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JRO004075

Antique Navajo Filed & Stamped Ingot Silver Ring c.1930~

Antique Navajo Filed & Stamped Ingot Silver Ring c.1930~
29,700 円(税込)
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Antique Navajo Filed & Stamped Ingot Silver Ring  c.1930~
  • Antique Navajo Filed & Stamped Ingot Silver Ring  c.1930~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、とてもシンプルなファイルワークとスタンプワークで構成された作品。原始的な技法で作り上げられ、粗暴なシルバーワークでありながら現在においても洗練された印象を持ったアンティーク/ビンテージリングです。

正確な制作時期の特定は困難ですが、1930年代~1950年代に作られた作品と思われます。1920年代以前に作られた可能性も捨てきれませんが、シルバーの質やエッジの成形、内側の仕上げなどから1930年代以降の作品と推測されます。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンク/地金は、厚く硬く作られており、そこに『ファイルワーク』というヤスリで削る原始的な技法によって中央にラインが刻まれています。そして、そのラインの上下にバイアスの文様を刻むスタンプワークが全面に施されており、モチーフを明言することは出来ませんが、ロープやタイヤ痕、又は編み目の様な表情が与えられています。また、こちらの作品はロウ付けされた繋ぎ目がほとんど確認できない事も特徴となっており、現代のような銀ロウ(銀をロウ付けするための素材で多くは銀含有率30%~50%)ではなく、リングと同じシルバーを薄く叩き伸ばしたものを使用して繋ぎ目を接着していると思われます。このような技法はナバホのとても古い作品で見られる技術となっており、現代でも【Ernie Lister】アーニー・リスター等、ごく一部の作家が受け継ぐ技術となっています。地金よりも融点が低くなっている既製の銀ロウを使用するロウ付けに比べてとても難しい技術で、繊細なシルバーワークには不向となっています。しかしながら地金と全く同じシルバーで接合されるため、色の違いなどで接合部分を見つけることが出来なくなり、綺麗な仕上がりとなり強度も高くなります。
これらのアンティークナバホジュエリー独特のプリミティブなシルバーワークで構成されることで、ハンドメイドされた味わいと威厳のある表情が生み出されているようです。

また、こちらのような造形スタイルの作品は、『U.S.NAVAJO+ナンバー』のホールマークが施され、政府機関の認定を表した【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)の作品や、『UITA+ナンバー』のホールマーク【United Indian Trader's Association】(UITA)の作品にも見られます。ただし、さらに古い作品にも見られる伝統的な造形スタイルでもあり、その制作背景を明らかにすることは出来ません。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


プリミティブな技術で作り上げられた無骨な作品でありジュエリーとしての派手さは持っていませんが、アンティークインディアンジュエリー独特の雰囲気と量産品にはない迫力を醸し出しています。さらに、細かく力強いスタンプワークとファイルワークによって奥行きのある表情に仕上げられ、無駄がなく洗練された印象を併せ持つハイエンドな作品です。

また、程よいボリューム感は仰々しい印象がなく、心地よい重量感とかなりのパウンディングを感じさせる固くなめらかな肌は指に柔らかくフィットします。そして、そのようなミニマムでシンプルなデザイン/造形や渋く落ち着いたシルバーの質感は、多くのスタイルに馴染みやすく、長くご愛用いただける普遍的な造形美を持つリングです。

武骨ながら練り上げられた工芸品としての佇まいを感じさせるリングです。アンティークジュエリーの中でもリング/指輪は、着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等により現存数が非常に少なく、大変希少でコレクタブルなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、経年を感じさせるクスミや細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等が見られますが、使用感やダメージなど見られず、アンティークリングとしてはとても良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、とてもシンプルなファイルワークとスタンプワークで構成された作品。原始的な技法で作り上げられ、粗暴なシルバーワークでありながら現在においても洗練された印象を持ったアンティーク/ビンテージリングです。

正確な制作時期の特定は困難ですが、1930年代~1950年代に作られた作品と思われます。1920年代以前に作られた可能性も捨てきれませんが、シルバーの質やエッジの成形、内側の仕上げなどから1930年代以降の作品と推測されます。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたシャンク/地金は、厚く硬く作られており、そこに『ファイルワーク』というヤスリで削る原始的な技法によって中央にラインが刻まれています。そして、そのラインの上下にバイアスの文様を刻むスタンプワークが全面に施されており、モチーフを明言することは出来ませんが、ロープやタイヤ痕、又は編み目の様な表情が与えられています。また、こちらの作品はロウ付けされた繋ぎ目がほとんど確認できない事も特徴となっており、現代のような銀ロウ(銀をロウ付けするための素材で多くは銀含有率30%~50%)ではなく、リングと同じシルバーを薄く叩き伸ばしたものを使用して繋ぎ目を接着していると思われます。このような技法はナバホのとても古い作品で見られる技術となっており、現代でも【Ernie Lister】アーニー・リスター等、ごく一部の作家が受け継ぐ技術となっています。地金よりも融点が低くなっている既製の銀ロウを使用するロウ付けに比べてとても難しい技術で、繊細なシルバーワークには不向となっています。しかしながら地金と全く同じシルバーで接合されるため、色の違いなどで接合部分を見つけることが出来なくなり、綺麗な仕上がりとなり強度も高くなります。
これらのアンティークナバホジュエリー独特のプリミティブなシルバーワークで構成されることで、ハンドメイドされた味わいと威厳のある表情が生み出されているようです。

また、こちらのような造形スタイルの作品は、『U.S.NAVAJO+ナンバー』のホールマークが施され、政府機関の認定を表した【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)の作品や、『UITA+ナンバー』のホールマーク【United Indian Trader's Association】(UITA)の作品にも見られます。ただし、さらに古い作品にも見られる伝統的な造形スタイルでもあり、その制作背景を明らかにすることは出来ません。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


プリミティブな技術で作り上げられた無骨な作品でありジュエリーとしての派手さは持っていませんが、アンティークインディアンジュエリー独特の雰囲気と量産品にはない迫力を醸し出しています。さらに、細かく力強いスタンプワークとファイルワークによって奥行きのある表情に仕上げられ、無駄がなく洗練された印象を併せ持つハイエンドな作品です。

また、程よいボリューム感は仰々しい印象がなく、心地よい重量感とかなりのパウンディングを感じさせる固くなめらかな肌は指に柔らかくフィットします。そして、そのようなミニマムでシンプルなデザイン/造形や渋く落ち着いたシルバーの質感は、多くのスタイルに馴染みやすく、長くご愛用いただける普遍的な造形美を持つリングです。

武骨ながら練り上げられた工芸品としての佇まいを感じさせるリングです。アンティークジュエリーの中でもリング/指輪は、着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等により現存数が非常に少なく、大変希少でコレクタブルなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、経年を感じさせるクスミや細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等が見られますが、使用感やダメージなど見られず、アンティークリングとしてはとても良好な状態を保っています。
Size

日本規格 約 15.5~16号   円周 約 56.4㎜   us 8
正面幅 約 6.6㎜

Material

Silver(probably Ingot Silver)