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JBO012039

Fred Thompson Navajo Wide Cuff Bracelet w/Kingman TQ c.1970~

Fred Thompson Navajo Wide Cuff Bracelet w/Kingman TQ c.1970~
108,000 円(税込)
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Fred Thompson Navajo Wide Cuff Bracelet w/Kingman TQ c.1970~
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【NAVAJO】ナバホの大巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)の作品で、キングマンターコイズがセットされたとても美しいフォルムと重厚でワイドなボリューム感を持つビンテージバングルです。

裏面に刻印されているホールマーク(作者のサイン)が少し不明瞭ですが、間違いなくFred Thompsonの作品で間違いありません。また、個人のホールマークのみで1960年代末頃まで所属したTOBE TURPEN'S TRADING POSTのホールマークが入りませんので、1970年代~80年代頃に作られたと思われるピースです。
3本のハーフラウンドワイヤーをベースにしたバンド/地金に、大きく迫力のあるターコイズがセットされ、サイドにはFred Thompsonが好んだ柔らかなアールを持つ有機的なデザインのアップリケが施されています。ターコイズのベゼルの外側には、トライアングルワイヤーで取り囲むような装飾が配され、それによって生まれる溝がターコイズを囲む影のラインになり、シャドーボックスのようなターコイズの美しさを際立たせる効果をもたらしています。さらに、ポイントとなっているのが、シルバーボールや中央のワイヤーに刻まれたさり気ないスタンプワークなどの細かなシルバーワークです。
どのディテールも、現在では特別なデザインや技術ではありませんが、細かな部分も手抜きのない丁寧なシルバーワークで構成され、何よりそれによって生まれる全体のフォルムの美しさが巨匠と呼ばれるFred Thompsonたる所以であると感じさせます。
当店では比較的新しい年代のピースであり、1970年代らしい印象も受けるバングルですが、丁寧で伝統を重んじる作者によって造形されることによってアンティーク作品と変わらない工芸品としての質の高さと悠然とした佇まいを持った作品です。


【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップに今も現存するトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。また、TOBE TURPEN'Sは古くから多くのシルバースミスの作品を扱うトレーディングポストであり、現在も同様のスタイルを守り続ける有名店ですが、Fred Thompsonの作品以外にショップのホールマークである『TT』の刻印を見ることはありません。それは、同氏が所属アーティストとして特別な存在であったことを推測させます。
1960年代末~1970年代頭頃には、TOBE TURPEN'Sから独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名であり、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。
アメリカの偉大な画家である【R. Brownell McGrew】(1916–1994)は、インディアンの肖像なども多く描き、インディアンジュエリーのコレクターとしても非常に有名な人物ですが、現存している自身のポートレートでFred Thompsonが制作したブレスレットを身に付けています。
さらに、UITA6=Borrego Pass Trading Postと共にFred Thompsonのホールマークが刻まれた作品も発見されています。

ナバホのオールドスタイルとハイグレードなターコイズを用いた作品を多く残したことで評価の高いFred Thompsonですが、製作したジュエリーのスタイルは幅が広く、創造性も高かった作家だと思います。また、現代ではトラディショナル/オールドスタイルと呼ばれるようなデザイン/造形のいくつかは氏が生み出した、もしくは確立したスタイルだと推測され、多くの教え子がシルバーワークの技術とともにそれらのデザインスタイルやディテールを受け継いだ結果、氏の制作したスタイル自体がナバホのオールドスタイルと呼ばれるようになったと思われます。

残念ながらFred Thompsonは1980年代末~1990年代初頭には引退し、2002年に亡くなられています。


セットされたターコイズは、【Kingman Turquoise】キングマンターコイズです。大きなカットとそれなりに高さもあり、迫力のある石がセットされています。経年による変色のない美しいブルーに複雑なグラデーションとブラックマトリックスが入り、一部にパイライトも見られます。色のグラデーションや澄んだ水色など、キングマンらしい美しさを湛えています。


こちらもフレッド・トンプソンらしいナバホのオールドスタイルと言える造形のワイドブレスレットですが、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨でワイルドな印象と、どこか柔らかな曲線で構成されたエレガントさも併せ持っています。それは、おそらくとても洗練された造形センスで作られたフォルムやディテールによるものと思われ、そんな秀逸な造形が大変美しい作品です。
また、ボリューム感と存在感のある作品ですが優れたバランスによって仰々しい印象を持たず、使いやすく腕に対するフィット感/装着感も素晴らしいバングルに仕上がっています。

クラシックで完成されたデザインや素晴らしいターコイズなどを含め、非常にハイエンドなピース。 ミッドセンチュリー期に活躍した最高峰の作家の一人であるFred Thompsonの作品であり、史料価値も高いビンテージジュエリーです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも大変良好です。シルバーには僅かなクスミや細かなキズなどが見られますが、使用感少なくターコイズも含め大変良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの大巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)の作品で、キングマンターコイズがセットされたとても美しいフォルムと重厚でワイドなボリューム感を持つビンテージバングルです。

