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JBO004703

Antique Navajo T-bird Stamped Cuff w/PetrifiedWood c.1940~

Antique Navajo T-bird Stamped Cuff w/PetrifiedWood c.1940~
97,900 円(税込)
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Antique Navajo T-bird Stamped Cuff w/PetrifiedWood  c.1940~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、神秘的なグレーを基調とした【Petrifiedwood】ペトリファイドウッド(木の化石)がセンターにマウントされ、大変迫力のあるサンダーバードのスタンプワークが刻まれたアップリケ/パッチワークが両サイドに施された、非常にハイクオリティーなアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代~1950年代頃の作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンド/地金は『スプリットバンド』の伝統的な造形で3本に割り開かれており、センターに向けて幅が広く造形されています。そのセンターには『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるエッジに造形されたオーバルシェイプに大きさのあるペトリファイドウッドがマウントされ、そのベゼル(覆輪)にはツイステッドワイヤーが配されています。そして、その両サイドには非常に高いクオリティのスタンプ/鏨によって流麗で迫力のあるサンダーバードモチーフが大きく刻まれたパーツがアップリケ/パッチワークされています。
このようなディテールはスタンプ/鏨ツールを打ち付けることによって構成していますが、そのツールはシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度であり、ナバホのシルバースミスの技術力はスタンプツールを制作する技術力次第であり、優れたシルバースミスはイコール優れたスタンプメーカーです。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。
本作ではサイドからターミナル(両端)にかけてもクオリティの高いスタンプワークが刻まれており、全てのディテールがナバホの伝統的なシルバーワークで構成された作品ですが、細部まで凝ったシルバーワークで構成されており、作者の非常に高い技術とクリエイティビティも感じられます。

内側のセンターには、小さく『P』の文字がスクラッチで刻まれていますが、残念ながらホールマーク(サイン)か所有者が刻んだものか不明となっており、作者を特定することは出来ませんが、シルバーワークやデザイン/造形スタイル、さり気なくも独特な個性を持ったスタンプ(タガネ)のクオリティーからは、ホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、多くの作家が在籍しクリエイティブな作品を多く残したことで知られるインディアンクラフトショップ【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストの作品が想起されます。

また「ペトリファイドウッド」と「サンダーバードモチーフ」は、双方ともに1930年代~1950年代のナバホジュエリーで多く見られる特徴ですが、それらが同じ作品に組み合わせれている例は非常に少なく、貴重な個体となります。


【Petrified Wood】ペトリファイドウッドは、日本語では『珪化木』と言う<木>が化石化したものです。 これらの化石はインディアン居留地であるアリゾナ北部~ニューメキシコ西部の砂漠地帯から多く産出され、古くからジュエリーに用いられています。
おおよそ2億5000万年前の木々が地中に埋もれ、地下水のケイ素成分が浸透し樹木の組織が残ったまま化石化したものです。 木が持っていた組織の違いによって多くのバリエーションが存在しますが、中でもこちらのようにマルチカラーで構成されたものはレインボーカラーと呼ばれ、質の高い意志とされています。 またこれらの石は、その表情が異星の景色のように見えることから、【Agate】アゲート等を含め、総称として『ピクチャーストーン』『シニックストーン』と呼ばれることもあります。
インディアンジュエリーの歴史においては、コーラルやスパイニーオイスター、ラピスラズリなどと共にターコイズに次いで用いられることの多い石であり、特に第二次世界大戦中にはターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって多く用いられました。

こちらの作品にセットされたペトリファイドウッドもインディアン居留地に近い場所で産出したものと思われ、アリゾナやニューメキシコ産らしい強く深いブラックやダークグレーで構成され、一部に僅かなイエローやオレンジ等が入ります。また、グレーの部分はクウォーツ(水晶)を含み強い透明感を持っています。
ターコイズの様な派手さはありませんが、近くで見ると抽象画の様にも見える、有機物であったことを感じさせる模様が形成されています。また、こちらの様にブラックやグレーをベースにした石はブラウンベースに比べると珍しく、シックで神秘的な美しさを持っています。

ターコイズとは異なる独特な存在感と他に類を見ない新鮮な印象を生み出すペトリファイドウッドを用いた作品は、古くから使われる素材でありながらビンテージインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられ、当店では注力してご紹介しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


ナバホの伝統的なスタイルや製法で構成されたオーセンティックなシルバーワークの作品ですが、細部には作者の個性が光り、ペトリファイドウッドの持つシックで幻惑的な印象により独自性のあるバングルに仕上がっています。また、ターコイズとは違った表情ですが、ペトリファイドウッドも有機物(木)を起源としておりナチュラルでアーシーな雰囲気も持ち、独特な存在感は性別や季節を問わずモードなスタイルにもフィットするバングルです。

