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JBO002118

【Jack Adakai】 Vtg Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet c.1960

【Jack Adakai】 Vtg Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet c.1960
121,000HOLD 円(税込)
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【Jack Adakai】 Vtg Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1960
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【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品で、ナバホのトラディッショナルなスタンプワークで構成され、とてもクラシックでオーセンティックな技術・技法によって造形されていますが、作者であるJack Adakaiの独創性も感じさせる貴重なビンテージバングルです。

1950年代~1970年代初頭頃までに作られたピースで、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、日本で『平打ち』と呼ばれるフラットなシルバープレート状に成形されており、オールドナバホらしいスタイルのスタンプワークが施されています。また、それらのスタンプ/鏨は『ファーストフェイズ』と呼ばれるインディアンジュエリーの創成期から受け継がれるスタイルでありながら、間近で見ると細部までこだわりを感じる細かい細工が施された美しいスタンプであり、それらの構成を含め不思議にジャック・アダカイの作品であることを感じさせまます。
また、内側にはホールマーク『J.A.』の刻印と薄く『RE』のエングレイビング/スクラッチが見られます。


【Jack Adakai】ジャック・アダカイは、ナバホのシルバースミスの中でも高い技術を持つ名工として有名で、伝統的なスタイルからモダンで独創的な作品まで幅広く素晴らしい作品を残しています。
書籍などでは1953年生まれと紹介されていることがありますが、同名の別人と間違われているようです。実際は息子である現代作家【Ray Adakai】レイ・アダカイ氏が1965年生まれであることから、1930年代~40年代生まれと推測されます。また、白人作家【John Hornbeck】ジョン・ホーンベックの義父でもあり、甥には【McKee Platero】マッキー・プラテロがいます。
1950年代には【NAVAJO GUILD】ナバホギルドのメンバーとして後進の育成やインディアンジュエリーの普及にも尽力し、やはり残されている作品群は、ナバホのトラディショナルな技術やスタイルを守りながら独自性を追求したピースが多く見られ、ナバホギルドから受け継いだ考え方や志が感じ取れます。また、それらの価値観や技術は、現代ナバホのトップアーティストである【McKee Platero】マッキー・プラテロ氏に受け継がれているようです。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。ターコイズがセットされた作品がとても少ないことも特徴です。

また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。 【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、こちらの作者である【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法・技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品は、幅広いバリエーションを持つナバホの巨匠【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品の中でも、ナバホのクラシックな技術・デザインを重視したオーセンティックでシンプルなピース。 多くのスタイルに違和感なくフィットする渋い質感と程よい重量感を持っています。

素朴な雰囲気と、どこかアートピースのような強さを持つハイエンドな作品です。歴史的な資料価値も高く普遍的な造形美は長くご愛用いただけるバングルです。
また、伝統的なスタイルを守りながらも作者を認識させるアイデンティティーを持った作品であり、Jack Adakaiのアーティストとしての胆力を感じさせます。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良好です。多少の使用感やシルバーのクスミが見られますが、ダメージなどはありません。
【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品で、ナバホのトラディッショナルなスタンプワークで構成され、とてもクラシックでオーセンティックな技術・技法によって造形されていますが、作者であるJack Adakaiの独創性も感じさせる貴重なビンテージバングルです。

1950年代~1970年代初頭頃までに作られたピースで、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、日本で『平打ち』と呼ばれるフラットなシルバープレート状に成形されており、オールドナバホらしいスタイルのスタンプワークが施されています。また、それらのスタンプ/鏨は『ファーストフェイズ』と呼ばれるインディアンジュエリーの創成期から受け継がれるスタイルでありながら、間近で見ると細部までこだわりを感じる細かい細工が施された美しいスタンプであり、それらの構成を含め不思議にジャック・アダカイの作品であることを感じさせまます。
また、内側にはホールマーク『J.A.』の刻印と薄く『RE』のエングレイビング/スクラッチが見られます。


【Jack Adakai】ジャック・アダカイは、ナバホのシルバースミスの中でも高い技術を持つ名工として有名で、伝統的なスタイルからモダンで独創的な作品まで幅広く素晴らしい作品を残しています。
書籍などでは1953年生まれと紹介されていることがありますが、同名の別人と間違われているようです。実際は息子である現代作家【Ray Adakai】レイ・アダカイ氏が1965年生まれであることから、1930年代~40年代生まれと推測されます。また、白人作家【John Hornbeck】ジョン・ホーンベックの義父でもあり、甥には【McKee Platero】マッキー・プラテロがいます。
1950年代には【NAVAJO GUILD】ナバホギルドのメンバーとして後進の育成やインディアンジュエリーの普及にも尽力し、やはり残されている作品群は、ナバホのトラディショナルな技術やスタイルを守りながら独自性を追求したピースが多く見られ、ナバホギルドから受け継いだ考え方や志が感じ取れます。また、それらの価値観や技術は、現代ナバホのトップアーティストである【McKee Platero】マッキー・プラテロ氏に受け継がれているようです。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。ターコイズがセットされた作品がとても少ないことも特徴です。

また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。 【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、こちらの作者である【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法・技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品は、幅広いバリエーションを持つナバホの巨匠【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品の中でも、ナバホのクラシックな技術・デザインを重視したオーセンティックでシンプルなピース。 多くのスタイルに違和感なくフィットする渋い質感と程よい重量感を持っています。

素朴な雰囲気と、どこかアートピースのような強さを持つハイエンドな作品です。歴史的な資料価値も高く普遍的な造形美は長くご愛用いただけるバングルです。
また、伝統的なスタイルを守りながらも作者を認識させるアイデンティティーを持った作品であり、Jack Adakaiのアーティストとしての胆力を感じさせます。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良好です。多少の使用感やシルバーのクスミが見られますが、ダメージなどはありません。
Size

メンズサイズ M - XL 程度。

内径最大幅 約58.7㎜    正面幅(高さ) 約13.7㎜
内周 約140㎜    開口部 約25㎜
Inside Measurement 5 1/2inch   opening 1inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。M以上、XLサイズ以下の男性、XLサイズ以上の女性方であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver(probably Ingot Silver)
        約30.4g