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John Gordon Leekity Zuni Vintage Knifewing Inlay Bolo c.1950

John Gordon Leekity Zuni Vintage Knifewing Inlay Bolo c.1950
59,500 円(税込)
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John Gordon Leekity Zuni Vintage Knifewing Inlay Bolo c.1950
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【ZUNI】ズ二の大巨匠【John Gordon Leekity(Leak)】ジョン・ゴードン・リーキティーの作品で、キャストにより成形されたシルバーベースに同作者の特徴的なナイフウィングをモチーフにしたインレイが施されたアンティーク/ビンテージボロタイ(ループタイ)です。

1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、菱形に唐草のような装飾の付くシルバーベースはサンドキャストで成形されており、その上下にはトライアングルシェイプにカットされたターコイズがセットされ、中央には丸く造形されたジェット(炭化した木の化石)にターコイズとマザーオブパール(シェル)をはめ込んだナイフウィングのインレイが施されています。
このようなナイフウイングをモチーフとしたインレイワークは、John Gordon Leekityか、ズニジュエリーの黎明期に多くの傑作を生みだしたDan Simplicioがが生み出したものと考えられており、非常に高い技術を必要とする造形です。同様のスタイルは、【Dexter Cellicion】(1931-1999)や【Ida Vacit Poblano】等の多くの子孫やズニの後進作家に受け継がれていますが、こちらの作品にみられるような素朴なナイフウィングのデザインやジェットをベースとしたインレイの特徴を持つ作品は全てJohn Gordon Leekityと思われます。
ただし、同作者は謎が多くその詳細の明らかになっていない人物であり、当店の推測ではありますが、シルバーワークの多くは、C. G. Wallace Trading Postに所属していた別のシルバースミスが担当していた可能性があります。実際にブレスレットなどでは別の作家のホールマークを持つ作品も残されており、このような合作と言える制作過程は、C. G. Wallace Trading Postで制作された作品においては他にも散見される事例であり珍しくありません。さらに、こちらの作品はサンドキャストが使われているため、シルバーワークを担当したのが、【Juan de Dios】ファン・デ・ディオス(1882-1940)又は、【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)ではないかと推測され、大変興味深く史料価値の高いピースと言えます。

また、こちらのターコイズは優しい色相に奥行きのある表情を持つ石で、おそらくキングマンターコイズと推測されます。一部にクウォーツ(水晶)が見られる大変美しいターコイズです。


【John Gordon Leekity(Leak)】ジョン・ゴードン・リーキティーは、生年月日などの詳細が伝わっていない謎の多い人物ですが、ズニの多くの作家に影響を与え、突出した技術を持った作家でした。
1975年、長い歴史を持ちズニの作家たちを支え続けたC. G. Wallace Trading Postの経営者である【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレス(1898-1993) が、その個人コレクションの約半数をアリゾナ州フェニックスのバードミュージアムに寄贈し、残りの一部をSotheby Parke Bernet社のオークションに出品しました。その時のオークションカタログは現在でも多くの研究者やコレクターにとっての第一級の資料となっており、その中にJohn Gordon Leekityの作品がいくつか出品・掲載されています。そして、それらの作品は特別な技術とデザイン、その完成度によって高い評価を受けました。※そのカタログ上では、名前がJohn Gordon Leakと紹介されていたため、その後長く間違ったファミリーネームが伝わることになってしまいます。
近年になってようやく研究が進み、John Gordon Leekityが長距離ランナーとしても高名であり、国を代表して走っていたことや、100マイルを馬と競うレースに参戦していたことが判明しており、高齢になってからも走ることを続け、セレモニーにおけるダンサーとしても活躍したことが伝わっています。

