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JBH005186

【Bernard Dawahoya】Hopi Flowing Water Overlay Cuff c.1970~

【Bernard Dawahoya】Hopi Flowing Water Overlay Cuff c.1970~
48,400 円(税込)
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【Hopi】ホピの巨匠【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)による作品で、フローイングウォーター/ウォーターウェーブをモチーフにしたオーバーレイデザインのオーセンティックでシンプルな印象のビンテージバングルです。

同作者の長いキャリアの中でいつ頃制作されたピースか正確に判断するのは困難ですが、作品のディテールやホールマークなどから1970年代~1990年代の作品と推測される作品です。
ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、カッティングされた厚いシルバープレートが薄いシルバープレートをベースにオーバーレイされています。モチーフは、流れる水や波をが図案化したデザインで、サイド~逆サイドまで連続して描き出されることでどこかモダンでアーティな印象に仕上げられています。さらに、厚いシルバーにより生み出された深く強い陰影を持ったオーバーレイで形作られたバンド(地金)は、ハンマーワークによって比較的強いアールがつけられ、立体的で美しい曲線・曲面が与えられています。このようなディテールは、木(丸太)に彫り込んだ溝に、タガネを使い地金を沿わせるように繊細なハンマーワークによってドーム状の膨らみを作り上げています。高度な技術と手間を必要とするため、現在ホピの作品ではあまり見ることが出来なくなりました。ホピのトラディショナルなスタイルを守ったデザイン/造形ながら細部には作者の高い技術やこだわりがうかがえます。またそのアールにより、素晴らしい造形美と腕になじむ上質感が生み出されているようです。
ターミナル(両端)裏側には、同作者のホールマーク(Snow Cloud=雪雲)が2か所に刻まれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤは1935年又は1936年生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)は『Snow』、アリゾナ州北東部のションゴポーヴィで育ちました。1956年頃にシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたとされており、長いキャリアを持つ巨匠の一人です。10代のころは叔父である【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカククの元で牧畜の仕事をしながらシルバーワークを教わり、同じく同氏族(親戚)の【Washington Talayumptewa】ワシントン・タラユンプテワらをも師としてトラディショナルなシルバーワークを習得していきました。
1960年代前半頃には、創業したばかりのHopi Craftsにも協力していました。その時に同じく同ショップに在籍していた巨匠の一人であるHarry Sakyesvaにシルバーワークを教わり、当時新しいデザインを多く生み出していた【Peter Shelton】ピーター・シェルトンにも大きな影響を受けたようです。その後、1966年には【Dawa's Hopi Arts and Crafts】ダワズホピアーツアンドクラフツをオープンします。そして、1970年代以降にはションゴポーヴィにおいて多大な影響力を持ち、多くの後進をワークショップや自身の経営する店を通じて支援・教育しました。その教え子には自身の娘婿であり、現在も活躍するベテラン作家の【Anderson Koinva】アンダーソン・コインヴァ(1956-)等がいます。また、長いキャリアの中で多くのアワードを受賞し1989年には、Arizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。

トラディショナルなホピジュエリーの大家であり、Victor Coochwytewaや【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)と近い世代の為、並んで評価されることが多い作家ですが、よく見ていると正確で実直なオーバーレイ技術とは相反するデザインのヌケや可愛さ、愛嬌がBernard Dawahoyaの魅力であり、優しくおおらかな人柄が作品に表れていると思います。
ジュエリー以外のアート作品制作にも精力的で、特にキャリア後半ではジュエリーの制作は比較的少なかったこともあり、現在では希少でコレクタブルな作家となっています。2010年に惜しまれながらお亡くなりになられています。


本作もBernard Dawahoyaの質実剛健な彫金技術により仕上げられ、素朴でナチュラルな表情ながら洗練された完成度と力強い存在感を持ったブレスレットとなっています。さらに、ハンマーワークによるドーム型のアールは腕に独特なシルエットを生み出し、とても魅力的なアクセントになってくれると思います。

ホピ独特のどこか優し気で日本人にも共通する図案化された自然モチーフは素朴でナチュラルですが、グラフィカルでモダンな印象もあり、作家の個性や力強さも併せ持つバングル。コレクタブルなアイテムの一つであり、非常にトレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは多少の使用感と細かなキズは見られますが、目立ったダメージやリペアの跡などはなく、良好な状態を保っています。
【Hopi】ホピの巨匠【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)による作品で、フローイングウォーター/ウォーターウェーブをモチーフにしたオーバーレイデザインのオーセンティックでシンプルな印象のビンテージバングルです。

