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JBO002549

Vintage Navajo Rope Stamped Silver Cuff Bracelet c.1950

Vintage Navajo Rope Stamped Silver Cuff Bracelet c.1950
54,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、上下のシルバーワイヤーで2本のツイステッドワイヤーを挟んで構成されているように見えますが、高度なスタンプワークによってツイステッドワイヤーの様に見えるように構成されていると思われ、インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークやスタンプワーク、ファイルワークのみで仕上げられていると推測されます。その造形は非常にミニマムで、フラットなシェイプのシンプルなデザイン/造形のアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代末頃~1950年代に制作された作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金に、ファイルワーク/エングレイビングと言う鑢によって削る技法によってラインが彫り込まれ、中央には2本のロープの様な立体的で連続した造形がスタンプ(鏨)によって形作られています。現代の作品でも見られるデザインスタイルですが、それらはツイステッドワイヤーを用いており、こちらの作品とは全く違った造形を持っています。このような造形は、当時の圧倒的なスタンプ/鏨の制作技術によって実現されています。
さらに、ターミナル(バングル両端)には断面に対して垂直方向に小さなシルバーパーツが施されており、これらの様な細かなディテールにもアンティーク作品独特の丁寧で細部にも拘り抜かれた作者の高い意識が感じられます。

このようなディテールをはじめ構成するすべてのシルバーワークや造形スタイルは、多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG) 通称『ナバホギルド』の作品を想起させます。そしてそのナバホギルドの代表を務め、ニューメキシコ州フォートウィンゲート インディアンスクールでは彫金クラスの講師としても活躍した【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の影響と美意識が強く感じられます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。 中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、前述の大巨匠であるナバホのシルバースミスAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース/地金に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホースは、後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェやフォートウィンゲートにあったインディアンスクールの彫金クラスで講師を務め、多くの教え子を持っていました。 活動期間は、サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もインゴットから成形されたバンド(地金)や素晴らしい技術とセンスを感じさせるスタンプワーク等、とてもクラシックな作品ですが、手間を惜しまない丁寧で美しいシルバーワークによって構成されています。
また、やはりこちらもアーリーナバホジュエリーの技術やディテールを踏襲しながら、ミニマルで無駄のないデザインに仕上げられた作品であり、当時のナバホギルドが強く推奨したスタイルと共通した作品です。

それらオールドナバホの技術や理念を守る伝統的なシルバーワークにより、武骨さと洗練された印象を兼ね備え、現代においても新鮮で突出したセンスを感じさせます。またそれは、どんな装いにもフィットし普遍的で美しい造形は長くご愛用いただけると思います。

ビンテージインディアンジュエリーの渋い力強さだけでなく、現代的で構築的な佇まいも持ち、練り上げられた工芸品としての資料価値も高いハイエンドな作品であり、大変貴重なピースの一つです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーに多少のクスミ等は見られますが、ダメージなど無く良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、上下のシルバーワイヤーで2本のツイステッドワイヤーを挟んで構成されているように見えますが、高度なスタンプワークによってツイステッドワイヤーの様に見えるように構成されていると思われ、インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークやスタンプワーク、ファイルワークのみで仕上げられていると推測されます。その造形は非常にミニマムで、フラットなシェイプのシンプルなデザイン/造形のアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代末頃~1950年代に制作された作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金に、ファイルワーク/エングレイビングと言う鑢によって削る技法によってラインが彫り込まれ、中央には2本のロープの様な立体的で連続した造形がスタンプ(鏨)によって形作られています。現代の作品でも見られるデザインスタイルですが、それらはツイステッドワイヤーを用いており、こちらの作品とは全く違った造形を持っています。このような造形は、当時の圧倒的なスタンプ/鏨の制作技術によって実現されています。
さらに、ターミナル(バングル両端)には断面に対して垂直方向に小さなシルバーパーツが施されており、これらの様な細かなディテールにもアンティーク作品独特の丁寧で細部にも拘り抜かれた作者の高い意識が感じられます。

このようなディテールをはじめ構成するすべてのシルバーワークや造形スタイルは、多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG) 通称『ナバホギルド』の作品を想起させます。そしてそのナバホギルドの代表を務め、ニューメキシコ州フォートウィンゲート インディアンスクールでは彫金クラスの講師としても活躍した【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の影響と美意識が強く感じられます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。 中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、前述の大巨匠であるナバホのシルバースミスAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース/地金に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホースは、後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェやフォートウィンゲートにあったインディアンスクールの彫金クラスで講師を務め、多くの教え子を持っていました。 活動期間は、サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もインゴットから成形されたバンド(地金)や素晴らしい技術とセンスを感じさせるスタンプワーク等、とてもクラシックな作品ですが、手間を惜しまない丁寧で美しいシルバーワークによって構成されています。
また、やはりこちらもアーリーナバホジュエリーの技術やディテールを踏襲しながら、ミニマルで無駄のないデザインに仕上げられた作品であり、当時のナバホギルドが強く推奨したスタイルと共通した作品です。

それらオールドナバホの技術や理念を守る伝統的なシルバーワークにより、武骨さと洗練された印象を兼ね備え、現代においても新鮮で突出したセンスを感じさせます。またそれは、どんな装いにもフィットし普遍的で美しい造形は長くご愛用いただけると思います。

ビンテージインディアンジュエリーの渋い力強さだけでなく、現代的で構築的な佇まいも持ち、練り上げられた工芸品としての資料価値も高いハイエンドな作品であり、大変貴重なピースの一つです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーに多少のクスミ等は見られますが、ダメージなど無く良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ M - L 程度。
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約59.8㎜    正面幅(高さ) 約8.8㎜
内周 約138㎜    開口部 約28㎜
Inside Measurement 5 7/16inch   opening 1 1/8inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性、XLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver (probably Ingot Silver)
        約23.3g