その作品のスタイルは一貫しており、多くがジェットをベースにした精巧なインレイワークであり、モチーフはナイフウイングの他にはドラゴンフライやアローなどに限定されています。人物像や経歴に謎が多かった為、その作品の多くは高く評価されながら作家としては評価されないままになっていましたが、3人の息子William、Joe、そしてDickのうちWilliamの娘である【Ann Sheyka】や【Curtis Leekity】【Nora Leekity】【Paul Leekity】等、多くの優れた技術を持ちクオリティーの高い作品を残している作家を子孫として排出していることなどからも、そのファミリーの始祖として大きな影響力と基盤を築いたジュエラーとしての偉大さが近年になって見直されています。
【Leekya Deyuse】リーキヤ・デユセ(1889-1966)、【Horace Iule】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)、【Leo Poblano】レオ・ポブラノ(1905-1959)、【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969)等らと並ぶ功績を残した偉大なズニジュエリーを代表する作家の一人です。

さらに、こちらの作品はJohn Gordon Leekityのピースの中でもシルバーワークがキャストという珍しい個体であり、他作家との共作と推測されるその制作の経緯などは不明な部分が多いままですが、類似した作品が見つからないと思われる貴重な作品です。

【Knifewing】はズニ族のナイフの翼を持った戦争の神/精霊として考えられ、【Rainbow Man】と共にジュエリーのモチーフとしても広く知られています。


ボロタイは特殊なジュエリーであり、スタイリングしにくいイメージがありますが、ネックレスと同じようにお使いいただけ、こちらのようなアンティークの渋い質感と少しポップでナチュラルなイメージの作品は、とても馴染みの良い印象です。
また、ズニ独特の世界観を持ったインレイのジュエリーは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があります。 中でも遊び心を感じる動物や精霊をメインとしたモチーフの『図案化』には、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることができます。

ビンテージインディアンジュエリー独特の味わいと、John Gordon Leekityという偉大な作家による独自性を持つ作品であり、非常にコレクタブルで史料価値も高いアンティークジュエリーです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションは、全体にシルバーのクスミや使用感が見られ、ベゼルなどに少し摩耗があるようですが、レザーレースを含め着用にあたり不安のあるダメージはありません。
【ZUNI】ズ二の大巨匠【John Gordon Leekity(Leak)】ジョン・ゴードン・リーキティーの作品で、キャストにより成形されたシルバーベースに同作者の特徴的なナイフウィングをモチーフにしたインレイが施されたアンティーク/ビンテージボロタイ(ループタイ)です。

1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、菱形に唐草のような装飾の付くシルバーベースはサンドキャストで成形されており、その上下にはトライアングルシェイプにカットされたターコイズがセットされ、中央には丸く造形されたジェット(炭化した木の化石)にターコイズとマザーオブパール(シェル)をはめ込んだナイフウィングのインレイが施されています。
このようなナイフウイングをモチーフとしたインレイワークは、John Gordon Leekityか、ズニジュエリーの黎明期に多くの傑作を生みだしたDan Simplicioがが生み出したものと考えられており、非常に高い技術を必要とする造形です。同様のスタイルは、【Dexter Cellicion】(1931-1999)や【Ida Vacit Poblano】等の多くの子孫やズニの後進作家に受け継がれていますが、こちらの作品にみられるような素朴なナイフウィングのデザインやジェットをベースとしたインレイの特徴を持つ作品は全てJohn Gordon Leekityと思われます。
ただし、同作者は謎が多くその詳細の明らかになっていない人物であり、当店の推測ではありますが、シルバーワークの多くは、C. G. Wallace Trading Postに所属していた別のシルバースミスが担当していた可能性があります。実際にブレスレットなどでは別の作家のホールマークを持つ作品も残されており、このような合作と言える制作過程は、C. G. Wallace Trading Postで制作された作品においては他にも散見される事例であり珍しくありません。さらに、こちらの作品はサンドキャストが使われているため、シルバーワークを担当したのが、【Juan de Dios】ファン・デ・ディオス(1882-1940)又は、【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)ではないかと推測され、大変興味深く史料価値の高いピースと言えます。

