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JBO002324

【NAVAJO GUILD】 Vintage Repoused Silver Cuff Bracelet c.1945~

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91,800 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの中でも傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド(地金)はリポウズと呼ばれるハンマーワークによって立体的に造形され、トラディショナルなスタンプワークで仕上げられたアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代後半~50年代頃の作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)より成形されており、それほど重厚な作品ではありませんがドーム状の立体的な造形によってとてもしっかりとした硬さと強さを持ったピース。クラシックでプリミティブな製法・造形を守りながら、美しくも武骨な印象に仕上げられた秀逸な作品であり、ナバホギルドらしい理念と美意識を感じさせる作品です。
ライン状に施された立体的なリポウズ(曲面)は、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込んで、そこにタガネとハンマーを使いシルバーを叩き添わせることによって曲面を作っています。インゴットから成形された硬いシルバーを成形するため、大変長い時間をかけてドーム状のラインが形成され、上下のエッジ部分もしっかりと起ち上げられています。また、そのリポウズの谷間部分にはスタンプワークによるラインと連続した紋様が刻まれており、ナバホらしい表情を生みながら作品の完成度を高めています。
センターのリポウズライン上に見られるキズの様な部分は裏側に刻印されたナバホギルドのホールマークが表に影響してしまっています。

こちらのような曲面がつけられた作品はアンティークでは稀に見ることがありますが、現代では 【Cochiti】コチティ族の巨匠【Cippy CrazyHorse】シピ―・クレイジーホースや【Jonathan Day】ジョナサン・デイなどの作品で見つけることができます。非常に手間がかかり、高い技術を要するために多くみられるディテールではありません。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース/地金に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
こちらの作品の一部に見られるようなシルバーのわずかな亀裂のような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品にも前述のホールマーク 【Horned Moon】が刻印されており、シンプルでクリーンな構成ながら、ビンテージインディアンジュエリー独特の質感を持ち、歴史的な資料価値も高くハイエンドなピースです。

立体的で力強い造形は男性的な印象ですが、丁寧なシルバーワークや美しいスタンプワークによりクラシックでクリーンな印象も持つ作品です。またこれらのディテールは、【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしい伝統的な製法やデザインを重視し制作されたピースであることを表しており、武骨でプリミティブな技術によって作り上げられていますが、シンプルでセンスを感じさせ、素晴らしい雰囲気を持つ作品に仕上がっています。また、クリーンで無駄のないデザインと普遍的な造形美は多くのスタイルに良く馴染み、長くご愛用いただける印象です。
またナバホギルドの作品は、コレクターの手を離れることの稀な大変貴重なピースの一つです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良く、使用感の少ない大変良好な状態です。また、内側に刻印されたホールマーク(サイン)の影響が表に出ていますが、これは制作ムラと言えるものでダメージではなく、ご使用にあたっての不安はありません。
【NAVAJO】ナバホの中でも傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド(地金)はリポウズと呼ばれるハンマーワークによって立体的に造形され、トラディショナルなスタンプワークで仕上げられたアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代後半~50年代頃の作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)より成形されており、それほど重厚な作品ではありませんがドーム状の立体的な造形によってとてもしっかりとした硬さと強さを持ったピース。クラシックでプリミティブな製法・造形を守りながら、美しくも武骨な印象に仕上げられた秀逸な作品であり、ナバホギルドらしい理念と美意識を感じさせる作品です。
ライン状に施された立体的なリポウズ(曲面)は、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込んで、そこにタガネとハンマーを使いシルバーを叩き添わせることによって曲面を作っています。インゴットから成形された硬いシルバーを成形するため、大変長い時間をかけてドーム状のラインが形成され、上下のエッジ部分もしっかりと起ち上げられています。また、そのリポウズの谷間部分にはスタンプワークによるラインと連続した紋様が刻まれており、ナバホらしい表情を生みながら作品の完成度を高めています。
センターのリポウズライン上に見られるキズの様な部分は裏側に刻印されたナバホギルドのホールマークが表に影響してしまっています。

こちらのような曲面がつけられた作品はアンティークでは稀に見ることがありますが、現代では 【Cochiti】コチティ族の巨匠【Cippy CrazyHorse】シピ―・クレイジーホースや【Jonathan Day】ジョナサン・デイなどの作品で見つけることができます。非常に手間がかかり、高い技術を要するために多くみられるディテールではありません。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース/地金に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
こちらの作品の一部に見られるようなシルバーのわずかな亀裂のような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品にも前述のホールマーク 【Horned Moon】が刻印されており、シンプルでクリーンな構成ながら、ビンテージインディアンジュエリー独特の質感を持ち、歴史的な資料価値も高くハイエンドなピースです。

立体的で力強い造形は男性的な印象ですが、丁寧なシルバーワークや美しいスタンプワークによりクラシックでクリーンな印象も持つ作品です。またこれらのディテールは、【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしい伝統的な製法やデザインを重視し制作されたピースであることを表しており、武骨でプリミティブな技術によって作り上げられていますが、シンプルでセンスを感じさせ、素晴らしい雰囲気を持つ作品に仕上がっています。また、クリーンで無駄のないデザインと普遍的な造形美は多くのスタイルに良く馴染み、長くご愛用いただける印象です。
またナバホギルドの作品は、コレクターの手を離れることの稀な大変貴重なピースの一つです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良く、使用感の少ない大変良好な状態です。また、内側に刻印されたホールマーク(サイン)の影響が表に出ていますが、これは制作ムラと言えるものでダメージではなく、ご使用にあたっての不安はありません。
Size

メンズサイズ M - L 程度。

内径最大幅 約61.4㎜    正面幅(高さ) 約17.5㎜
内周 約136㎜    開口部 約34㎜
Inside Measurement 5 3/8inch   opening 1 5/16 inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約26.3g