同作者の長いキャリアの中でいつ頃制作されたピースか正確に判断するのは困難ですが、作品のディテールやホールマークなどから1970年代~1990年代の作品と推測される作品です。
ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、カッティングされた厚いシルバープレートが薄いシルバープレートをベースにオーバーレイされています。モチーフは、流れる水や波をが図案化したデザインで、サイド~逆サイドまで連続して描き出されることでどこかモダンでアーティな印象に仕上げられています。さらに、厚いシルバーにより生み出された深く強い陰影を持ったオーバーレイで形作られたバンド(地金)は、ハンマーワークによって比較的強いアールがつけられ、立体的で美しい曲線・曲面が与えられています。このようなディテールは、木(丸太)に彫り込んだ溝に、タガネを使い地金を沿わせるように繊細なハンマーワークによってドーム状の膨らみを作り上げています。高度な技術と手間を必要とするため、現在ホピの作品ではあまり見ることが出来なくなりました。ホピのトラディショナルなスタイルを守ったデザイン/造形ながら細部には作者の高い技術やこだわりがうかがえます。またそのアールにより、素晴らしい造形美と腕になじむ上質感が生み出されているようです。
ターミナル(両端)裏側には、同作者のホールマーク(Snow Cloud=雪雲)が2か所に刻まれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤは1935年又は1936年生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)は『Snow』、アリゾナ州北東部のションゴポーヴィで育ちました。1956年頃にシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたとされており、長いキャリアを持つ巨匠の一人です。10代のころは叔父である【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカククの元で牧畜の仕事をしながらシルバーワークを教わり、同じく同氏族(親戚)の【Washington Talayumptewa】ワシントン・タラユンプテワらをも師としてトラディショナルなシルバーワークを習得していきました。
1960年代前半頃には、創業したばかりのHopi Craftsにも協力していました。その時に同じく同ショップに在籍していた巨匠の一人であるHarry Sakyesvaにシルバーワークを教わり、当時新しいデザインを多く生み出していた【Peter Shelton】ピーター・シェルトンにも大きな影響を受けたようです。その後、1966年には【Dawa's Hopi Arts and Crafts】ダワズホピアーツアンドクラフツをオープンします。そして、1970年代以降にはションゴポーヴィにおいて多大な影響力を持ち、多くの後進をワークショップや自身の経営する店を通じて支援・教育しました。その教え子には自身の娘婿であり、現在も活躍するベテラン作家の【Anderson Koinva】アンダーソン・コインヴァ(1956-)等がいます。また、長いキャリアの中で多くのアワードを受賞し1989年には、Arizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。

トラディショナルなホピジュエリーの大家であり、Victor Coochwytewaや【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)と近い世代の為、並んで評価されることが多い作家ですが、よく見ていると正確で実直なオーバーレイ技術とは相反するデザインのヌケや可愛さ、愛嬌がBernard Dawahoyaの魅力であり、優しくおおらかな人柄が作品に表れていると思います。
ジュエリー以外のアート作品制作にも精力的で、特にキャリア後半ではジュエリーの制作は比較的少なかったこともあり、現在では希少でコレクタブルな作家となっています。2010年に惜しまれながらお亡くなりになられています。


本作もBernard Dawahoyaの質実剛健な彫金技術により仕上げられ、素朴でナチュラルな表情ながら洗練された完成度と力強い存在感を持ったブレスレットとなっています。さらに、ハンマーワークによるドーム型のアールは腕に独特なシルエットを生み出し、とても魅力的なアクセントになってくれると思います。

ホピ独特のどこか優し気で日本人にも共通する図案化された自然モチーフは素朴でナチュラルですが、グラフィカルでモダンな印象もあり、作家の個性や力強さも併せ持つバングル。コレクタブルなアイテムの一つであり、非常にトレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは多少の使用感と細かなキズは見られますが、目立ったダメージやリペアの跡などはなく、良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ M - L 程度
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約59.9㎜    正面幅(高さ) 約11.1㎜
内周 約135㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 1 3/16inch  

※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性、Lサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver
        約22.0g