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JBO004512

Atq Arrows Stamped Ingot Silver Triangular Wire Cuff c.1930

Atq Arrows Stamped Ingot Silver Triangular Wire Cuff c.1930
NORMAL PRICE: 78,800
63,040 円(税込)
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Atq Arrows Stamped Ingot Silver Triangular Wire Cuff  c.1930
  • Atq Arrows Stamped Ingot Silver Triangular Wire Cuff  c.1930
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)を伝統的なスタイルの一つであるトライアングルワイヤーに成形した重厚なバンド/地金の作品。そこに、迫力のあるライトニングアロー等のスタンプが刻まれ、プリミティブなシルバーワークで形作られながら洗練された印象を持つアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代末頃~1950年代頃に制作されたピースと思われ、重厚でアンティークらしい質感や味わい深いスタンプワークが特徴的なピースです。現代においてもナバホのオーセンティックなスタイルの一つとしてトライアングルワイヤーをベースにした作品は数多く制作されていますが、こちらの作品は現在制作されている作品群のソース/源流となったピースであり、そのプリミティブな製法は、既製のトライアングルワイヤー(コマーシャルワイヤー:ジュエリー材料店で購入可能なシルバー地金)を使った現代の作品群とは違った表情や迫力を持っています。
ベースとなっているトライアングルワイヤー(竜骨型)は、インゴットシルバー(銀塊)をトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩きこんで成形するナバホの伝統的製法により、とても硬く重厚に造形されています。それにより、既製のトライアングルワイヤーに比べ独特な断面のシェイプを持ち、ターミナル(両端)にかけて僅かに細くなるように造形されています。これらは、さりげないディテールながら既成のワイヤーを使用した作品にはあまり見られないアンティーク作品独特のディテールとなっています。
そこに、力強いスタンプワークが施されており、両サイド部分にはインディアンジュエリーに用いられるモチーフの中でも最も古い具象モチーフの一つであり、『お守り』の意味合いを持つアロー(矢)の中でもライトニングアローと呼ばれる矢の中にジグザグを含んだスタンプが刻まれています。こちらのデザイン/造形もシンプルながらとてもビンテージらしい印象を生み出しています。またそのスタンプ(鏨)自体も非常に細かな仕事による高い完成度を持ち、こちらのようなアンティーク作品特有のクオリティーを感じさせます。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また同じインゴット製法の中でも、ある程度キャストで成形する方法や、ローラーを使って銀塊を伸ばす技術等、インゴット製法と呼ばれる技術にはいくつかの少し異なった方法が含まれています。判断の難しい作品もありますが、やはり共通して既製のプレート(シルバーゲージ)やワイヤーを用いた作品に比べて硬く金属の高い密度を感じさせるのが特徴となっています。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


原始的な製法と古典期から続く伝統を継承する造形スタイルの作品であり、卓越した技術力を感じさせるシルバーワークや力強い秀逸なスタンプ(鏨)ツールのクオリティ等によって、派手さはありませんがビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な雰囲気と共に洗練された上質感も宿す作品です。また、その幅は細く見えますが、30gを超える重量を持つ質実剛健なクオリティを持ったバングルです。

程よい幅となじみの良い質感は、重ね付けにも向いたバングルですが、こちらの様な太さのトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。さらに、エッジーで厳かな印象もあり、多くのスタイルに馴染んでくれるバングル。アンティーク特有の原始的でタフなシルバーワークと、無駄のない造形美は長年にわたってご愛用いただけるハイエンドなピースです。

また、こちらに類似したアロー等の紋様を刻むスタンプワークの構成は、1930年代以降に制作されるツーリストジュエリー/フレッド・ハービースタイルから現代の作品まで脈々と受け継がれており、それらのソース/源流ともいえるピースの一つであり、高い史料価値も有する作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーには全体にクスミが見られますが、使用感の少ない良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)を伝統的なスタイルの一つであるトライアングルワイヤーに成形した重厚なバンド/地金の作品。そこに、迫力のあるライトニングアロー等のスタンプが刻まれ、プリミティブなシルバーワークで形作られながら洗練された印象を持つアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代末頃~1950年代頃に制作されたピースと思われ、重厚でアンティークらしい質感や味わい深いスタンプワークが特徴的なピースです。現代においてもナバホのオーセンティックなスタイルの一つとしてトライアングルワイヤーをベースにした作品は数多く制作されていますが、こちらの作品は現在制作されている作品群のソース/源流となったピースであり、そのプリミティブな製法は、既製のトライアングルワイヤー(コマーシャルワイヤー:ジュエリー材料店で購入可能なシルバー地金)を使った現代の作品群とは違った表情や迫力を持っています。
ベースとなっているトライアングルワイヤー(竜骨型)は、インゴットシルバー(銀塊)をトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩きこんで成形するナバホの伝統的製法により、とても硬く重厚に造形されています。それにより、既製のトライアングルワイヤーに比べ独特な断面のシェイプを持ち、ターミナル(両端)にかけて僅かに細くなるように造形されています。これらは、さりげないディテールながら既成のワイヤーを使用した作品にはあまり見られないアンティーク作品独特のディテールとなっています。
そこに、力強いスタンプワークが施されており、両サイド部分にはインディアンジュエリーに用いられるモチーフの中でも最も古い具象モチーフの一つであり、『お守り』の意味合いを持つアロー(矢)の中でもライトニングアローと呼ばれる矢の中にジグザグを含んだスタンプが刻まれています。こちらのデザイン/造形もシンプルながらとてもビンテージらしい印象を生み出しています。またそのスタンプ(鏨)自体も非常に細かな仕事による高い完成度を持ち、こちらのようなアンティーク作品特有のクオリティーを感じさせます。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また同じインゴット製法の中でも、ある程度キャストで成形する方法や、ローラーを使って銀塊を伸ばす技術等、インゴット製法と呼ばれる技術にはいくつかの少し異なった方法が含まれています。判断の難しい作品もありますが、やはり共通して既製のプレート(シルバーゲージ)やワイヤーを用いた作品に比べて硬く金属の高い密度を感じさせるのが特徴となっています。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


原始的な製法と古典期から続く伝統を継承する造形スタイルの作品であり、卓越した技術力を感じさせるシルバーワークや力強い秀逸なスタンプ(鏨)ツールのクオリティ等によって、派手さはありませんがビンテージインディアンジュエリーらしい武骨な雰囲気と共に洗練された上質感も宿す作品です。また、その幅は細く見えますが、30gを超える重量を持つ質実剛健なクオリティを持ったバングルです。

程よい幅となじみの良い質感は、重ね付けにも向いたバングルですが、こちらの様な太さのトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。さらに、エッジーで厳かな印象もあり、多くのスタイルに馴染んでくれるバングル。アンティーク特有の原始的でタフなシルバーワークと、無駄のない造形美は長年にわたってご愛用いただけるハイエンドなピースです。

また、こちらに類似したアロー等の紋様を刻むスタンプワークの構成は、1930年代以降に制作されるツーリストジュエリー/フレッド・ハービースタイルから現代の作品まで脈々と受け継がれており、それらのソース/源流ともいえるピースの一つであり、高い史料価値も有する作品です。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーには全体にクスミが見られますが、使用感の少ない良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約60.5㎜    正面幅(高さ) 約7.2㎜
内周 約138㎜    開口部 約31㎜
Inside Measurement 5 7/16inch   opening 1 1/4inch 

※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約31.2g