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JRO004133

Atq Navajo Stamped Heavy Silver Ring w/Green Jasper c.1940

Atq Navajo Stamped Heavy Silver Ring w/Green Jasper c.1940
32,400 円(税込)
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Atq Navajo Stamped Heavy Silver Ring w/Green Jasper  c.1940
  • Atq Navajo Stamped Heavy Silver Ring w/Green Jasper  c.1940
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、大変重厚でアーシーな雰囲気のシルバーワークをベースに、静かな印象のGreen Jasper/グリーンジャスパーと思われる石がセットされたアンティーク/ビンテージリングです。

ホールマーク(作者のサイン)等が見られない為、作者は不明ながら過去に発見されている類似した造形やディテールを持った作品群から【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレス インディアントレーダーに作品を供給した作家によって作られたものと推測されます。

1930年代末~1950年代初頭頃に作られた作品と思われ、キャスト(鋳物)かインゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なシャンクは、フロント部分がフラットなシェイプに造形され、そこにオーバルカットジャスパーのフェイスが構成されています。そのベゼル(覆輪)には太さの異なったツイステッドワイヤー2本が施され、手の込んだ細工となっています。また、シャンクのサイドにはプリミティブなスタンプワークによって植物のような文様が刻まれており、ビンテージインディアンジュエリーらしい質感が与えられています。これらの荒々しくもハンドメイド独特の温かさのあるシルバーワークによってアンティーク作品特有の武骨な表情を持ったリングとなっているようです。

セットされた石は【Green Jasper】グリーンジャスパー、日本語では『緑碧玉』と呼ばれるクォーツ/石英の結晶で構成された宝石と思われ、少し経年によってマットな質感となっていますが、現在も神秘的で吸い込まれるような透明感を見せています。また、1930年代以前から【Petrified Wood】ペトリファイドウッド(珪化木)等がセットされた作品は散見されますが、こちらのようなジャスパーがセットされた1940年代以前の作品は珍しいピースとなります。1940年代以降には、ペトリファイドウッドや【Agate】アゲート(瑪瑙)等と共に、第二次世界大戦中にターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって用いられた歴史を持っています。

ターコイズとは違った独特な存在感と他に類を見ない新鮮な印象を生み出し、古くから使われる素材でありながらインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられ、ペトリファイドウッドと共に当店では注力してご紹介しています。


【C. G. Wallace INDIAN TRADER/C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーダーは、【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレスが、1928年にZUNI /ズ二のジュエリーを専門に扱うトレーダーとしてズニの町で創業し、非常に多くのズニジュエリー作家を支援しました。創業後すぐに、ナバホのシルバー彫金技術を必要として【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1901-1942)とその兄である【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン(1901-1976)、他にも【Billy Hoxie】ビリー・ホクシー、【Charles Begay】チャールズ・ビゲイ(1912-1998)等の一説には二十数人と言われるナバホ出身のシルバースミスが在籍していたと云われており、こちらの作者もその中の一人による作品だと思われます。
また、彼らの様にズニの町でシルバースミスをしていたナバホの職人は、技術的にはナバホの伝統的な彫金技術を重視していたようですが、こちらのリングに見られる植物のようなスタンプワークの表現等、そのデザインスタイルやディテールには、ナバホジュエリーにはあまり見られないズニ作品/プエブロ作品の影響を受けていると考えられます。


静かで落ち着いた石の表情やビンテージインディアンジュエリーの素朴な質感は、リングに独特な雰囲気を与えており、強い存在感ではありませんがとてもシックで男性にも向いた渋い印象を作っています。また、オーバルカットの石はスクエアカットに比べ女性的なイメージを持っていますが、こちらのリングは石のシェイプやボリューム感等も男性の手にとても映えるバランスとなっています。さらに、アンティーク作品特有の味わいやジャスパーの色彩は、季節を問わず多くのスタイルに馴染みやすい作品だと思われます。

アンティークインディアンジュエリーらしい武骨で粗野な技術による、細かく繊細なシルバーワークという相反する要素を内包しており、それによってどこか現代的でアーティーな魅力を持ち、神秘的なジャスパーを用いた希少性を含め資料価値も高いとてもコレクタブルなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、全体に経年によるシルバーのクスミや僅かな摩耗が見られますが、ダメージやリペア跡などありません。石も少しマットな質感になっていますが、クラックやガタつきなどはなく現在も怪しげな光を宿しています。

