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JNS994964

Atq Kiwa Naja Shape Thunderbird/Batterybird Necklace c.1940~

Atq Kiwa Naja Shape Thunderbird/Batterybird Necklace c.1940~
91,300 円(税込)
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【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴのアンティーク作品、ナジャをモチーフにしたのものと思われるとても珍しいシェイプのサンダーバードが特徴的なアンティーク/ビンテージネックレスです。
通称【Battery Bird】バッテリーバード、【Depression Necklaces】デプレッションネックレス/大恐慌のネックレスとも呼ばれる同部族の伝統的な作品の一つです。

キワ族/サントドミンゴ族は、プエブロと呼ばれるアメリカ中西部のナバホ以外のインディアン部族の中でも最大規模の部族です。アルバカーキからサンタフェにかけてのリオグランデ(川)流域で古くからジュエリーを制作することで知られていました。
現在でも素晴らしい作品を創作するアーティストを多数擁しており、独特の技術やスタイルを持ったジュエリーを制作していますが、こちらのようなResin/樹脂とGypsum/石膏で作られたジュエリーは、1929年にアメリカを中心に世界恐慌が始まり、それに伴って生まれた作品群です。
もともと、サントドミンゴの代表的な工芸品/お土産物として、1920年代以前から色々なジュエリーが制作されていたようですが、世界恐慌により物資が不足し、身近にあった車のバッテリーケースやレコードなど廃材を樹脂パーツとして再利用して作られました。中には裏面にレコードの音溝がそのまま残っている作品も見られます。一説には当時サントドミンゴの村付近で、大量のレコードを積んだ貨物列車の事故があったため、それらの廃棄されたレコードが用いられたと伝わっていますが、真相は検証されていません。
それらの背景を持っている為、アメリカ国内では現在でも【Battery Bird】や【Depression Necklaces】と呼ばれています。

本作は1940年代~1950年代頃に作られた作品と思われますが、1960年代まで同様の材料や製法を用いた作品が作られており、さらに素材やクオリティを発展させた作品は現在でもサントドミンゴの作家の間で制作されています。大きさや色、デザインのパターンに大変幅広いバリエーションが存在するのが特徴で、一点一点に楽しい特徴が見られます。

それらの中でも、本作は非常に珍しいシェイプに造形されたサンダーバードが特徴的な作品です。ラウンドに近い曲線的なシェイプを描き、尾羽部分を作らないことで、ナバホジュエリーでも伝統的なモチーフとなっている『ナジャ』を意識してデザインされています。
1930年代の同じような素材を用いたキワ族の作品において、ナジャモチーフのネックレスはいくつか発見されており、その数は非常に少ない為、多くがミュージアムに収蔵されています。本作は、ナジャそのものではなく、サンダーバードとナジャを組み合わせたオリジナリティ溢れる造形となっており、大変貴重なピースとなっています。
チップインレイされたマットで乾いた質感のグリーンターコイズと、鮮やかな赤の対比が味わい深く、素晴らしい独創性を持ちセンス良く仕上げられたバッテリーバードとなっています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Naja】ナジャはもともと馬蹄をもとにしたデザインですが、インディアンアートにおいては子宮を表すモチーフとして用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。


【Chip Inlay/チップインレイ技法】は、破砕タイルの様に細かく砕いたターコイズ等のチップ/欠片を樹脂を使ってシルバー等のベースにピッタリとはめ込む象嵌細工に属する技術です。インディアンジュエリーにおいては、1930年代以前のからみられるもので、古くは本作の様なキワ/サントドミンゴのバッテリーバードネックレスなどに用いられています。破砕タイルのように細かくランダムに破砕された石がはめ込まれることにより、複雑で奥行きのある表情を作り上げています。
また1970年代以降には、ナバホやズニのシルバースミスもジュエリー作品の技術として取り入れており、現在では伝統的な技術として定着しています。


アンティークとサントドミンゴ/キワによる独特の価値観と味わいを感じることが出来るネックレスです。作品単独では少し派手な印象もありますが、アンティークの質感や細かな細工による複雑な表情によって多くのスタイルに馴染みやすく性別を問わずお使いいただけます。
また、ナバホやホピ、ズニのジュエリーとも相性が良く、スタイルのアクセントとして効果的なネックレスです。

アイコニックなモチーフやマルチカラーの作るグラフィカルな印象は独特な主張を感じさせますが、サンダーバードの表情はよく見るとどこかキュートで、アーシーな魅力とナチュラルで素朴な雰囲気を持っています。工芸品として高く評価されていますが、ナジャモチーフと融合された本作の独創性や希少性は、アートピース、ウェアラブルアートとしての高い価値も生み出しています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。アンティーク作品のため、多少の擦れ汚れなどは見られますが、パーツの欠損などは見られず良い状態を保っています。
また、ビーズワイヤーは当店にて強度のある紐に交換しており、脱着しやすくなるようにフックパーツを追加しています。