裏面に刻印されているホールマーク(作者のサイン)が少し不明瞭ですが、間違いなくFred Thompsonの作品で間違いありません。また、個人のホールマークのみで1960年代末頃まで所属したTOBE TURPEN'S TRADING POSTのホールマークが入りませんので、1970年代~80年代頃に作られたと思われるピースです。
3本のハーフラウンドワイヤーをベースにしたバンド/地金に、大きく迫力のあるターコイズがセットされ、サイドにはFred Thompsonが好んだ柔らかなアールを持つ有機的なデザインのアップリケが施されています。ターコイズのベゼルの外側には、トライアングルワイヤーで取り囲むような装飾が配され、それによって生まれる溝がターコイズを囲む影のラインになり、シャドーボックスのようなターコイズの美しさを際立たせる効果をもたらしています。さらに、ポイントとなっているのが、シルバーボールや中央のワイヤーに刻まれたさり気ないスタンプワークなどの細かなシルバーワークです。
どのディテールも、現在では特別なデザインや技術ではありませんが、細かな部分も手抜きのない丁寧なシルバーワークで構成され、何よりそれによって生まれる全体のフォルムの美しさが巨匠と呼ばれるFred Thompsonたる所以であると感じさせます。
当店では比較的新しい年代のピースであり、1970年代らしい印象も受けるバングルですが、丁寧で伝統を重んじる作者によって造形されることによってアンティーク作品と変わらない工芸品としての質の高さと悠然とした佇まいを持った作品です。


【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップに今も現存するトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。また、TOBE TURPEN'Sは古くから多くのシルバースミスの作品を扱うトレーディングポストであり、現在も同様のスタイルを守り続ける有名店ですが、Fred Thompsonの作品以外にショップのホールマークである『TT』の刻印を見ることはありません。それは、同氏が所属アーティストとして特別な存在であったことを推測させます。
1960年代末~1970年代頭頃には、TOBE TURPEN'Sから独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名であり、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。
アメリカの偉大な画家である【R. Brownell McGrew】(1916–1994)は、インディアンの肖像なども多く描き、インディアンジュエリーのコレクターとしても非常に有名な人物ですが、現存している自身のポートレートでFred Thompsonが制作したブレスレットを身に付けています。
さらに、UITA6=Borrego Pass Trading Postと共にFred Thompsonのホールマークが刻まれた作品も発見されています。

ナバホのオールドスタイルとハイグレードなターコイズを用いた作品を多く残したことで評価の高いFred Thompsonですが、製作したジュエリーのスタイルは幅が広く、創造性も高かった作家だと思います。また、現代ではトラディショナル/オールドスタイルと呼ばれるようなデザイン/造形のいくつかは氏が生み出した、もしくは確立したスタイルだと推測され、多くの教え子がシルバーワークの技術とともにそれらのデザインスタイルやディテールを受け継いだ結果、氏の制作したスタイル自体がナバホのオールドスタイルと呼ばれるようになったと思われます。

残念ながらFred Thompsonは1980年代末~1990年代初頭には引退し、2002年に亡くなられています。


セットされたターコイズは、【Kingman Turquoise】キングマンターコイズです。大きなカットとそれなりに高さもあり、迫力のある石がセットされています。経年による変色のない美しいブルーに複雑なグラデーションとブラックマトリックスが入り、一部にパイライトも見られます。色のグラデーションや澄んだ水色など、キングマンらしい美しさを湛えています。


こちらもフレッド・トンプソンらしいナバホのオールドスタイルと言える造形のワイドブレスレットですが、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨でワイルドな印象と、どこか柔らかな曲線で構成されたエレガントさも併せ持っています。それは、おそらくとても洗練された造形センスで作られたフォルムやディテールによるものと思われ、そんな秀逸な造形が大変美しい作品です。
また、ボリューム感と存在感のある作品ですが優れたバランスによって仰々しい印象を持たず、使いやすく腕に対するフィット感/装着感も素晴らしいバングルに仕上がっています。

クラシックで完成されたデザインや素晴らしいターコイズなどを含め、非常にハイエンドなピース。 ミッドセンチュリー期に活躍した最高峰の作家の一人であるFred Thompsonの作品であり、史料価値も高いビンテージジュエリーです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも大変良好です。シルバーには僅かなクスミや細かなキズなどが見られますが、使用感少なくターコイズも含め大変良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度。

内径最大幅 約59.8㎜    正面幅(高さ) 約41.0㎜
内周 約144㎜    開口部 約25㎜
Inside Measurement 5 11/16inch   opening 1inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XLサイズ以下のの男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Sterling Silver, Kingman Turquoise
        約63.0g