※こちらの品物はすでにご予約のお客様により【SOLD】となっております。 大変申し訳ありませんが、ご購入いただけませんのでご注意ください。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、大変重厚でアーシーな雰囲気のシルバーワークをベースに、静かな印象のGreen Jasper/グリーンジャスパーと思われる石がセットされたアンティーク/ビンテージリングです。

ホールマーク(作者のサイン)等が見られない為、作者は不明ながら過去に発見されている類似した造形やディテールを持った作品群から【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレス インディアントレーダーに作品を供給した作家によって作られたものと推測されます。

1930年代末~1950年代初頭頃に作られた作品と思われ、キャスト(鋳物)かインゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なシャンクは、フロント部分がフラットなシェイプに造形され、そこにオーバルカットジャスパーのフェイスが構成されています。そのベゼル(覆輪)には太さの異なったツイステッドワイヤー2本が施され、手の込んだ細工となっています。また、シャンクのサイドにはプリミティブなスタンプワークによって植物のような文様が刻まれており、ビンテージインディアンジュエリーらしい質感が与えられています。これらの荒々しくもハンドメイド独特の温かさのあるシルバーワークによってアンティーク作品特有の武骨な表情を持ったリングとなっているようです。

セットされた石は【Green Jasper】グリーンジャスパー、日本語では『緑碧玉』と呼ばれるクォーツ/石英の結晶で構成された宝石と思われ、少し経年によってマットな質感となっていますが、現在も神秘的で吸い込まれるような透明感を見せています。また、1930年代以前から【Petrified Wood】ペトリファイドウッド(珪化木)等がセットされた作品は散見されますが、こちらのようなジャスパーがセットされた1940年代以前の作品は珍しいピースとなります。1940年代以降には、ペトリファイドウッドや【Agate】アゲート(瑪瑙)等と共に、第二次世界大戦中にターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって用いられた歴史を持っています。

ターコイズとは違った独特な存在感と他に類を見ない新鮮な印象を生み出し、古くから使われる素材でありながらインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられ、ペトリファイドウッドと共に当店では注力してご紹介しています。


【C. G. Wallace INDIAN TRADER/C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーダーは、【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレスが、1928年にZUNI /ズ二のジュエリーを専門に扱うトレーダーとしてズニの町で創業し、非常に多くのズニジュエリー作家を支援しました。創業後すぐに、ナバホのシルバー彫金技術を必要として【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1901-1942)とその兄である【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン(1901-1976)、他にも【Billy Hoxie】ビリー・ホクシー、【Charles Begay】チャールズ・ビゲイ(1912-1998)等の一説には二十数人と言われるナバホ出身のシルバースミスが在籍していたと云われており、こちらの作者もその中の一人による作品だと思われます。
また、彼らの様にズニの町でシルバースミスをしていたナバホの職人は、技術的にはナバホの伝統的な彫金技術を重視していたようですが、こちらのリングに見られる植物のようなスタンプワークの表現等、そのデザインスタイルやディテールには、ナバホジュエリーにはあまり見られないズニ作品/プエブロ作品の影響を受けていると考えられます。


静かで落ち着いた石の表情やビンテージインディアンジュエリーの素朴な質感は、リングに独特な雰囲気を与えており、強い存在感ではありませんがとてもシックで男性にも向いた渋い印象を作っています。また、オーバルカットの石はスクエアカットに比べ女性的なイメージを持っていますが、こちらのリングは石のシェイプやボリューム感等も男性の手にとても映えるバランスとなっています。さらに、アンティーク作品特有の味わいやジャスパーの色彩は、季節を問わず多くのスタイルに馴染みやすい作品だと思われます。

アンティークインディアンジュエリーらしい武骨で粗野な技術による、細かく繊細なシルバーワークという相反する要素を内包しており、それによってどこか現代的でアーティーな魅力を持ち、神秘的なジャスパーを用いた希少性を含め資料価値も高いとてもコレクタブルなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、全体に経年によるシルバーのクスミや僅かな摩耗が見られますが、ダメージやリペア跡などありません。石も少しマットな質感になっていますが、クラックやガタつきなどはなく現在も怪しげな光を宿しています。

※こちらの品物はすでにご予約のお客様により【SOLD】となっております。 大変申し訳ありませんが、ご購入いただけませんのでご注意ください。
Size

日本規格 約 19号   円周 約 59.8㎜   us 9.5
正面幅 約 22.8㎜

Material

Silver, probably Green Jasper