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JNZ062127

【Dan Simplicio】Zuni Antique Thunderbird Fob Necklace c.1930~

【Dan Simplicio】Zuni Antique Thunderbird Fob Necklace c.1930~
25,900 円(税込)
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【ZUNI】ズ二の偉大な作家【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969) の作品と思われる、サンダーバード/ホピバードモチーフのピース。ズニらしい多彩な材料をチャンネルインレイすることで生み出される美しい色彩が特徴的なビンテージネックレスです。

1930年代~1940年代頃に作られたと思われ、インディアンジュエリーではとてもトラディッショナルなサンダーバードをモチーフにしたピースであり、ズニの作家達により多くの作品が制作された伝統的なスタイルの一つですが、Dan Simplicioの作品はそれらの基礎となったピースであり、同様のモチーフ・スタイルの作品群の中では古い年代に制作されたピースとなります。
細かく繊細なシルバーワークをベースに、ズニ独特のインレイ技法を用いてシェルやジェット、ターコイズなどが螺鈿細工のようにセットされています。また、サンダーバードのテール部分にはシルバーワイヤーによるアーチ状の装飾やシルバードロップが施されており、ショルダーにはさりげなくスタンプワークが刻まれたシルバーパーツなどが配されており、これらのディテールから同作者と判断しています。【Sei Toshio氏】の著書『Zuni Jewelry』でも紹介されていますが、ズニの作家たちは類似したモチーフやスタイルの作品をそれぞれに独自のデザインで制作しており、こちらの様な特徴を持つ作品は、Dan Simplicio独自のデザイン/造形と特定することが出来ます。
シルバーチェーンは新しいものですが、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


こちらの様な【チャンネルインレイ技法】を用いたズニのジュエリーは1930年代以降、現在まで多く作られました。現在ではインレイ技法で作られた多くのジュエリーがキャストによる量産品(量産されたシルバーに石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはシルバー部分を含めてすべてがハンドメイドで成形されています。


【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオは、ZUNIの中でも最も著名な作家の一人であり、1930年代後半から台頭する安価なズニスタイルジュエリーを量産するメーカーに対抗し、カットせずに自然な形を生かしたコーラル(珊瑚)等を最初に用いた作家として知られ、非常に多くのスタイルや技術を生み出した人物。【Leekya Deyuse】(1889-1966)や【Leo Poblano】(1905-1959)等との共作のピースも残されています。
1917年、ニューメキシコ州ズニプエブロに生まれ、叔父にはズニ族において記録が残る作家として最初期の一人と言われる【Juan de Dios】ファン・デ・ディオス(1882-1940)を持ち、とても若い時期からシルバースミスとしての技術を教わったようです。
息子である【Mike Simplicio】マイク・シンプリシオの証言によれば、第二次世界大戦中にはフランス・ドイツ・イタリアに従軍し、その時に目にした彫刻などの影響を受け、インディアンジュエリーとしては新しい植物等のモチーフや蛇等のモチーフを用いた複雑で有機的な造形を生み出したとされています。
それらは当時、非常に独創的であり現代においてはズニのトラディッショナルなスタイルとなっていますが、1930年代~50年代に彼が生み出した功績は計り知れません。 1975年に行われたC. G. Wallaceコレクションのオークションでは氏の作品が50点以上が出品され、非常に多くがC. G. Wallaceに個人コレクションされていたことがわかります。
また、甥には【Juan Calavaza】がおり、その妻であり日本においても高名な【Effie Calavaza】もDan Simplicioの創作に強い影響を受けた作家です。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。
ズニのインレイで制作されたサンダーバードは【Hopi Bird】ホピバードと呼ばれることもありますが、ナバホの作品と同じくサンダーバードがソース/起源となったモチーフです。


日本ではまり紹介されていないアイテムながら、アメリカではコレクターが多く、ビンテージ独特のナチュラルな質感はさり気なく使えて、少しポップな印象は多くのスタイルにおいて大変良いポイントになるアイテム。さらに、ビンテージ感のある質感と天然素材の持つ抑えた色調によって、落ち着いた雰囲気も持っているため使いやすい印象に仕上げられており、サイズ感もこなれた印象ですので女性だけでなく男性にも使っていただきたいネックレスです。

また、ズニのインレイ技法を用いたジュエリーは、その色使いが世界的に高い評価を得ており、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があり、遊び心を感じる動物等の自然をメインとしたモチーフの図案化は、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識も感じることができます。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションはアンティーク作品のため、シルバーのクスミなどが見られまずが、目立ったダメージはなく良好な状態を保っています。
【ZUNI】ズ二の偉大な作家【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969) の作品と思われる、サンダーバード/ホピバードモチーフのピース。ズニらしい多彩な材料をチャンネルインレイすることで生み出される美しい色彩が特徴的なビンテージネックレスです。