また、こちらのターコイズは優しい色相に奥行きのある表情を持つ石で、おそらくキングマンターコイズと推測されます。一部にクウォーツ(水晶)が見られる大変美しいターコイズです。


【John Gordon Leekity(Leak)】ジョン・ゴードン・リーキティーは、生年月日などの詳細が伝わっていない謎の多い人物ですが、ズニの多くの作家に影響を与え、突出した技術を持った作家でした。
1975年、長い歴史を持ちズニの作家たちを支え続けたC. G. Wallace Trading Postの経営者である【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレス(1898-1993) が、その個人コレクションの約半数をアリゾナ州フェニックスのバードミュージアムに寄贈し、残りの一部をSotheby Parke Bernet社のオークションに出品しました。その時のオークションカタログは現在でも多くの研究者やコレクターにとっての第一級の資料となっており、その中にJohn Gordon Leekityの作品がいくつか出品・掲載されています。そして、それらの作品は特別な技術とデザイン、その完成度によって高い評価を受けました。※そのカタログ上では、名前がJohn Gordon Leakと紹介されていたため、その後長く間違ったファミリーネームが伝わることになってしまいます。
近年になってようやく研究が進み、John Gordon Leekityが長距離ランナーとしても高名であり、国を代表して走っていたことや、100マイルを馬と競うレースに参戦していたことが判明しており、高齢になってからも走ることを続け、セレモニーにおけるダンサーとしても活躍したことが伝わっています。

その作品のスタイルは一貫しており、多くがジェットをベースにした精巧なインレイワークであり、モチーフはナイフウイングの他にはドラゴンフライやアローなどに限定されています。人物像や経歴に謎が多かった為、その作品の多くは高く評価されながら作家としては評価されないままになっていましたが、3人の息子William、Joe、そしてDickのうちWilliamの娘である【Ann Sheyka】や【Curtis Leekity】【Nora Leekity】【Paul Leekity】等、多くの優れた技術を持ちクオリティーの高い作品を残している作家を子孫として排出していることなどからも、そのファミリーの始祖として大きな影響力と基盤を築いたジュエラーとしての偉大さが近年になって見直されています。
【Leekya Deyuse】リーキヤ・デユセ(1889-1966)、【Horace Iule】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)、【Leo Poblano】レオ・ポブラノ(1905-1959)、【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969)等らと並ぶ功績を残した偉大なズニジュエリーを代表する作家の一人です。

さらに、こちらの作品はJohn Gordon Leekityのピースの中でもシルバーワークがキャストという珍しい個体であり、他作家との共作と推測されるその制作の経緯などは不明な部分が多いままですが、類似した作品が見つからないと思われる貴重な作品です。

【Knifewing】はズニ族のナイフの翼を持った戦争の神/精霊として考えられ、【Rainbow Man】と共にジュエリーのモチーフとしても広く知られています。


ボロタイは特殊なジュエリーであり、スタイリングしにくいイメージがありますが、ネックレスと同じようにお使いいただけ、こちらのようなアンティークの渋い質感と少しポップでナチュラルなイメージの作品は、とても馴染みの良い印象です。
また、ズニ独特の世界観を持ったインレイのジュエリーは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があります。 中でも遊び心を感じる動物や精霊をメインとしたモチーフの『図案化』には、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることができます。

ビンテージインディアンジュエリー独特の味わいと、John Gordon Leekityという偉大な作家による独自性を持つ作品であり、非常にコレクタブルで史料価値も高いアンティークジュエリーです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションは、全体にシルバーのクスミや使用感が見られ、ベゼルなどに少し摩耗があるようですが、レザーレースを含め着用にあたり不安のあるダメージはありません。
Size

ヘッド部分  縦 約 86㎜   横 約 45㎜ 全長 約 99.5㎝

Material

Silver, Jet, Turquoise, Shell