ITEM CODE:
JBO002085

Joe D Yazzie Chiseled Half-Round Wire Cuff Bracelet c.1960 1

Joe D Yazzie Chiseled Half-Round Wire Cuff Bracelet c.1960 1
59,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの亡き作家【Joe D Yazzie】ジョー・D・ヤジーによるビンテージ作品で、ハーフラウンドワイヤーをベースに非常に原始的な技術のみで構成されていながら、とても洗練されたシンプルで完成度の高いデザイン/造形のアンティーク/ビンテージバングルです。

※こちらは、画像にある『JBO002086』と同じ作者による同デザイン/造形のピースであり、元々2本セットで発見されたアンティークジュエリーですが、こちらにはホールマーク(作者のサイン)が刻印され、JBO002086にはホールマークが入りません。販売は2作品セットではなく、それぞれ単体での販売になっておりますのでご注意ください。


1950年代後半~1960年代製と推測され、おそらくある程度キャストで成形されたインゴットシルバー(銀塊)の地金をハーフラウンドワイヤーに成形してバンド/地金にし、ファイルワークと言う削ることによってライン模様を刻み、立体的な丸い断面を持つスタンプ(鏨)で地金のハーフラウンドを叩き凹ませることで、構築的で彫刻的な造形を構成しています。これらの凹みスタンプにより美しい光の反射が生み出されており、ナバホジュエリーの古くからの伝統技術を踏襲しながら新しい造形スタイルを試みたものと推測され、全く新しい印象とモダンで洗練された表情を持ったバングルに仕上げられています。
また、このようなモダンなスタイルのデザイン/造形やIndian Hand Madeを表す『IHM』とSTERLING SILVERを表している『S/S』の刻印から、M. L. Woodardがニューメキシコ州ギャラップで運営していたインディアンクラフトショップ【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツで制作された作品と思われます。


【Joe D Yazzie】ジョー・D・ヤジーは、ナバホ出身で1950年代~1970年代頃にかけて活動していたとされる有名作家の一人です。生年月日などの詳細は不明ですが、残されている作品はナバホのトラディショナルなスタイル以外にも非常に実験的な造形の作品も多く、新しいジュエリーの創作に積極的であったと思われます。銀食器やベルトバックルなど、そのシルバーワークは多岐に渡り卓越した技術を持ったシルバースミスの一人でした。
ホールマークはこちらの作品のような『JDY』の他にも横向きのインディアンヘッドなどが確認されており、【Woodard's Indian Arts】に長く所属していたようです。
また、ナバホ族の【Yazzie】ヤジーファミリーは古くから大きな一家であり、多くのシルバースミスを輩出していますが、Joe D Yazzieについては、血縁関係もたどることができていません。


【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツは、ニューメキシコ州ギャラップにて1930年代後半にM. L. Woodardが始めたインディアンクラフト&アートショップです。M. L. Woodardは、【the United Indian Trader's Association】(UITA)のエグゼクティブディレクターを務めた人物で、インディアンアートのバックアップやアメリカ政府との交渉を行った重要な人物です。ショップはアリゾナ州ツーソンとスコッツデール、ニューメキシコ州サンタフェでも展開されており、後に店の頭文字である『W』とIndian Hand Madeを表す『IHM』、Sterling Silverの『S/S』が刻印されるようになります。もちろん量産化された作品ではなく、全てハンドメイドの昔ながらの技術を使った作品にこだわりながら、こちらのバングルと同様に比較的モダンなイメージの作品が多く制作された工房兼ショップです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金は硬くなめらかな質感で、素晴らしい装着感も堪能できるピース。また、オリジナリティーのあるデザインながら、非常に汎用性も高く、クリーンでミニマムな印象はあらゆるスタイルによく馴染みます。 他のバングルと重ね付けにも向いたピースですが、厚みのある地金により単独でもしっかりとした存在感を持っており、長年にわたってご愛用いただける上質感のあるバングルです。

Woodard's Indian ArtsにおいてJoe D Yazzieが残した貴重なピースであり、伝統的なナバホの技術を踏襲しながらもモダンでずば抜けた造形センスを感じさせるピース。
練り上げられた工芸品としても素晴らしく、同作者のジュエリーは現存数も少ない為、現在では大変貴重な作品の一つとなっています。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも非常に良く、多少のクスミ等は見られますが、使用感の少ない大変良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホの亡き作家【Joe D Yazzie】ジョー・D・ヤジーによるビンテージ作品で、ハーフラウンドワイヤーをベースに非常に原始的な技術のみで構成されていながら、とても洗練されたシンプルで完成度の高いデザイン/造形のアンティーク/ビンテージバングルです。

