つナバホの巨匠【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品の中でも、人気が高く貴重なトライアングルワイヤーをベースとしたブレスレットです。

シンプルながらビンテージインディアンジュエリー特有の武骨な印象を持ったバングルであり、その独特な角度のトライアングルワイヤーは、手首にナチュラルに馴染む曲面や肉感を有し、多くの方のあらゆるスタイルにフィットし、長年にわたってご愛用いただけるピースです。

さらに、控えめな幅となじみの良い質感は、他のブレスレットとの重ね付けにも向いていますが、本作の様な厚みを持つトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を示します。、


Jack Adakai/ジャック・アダカイという作家の希少性からも資料価値が高く、大変コレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。


◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーの細かなキズやハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、ほとんど使用感は感じられず非常に良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ S - M 程度
レディースサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約57.3㎜    正面幅(高さ) 約9.5㎜
内周 約131㎜    開口部 約28㎜
Inside Measurement 5 3/16inch   opening 1 1/8inch 

※バングルはサイズ調整可能です。S~MLサイズの男性、ML~XLサイズの女性であれば多くの方にフィットすると思われます。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Silver
        約28.9g