現在、日本において多く紹介されているインディアンジュエリーとは違ったフィーリングを与えてくれるアイテムです。
特にこちらの作品は、ビンテージインディアンジュエリーとしてシルバーワークそのデザインセンスにおいて、突出したクオリティーを持つとてもハイエンドな作品となっており、コレクタブルなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好で、僅かなシルバークスミ等は見られますが、使用感は少なく石を含め良いコンディションを保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、神秘的なグレーを基調とした【Petrifiedwood】ペトリファイドウッド(木の化石)がセンターにマウントされ、大変迫力のあるサンダーバードのスタンプワークが刻まれたアップリケ/パッチワークが両サイドに施された、非常にハイクオリティーなアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代~1950年代頃の作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンド/地金は『スプリットバンド』の伝統的な造形で3本に割り開かれており、センターに向けて幅が広く造形されています。そのセンターには『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるエッジに造形されたオーバルシェイプに大きさのあるペトリファイドウッドがマウントされ、そのベゼル(覆輪)にはツイステッドワイヤーが配されています。そして、その両サイドには非常に高いクオリティのスタンプ/鏨によって流麗で迫力のあるサンダーバードモチーフが大きく刻まれたパーツがアップリケ/パッチワークされています。
このようなディテールはスタンプ/鏨ツールを打ち付けることによって構成していますが、そのツールはシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度であり、ナバホのシルバースミスの技術力はスタンプツールを制作する技術力次第であり、優れたシルバースミスはイコール優れたスタンプメーカーです。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。
本作ではサイドからターミナル(両端)にかけてもクオリティの高いスタンプワークが刻まれており、全てのディテールがナバホの伝統的なシルバーワークで構成された作品ですが、細部まで凝ったシルバーワークで構成されており、作者の非常に高い技術とクリエイティビティも感じられます。

内側のセンターには、小さく『P』の文字がスクラッチで刻まれていますが、残念ながらホールマーク(サイン)か所有者が刻んだものか不明となっており、作者を特定することは出来ませんが、シルバーワークやデザイン/造形スタイル、さり気なくも独特な個性を持ったスタンプ(タガネ)のクオリティーからは、ホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や、多くの作家が在籍しクリエイティブな作品を多く残したことで知られるインディアンクラフトショップ【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストの作品が想起されます。

また「ペトリファイドウッド」と「サンダーバードモチーフ」は、双方ともに1930年代~1950年代のナバホジュエリーで多く見られる特徴ですが、それらが同じ作品に組み合わせれている例は非常に少なく、貴重な個体となります。


【Petrified Wood】ペトリファイドウッドは、日本語では『珪化木』と言う<木>が化石化したものです。 これらの化石はインディアン居留地であるアリゾナ北部~ニューメキシコ西部の砂漠地帯から多く産出され、古くからジュエリーに用いられています。
おおよそ2億5000万年前の木々が地中に埋もれ、地下水のケイ素成分が浸透し樹木の組織が残ったまま化石化したものです。 木が持っていた組織の違いによって多くのバリエーションが存在しますが、中でもこちらのようにマルチカラーで構成されたものはレインボーカラーと呼ばれ、質の高い意志とされています。 またこれらの石は、その表情が異星の景色のように見えることから、【Agate】アゲート等を含め、総称として『ピクチャーストーン』『シニックストーン』と呼ばれることもあります。
インディアンジュエリーの歴史においては、コーラルやスパイニーオイスター、ラピスラズリなどと共にターコイズに次いで用いられることの多い石であり、特に第二次世界大戦中にはターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって多く用いられました。

こちらの作品にセットされたペトリファイドウッドもインディアン居留地に近い場所で産出したものと思われ、アリゾナやニューメキシコ産らしい強く深いブラックやダークグレーで構成され、一部に僅かなイエローやオレンジ等が入ります。また、グレーの部分はクウォーツ(水晶)を含み強い透明感を持っています。
ターコイズの様な派手さはありませんが、近くで見ると抽象画の様にも見える、有機物であったことを感じさせる模様が形成されています。また、こちらの様にブラックやグレーをベースにした石はブラウンベースに比べると珍しく、シックで神秘的な美しさを持っています。

ターコイズとは異なる独特な存在感と他に類を見ない新鮮な印象を生み出すペトリファイドウッドを用いた作品は、古くから使われる素材でありながらビンテージインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられ、当店では注力してご紹介しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


ナバホの伝統的なスタイルや製法で構成されたオーセンティックなシルバーワークの作品ですが、細部には作者の個性が光り、ペトリファイドウッドの持つシックで幻惑的な印象により独自性のあるバングルに仕上がっています。また、ターコイズとは違った表情ですが、ペトリファイドウッドも有機物(木)を起源としておりナチュラルでアーシーな雰囲気も持ち、独特な存在感は性別や季節を問わずモードなスタイルにもフィットするバングルです。

現在、日本において多く紹介されているインディアンジュエリーとは違ったフィーリングを与えてくれるアイテムです。
特にこちらの作品は、ビンテージインディアンジュエリーとしてシルバーワークそのデザインセンスにおいて、突出したクオリティーを持つとてもハイエンドな作品となっており、コレクタブルなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好で、僅かなシルバークスミ等は見られますが、使用感は少なく石を含め良いコンディションを保っています。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度。

内径最大幅 約62.3㎜    正面幅(高さ) 約40.1㎜
内周 約142㎜    開口部 約30㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1 3/16 inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver, PetrifiedWood
        約50.9g