※こちらは、画像にある『JBO002086』と同じ作者による同デザイン/造形のピースであり、元々2本セットで発見されたアンティークジュエリーですが、こちらにはホールマーク(作者のサイン)が刻印され、JBO002086にはホールマークが入りません。販売は2作品セットではなく、それぞれ単体での販売になっておりますのでご注意ください。


1950年代後半~1960年代製と推測され、おそらくある程度キャストで成形されたインゴットシルバー(銀塊)の地金をハーフラウンドワイヤーに成形してバンド/地金にし、ファイルワークと言う削ることによってライン模様を刻み、立体的な丸い断面を持つスタンプ(鏨)で地金のハーフラウンドを叩き凹ませることで、構築的で彫刻的な造形を構成しています。これらの凹みスタンプにより美しい光の反射が生み出されており、ナバホジュエリーの古くからの伝統技術を踏襲しながら新しい造形スタイルを試みたものと推測され、全く新しい印象とモダンで洗練された表情を持ったバングルに仕上げられています。
また、このようなモダンなスタイルのデザイン/造形やIndian Hand Madeを表す『IHM』とSTERLING SILVERを表している『S/S』の刻印から、M. L. Woodardがニューメキシコ州ギャラップで運営していたインディアンクラフトショップ【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツで制作された作品と思われます。


【Joe D Yazzie】ジョー・D・ヤジーは、ナバホ出身で1950年代~1970年代頃にかけて活動していたとされる有名作家の一人です。生年月日などの詳細は不明ですが、残されている作品はナバホのトラディショナルなスタイル以外にも非常に実験的な造形の作品も多く、新しいジュエリーの創作に積極的であったと思われます。銀食器やベルトバックルなど、そのシルバーワークは多岐に渡り卓越した技術を持ったシルバースミスの一人でした。
ホールマークはこちらの作品のような『JDY』の他にも横向きのインディアンヘッドなどが確認されており、【Woodard's Indian Arts】に長く所属していたようです。
また、ナバホ族の【Yazzie】ヤジーファミリーは古くから大きな一家であり、多くのシルバースミスを輩出していますが、Joe D Yazzieについては、血縁関係もたどることができていません。


【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツは、ニューメキシコ州ギャラップにて1930年代後半にM. L. Woodardが始めたインディアンクラフト&アートショップです。M. L. Woodardは、【the United Indian Trader's Association】(UITA)のエグゼクティブディレクターを務めた人物で、インディアンアートのバックアップやアメリカ政府との交渉を行った重要な人物です。ショップはアリゾナ州ツーソンとスコッツデール、ニューメキシコ州サンタフェでも展開されており、後に店の頭文字である『W』とIndian Hand Madeを表す『IHM』、Sterling Silverの『S/S』が刻印されるようになります。もちろん量産化された作品ではなく、全てハンドメイドの昔ながらの技術を使った作品にこだわりながら、こちらのバングルと同様に比較的モダンなイメージの作品が多く制作された工房兼ショップです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金は硬くなめらかな質感で、素晴らしい装着感も堪能できるピース。また、オリジナリティーのあるデザインながら、非常に汎用性も高く、クリーンでミニマムな印象はあらゆるスタイルによく馴染みます。 他のバングルと重ね付けにも向いたピースですが、厚みのある地金により単独でもしっかりとした存在感を持っており、長年にわたってご愛用いただける上質感のあるバングルです。

Woodard's Indian ArtsにおいてJoe D Yazzieが残した貴重なピースであり、伝統的なナバホの技術を踏襲しながらもモダンでずば抜けた造形センスを感じさせるピース。
練り上げられた工芸品としても素晴らしく、同作者のジュエリーは現存数も少ない為、現在では大変貴重な作品の一つとなっています。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも非常に良く、多少のクスミ等は見られますが、使用感の少ない大変良好な状態です。
Size

メンズサイズ M - L 程度。
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約57.7㎜    正面幅(高さ) 約7.8㎜
内周 約137㎜    開口部 約27.5㎜
Inside Measurement 5 7/16inch   opening 1 1/16inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性、Lサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Sterling Silver
        約29.2g