※こちらのようなネックレスは、デリケートな作品となりますのでご着用に当たっては十分にご注意くださいますようお願いいたします。
【Kewa】キワ/【Santo Domingo】サントドミンゴのアンティーク作品、ナジャをモチーフにしたのものと思われるとても珍しいシェイプのサンダーバードが特徴的なアンティーク/ビンテージネックレスです。
通称【Battery Bird】バッテリーバード、【Depression Necklaces】デプレッションネックレス/大恐慌のネックレスとも呼ばれる同部族の伝統的な作品の一つです。

キワ族/サントドミンゴ族は、プエブロと呼ばれるアメリカ中西部のナバホ以外のインディアン部族の中でも最大規模の部族です。アルバカーキからサンタフェにかけてのリオグランデ(川)流域で古くからジュエリーを制作することで知られていました。
現在でも素晴らしい作品を創作するアーティストを多数擁しており、独特の技術やスタイルを持ったジュエリーを制作していますが、こちらのようなResin/樹脂とGypsum/石膏で作られたジュエリーは、1929年にアメリカを中心に世界恐慌が始まり、それに伴って生まれた作品群です。
もともと、サントドミンゴの代表的な工芸品/お土産物として、1920年代以前から色々なジュエリーが制作されていたようですが、世界恐慌により物資が不足し、身近にあった車のバッテリーケースやレコードなど廃材を樹脂パーツとして再利用して作られました。中には裏面にレコードの音溝がそのまま残っている作品も見られます。一説には当時サントドミンゴの村付近で、大量のレコードを積んだ貨物列車の事故があったため、それらの廃棄されたレコードが用いられたと伝わっていますが、真相は検証されていません。
それらの背景を持っている為、アメリカ国内では現在でも【Battery Bird】や【Depression Necklaces】と呼ばれています。

本作は1940年代~1950年代頃に作られた作品と思われますが、1960年代まで同様の材料や製法を用いた作品が作られており、さらに素材やクオリティを発展させた作品は現在でもサントドミンゴの作家の間で制作されています。大きさや色、デザインのパターンに大変幅広いバリエーションが存在するのが特徴で、一点一点に楽しい特徴が見られます。

それらの中でも、本作は非常に珍しいシェイプに造形されたサンダーバードが特徴的な作品です。ラウンドに近い曲線的なシェイプを描き、尾羽部分を作らないことで、ナバホジュエリーでも伝統的なモチーフとなっている『ナジャ』を意識してデザインされています。
1930年代の同じような素材を用いたキワ族の作品において、ナジャモチーフのネックレスはいくつか発見されており、その数は非常に少ない為、多くがミュージアムに収蔵されています。本作は、ナジャそのものではなく、サンダーバードとナジャを組み合わせたオリジナリティ溢れる造形となっており、大変貴重なピースとなっています。
チップインレイされたマットで乾いた質感のグリーンターコイズと、鮮やかな赤の対比が味わい深く、素晴らしい独創性を持ちセンス良く仕上げられたバッテリーバードとなっています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Naja】ナジャはもともと馬蹄をもとにしたデザインですが、インディアンアートにおいては子宮を表すモチーフとして用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。


【Chip Inlay/チップインレイ技法】は、破砕タイルの様に細かく砕いたターコイズ等のチップ/欠片を樹脂を使ってシルバー等のベースにピッタリとはめ込む象嵌細工に属する技術です。インディアンジュエリーにおいては、1930年代以前のからみられるもので、古くは本作の様なキワ/サントドミンゴのバッテリーバードネックレスなどに用いられています。破砕タイルのように細かくランダムに破砕された石がはめ込まれることにより、複雑で奥行きのある表情を作り上げています。
また1970年代以降には、ナバホやズニのシルバースミスもジュエリー作品の技術として取り入れており、現在では伝統的な技術として定着しています。


アンティークとサントドミンゴ/キワによる独特の価値観と味わいを感じることが出来るネックレスです。作品単独では少し派手な印象もありますが、アンティークの質感や細かな細工による複雑な表情によって多くのスタイルに馴染みやすく性別を問わずお使いいただけます。
また、ナバホやホピ、ズニのジュエリーとも相性が良く、スタイルのアクセントとして効果的なネックレスです。

アイコニックなモチーフやマルチカラーの作るグラフィカルな印象は独特な主張を感じさせますが、サンダーバードの表情はよく見るとどこかキュートで、アーシーな魅力とナチュラルで素朴な雰囲気を持っています。工芸品として高く評価されていますが、ナジャモチーフと融合された本作の独創性や希少性は、アートピース、ウェアラブルアートとしての高い価値も生み出しています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。アンティーク作品のため、多少の擦れ汚れなどは見られますが、パーツの欠損などは見られず良い状態を保っています。
また、ビーズワイヤーは当店にて強度のある紐に交換しており、脱着しやすくなるようにフックパーツを追加しています。

※こちらのようなネックレスは、デリケートな作品となりますのでご着用に当たっては十分にご注意くださいますようお願いいたします。
Size

トップ 実寸   縦 約7.6㎝   横 約5.4㎝ 
長さ 約61.5㎝程度

Material

Resin, Turquoise, Gypsum