1930年代~1940年代頃に作られたと思われ、インディアンジュエリーではとてもトラディッショナルなサンダーバードをモチーフにしたピースであり、ズニの作家達により多くの作品が制作された伝統的なスタイルの一つですが、Dan Simplicioの作品はそれらの基礎となったピースであり、同様のモチーフ・スタイルの作品群の中では古い年代に制作されたピースとなります。
細かく繊細なシルバーワークをベースに、ズニ独特のインレイ技法を用いてシェルやジェット、ターコイズなどが螺鈿細工のようにセットされています。また、サンダーバードのテール部分にはシルバーワイヤーによるアーチ状の装飾やシルバードロップが施されており、ショルダーにはさりげなくスタンプワークが刻まれたシルバーパーツなどが配されており、これらのディテールから同作者と判断しています。【Sei Toshio氏】の著書『Zuni Jewelry』でも紹介されていますが、ズニの作家たちは類似したモチーフやスタイルの作品をそれぞれに独自のデザインで制作しており、こちらの様な特徴を持つ作品は、Dan Simplicio独自のデザイン/造形と特定することが出来ます。
シルバーチェーンは新しいものですが、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


こちらの様な【チャンネルインレイ技法】を用いたズニのジュエリーは1930年代以降、現在まで多く作られました。現在ではインレイ技法で作られた多くのジュエリーがキャストによる量産品(量産されたシルバーに石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはシルバー部分を含めてすべてがハンドメイドで成形されています。


【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオは、ZUNIの中でも最も著名な作家の一人であり、1930年代後半から台頭する安価なズニスタイルジュエリーを量産するメーカーに対抗し、カットせずに自然な形を生かしたコーラル(珊瑚)等を最初に用いた作家として知られ、非常に多くのスタイルや技術を生み出した人物。【Leekya Deyuse】(1889-1966)や【Leo Poblano】(1905-1959)等との共作のピースも残されています。
1917年、ニューメキシコ州ズニプエブロに生まれ、叔父にはズニ族において記録が残る作家として最初期の一人と言われる【Juan de Dios】ファン・デ・ディオス(1882-1940)を持ち、とても若い時期からシルバースミスとしての技術を教わったようです。
息子である【Mike Simplicio】マイク・シンプリシオの証言によれば、第二次世界大戦中にはフランス・ドイツ・イタリアに従軍し、その時に目にした彫刻などの影響を受け、インディアンジュエリーとしては新しい植物等のモチーフや蛇等のモチーフを用いた複雑で有機的な造形を生み出したとされています。
それらは当時、非常に独創的であり現代においてはズニのトラディッショナルなスタイルとなっていますが、1930年代~50年代に彼が生み出した功績は計り知れません。 1975年に行われたC. G. Wallaceコレクションのオークションでは氏の作品が50点以上が出品され、非常に多くがC. G. Wallaceに個人コレクションされていたことがわかります。
また、甥には【Juan Calavaza】がおり、その妻であり日本においても高名な【Effie Calavaza】もDan Simplicioの創作に強い影響を受けた作家です。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。
ズニのインレイで制作されたサンダーバードは【Hopi Bird】ホピバードと呼ばれることもありますが、ナバホの作品と同じくサンダーバードがソース/起源となったモチーフです。


日本ではまり紹介されていないアイテムながら、アメリカではコレクターが多く、ビンテージ独特のナチュラルな質感はさり気なく使えて、少しポップな印象は多くのスタイルにおいて大変良いポイントになるアイテム。さらに、ビンテージ感のある質感と天然素材の持つ抑えた色調によって、落ち着いた雰囲気も持っているため使いやすい印象に仕上げられており、サイズ感もこなれた印象ですので女性だけでなく男性にも使っていただきたいネックレスです。

また、ズニのインレイ技法を用いたジュエリーは、その色使いが世界的に高い評価を得ており、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があり、遊び心を感じる動物等の自然をメインとしたモチーフの図案化は、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識も感じることができます。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションはアンティーク作品のため、シルバーのクスミなどが見られまずが、目立ったダメージはなく良好な状態を保っています。
Size

縦 約3.75㎝(バチカンを含む)   横 約2.8㎝   チェーン長さ 約 50.0㎝程度

Material

Silver, Shell, Jet, Turquoise, Coral(or Spiny Oyster)