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JPO014906

Atq Navajo Thunderbird Shaped Pin w/Gem Lone Mt. TQ c.1935~

Atq Navajo Thunderbird Shaped Pin w/Gem Lone Mt. TQ c.1935~
55,000 円(税込)
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Atq Navajo Thunderbird Shaped Pin w/Gem Lone Mt. TQ  c.1935~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、大変秀逸なシルバーワークで作り出された少し大きめのサンダーバードシェイプに、美しいハイグレードローンマウンテンターコイズがセットされたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作された【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれるスーベニアアイテム(土産物)の一つ。しかしながら全ての工程がハンドメイドによって仕上げられており、過去に取り扱ったホールマークのある作品やディテールによって、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売したピースであり、末尾のナンバー『22』の【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートでナバホのシルバースミスによって作られたであると判断できる作品です。

1930年代後半~1950年代前半頃に作られた作品と思われ、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金をベースに、手作業によって少し大きいサンダーバードのシェイプが細かなカッティングワークで切り出されています。そこに、細かなスタンプワークによってサンダーバードの細部が描き出され、翼部分は巧みなハンマーワークによって打ちだすことにより立体的で柔らかいアール/曲面に仕上げられており、フラットなシェイプよりも美しく、奥行きと力強い存在感のある造形を作り上げています。
キャッチーな印象を持つサンダーバードモチーフですが、インゴット(銀塊)から成形された地金や武骨なスタンプワークなど、ナバホの伝統的な技術やハンドメイドの味わいが感じられるピースです。また、量産された同スタイルのピンに比べ、丁寧に仕上げられたシルバーワーク、ターコイズのクオリティーや造形センスなど、あらゆる部分でその差異が確認でき、威厳も感じさせる作品となっています。

セットされたターコイズは、大変美しくハイグレードにグレーディングできるオールドローンマウンテンターコイズがセットされています。長い時間を経てなお、高い硬度を感じさせ、美しいブルーを保っています。深みのあるブルーグラデーションに、ブラック・ブラウン・ゴールドなどのウェブが入り、独特の複雑でワイルドな表情を作り上げており、ローンマウンテンらしい色相と特徴を備え、煌きを持った石となっています。また、現在でも変色/劣化のない美しい色を湛え、宝石としての価値を持った無添加ナチュラルターコイズです。


【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られ、採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。
【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Mark Chee】マーク・チー等も好んでジュエリーにしたターコイズです。現在ではそのクオリティーと希少性からランダーブルーに次ぐ評価を受けており、ほとんど市場に出てきません。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はこちらのようなピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・


【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。
その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。また、多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、こちらの作品の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


こちらの作品もサンダーバードモチーフでツーリストジュエリーのキャッチーな印象を持っていますが、シルバーワークの高い技術力を反映する完成度は、量産されたピースにはない良質感やハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

また、本作のようにアンティーク作品において、ジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重であり、そのようなジェムクオリティーターコイズがセットされることで、サンダーバードのキャッチーでアイコニックなデザインながらチープな印象はなく、魅力的なピースに仕上がっていますので、男性のラフなスタイルにも、落ち着いた大人向けのアイテムとしても良いと思います。
アウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやバッグのワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。

ビンテージインディアンジュエリー独特のポップでキュートなモチーフとデザインがら、伝統的で質の高いシルバーワークにより重厚な雰囲気も与えられた作品。また、そのシルバーワークとジェムクオリティのターコイズによって非常に貴重でコレクタブルなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミや細かなキズ等は見られますが、ダメージはなく大変良好。ターコイズも素晴らしいハイグロスを保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、大変秀逸なシルバーワークで作り出された少し大きめのサンダーバードシェイプに、美しいハイグレードローンマウンテンターコイズがセットされたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作された【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれるスーベニアアイテム(土産物)の一つ。しかしながら全ての工程がハンドメイドによって仕上げられており、過去に取り扱ったホールマークのある作品やディテールによって、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売したピースであり、末尾のナンバー『22』の【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートでナバホのシルバースミスによって作られたであると判断できる作品です。

1930年代後半~1950年代前半頃に作られた作品と思われ、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金をベースに、手作業によって少し大きいサンダーバードのシェイプが細かなカッティングワークで切り出されています。そこに、細かなスタンプワークによってサンダーバードの細部が描き出され、翼部分は巧みなハンマーワークによって打ちだすことにより立体的で柔らかいアール/曲面に仕上げられており、フラットなシェイプよりも美しく、奥行きと力強い存在感のある造形を作り上げています。
キャッチーな印象を持つサンダーバードモチーフですが、インゴット(銀塊)から成形された地金や武骨なスタンプワークなど、ナバホの伝統的な技術やハンドメイドの味わいが感じられるピースです。また、量産された同スタイルのピンに比べ、丁寧に仕上げられたシルバーワーク、ターコイズのクオリティーや造形センスなど、あらゆる部分でその差異が確認でき、威厳も感じさせる作品となっています。

セットされたターコイズは、大変美しくハイグレードにグレーディングできるオールドローンマウンテンターコイズがセットされています。長い時間を経てなお、高い硬度を感じさせ、美しいブルーを保っています。深みのあるブルーグラデーションに、ブラック・ブラウン・ゴールドなどのウェブが入り、独特の複雑でワイルドな表情を作り上げており、ローンマウンテンらしい色相と特徴を備え、煌きを持った石となっています。また、現在でも変色/劣化のない美しい色を湛え、宝石としての価値を持った無添加ナチュラルターコイズです。


【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られ、採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。
【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Mark Chee】マーク・チー等も好んでジュエリーにしたターコイズです。現在ではそのクオリティーと希少性からランダーブルーに次ぐ評価を受けており、ほとんど市場に出てきません。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はこちらのようなピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・


【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。
その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。また、多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、こちらの作品の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


こちらの作品もサンダーバードモチーフでツーリストジュエリーのキャッチーな印象を持っていますが、シルバーワークの高い技術力を反映する完成度は、量産されたピースにはない良質感やハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

また、本作のようにアンティーク作品において、ジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重であり、そのようなジェムクオリティーターコイズがセットされることで、サンダーバードのキャッチーでアイコニックなデザインながらチープな印象はなく、魅力的なピースに仕上がっていますので、男性のラフなスタイルにも、落ち着いた大人向けのアイテムとしても良いと思います。
アウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやバッグのワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。

ビンテージインディアンジュエリー独特のポップでキュートなモチーフとデザインがら、伝統的で質の高いシルバーワークにより重厚な雰囲気も与えられた作品。また、そのシルバーワークとジェムクオリティのターコイズによって非常に貴重でコレクタブルなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミや細かなキズ等は見られますが、ダメージはなく大変良好。ターコイズも素晴らしいハイグロスを保っています。
Size

縦 約2.8㎝   横 約7.9㎝ 

  ターコイズ 縦 約9.4㎜  横 約5.3㎜

Material

Silver, High Grade Lone Mountain Turquoise