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JBO010997

Vintage Ingot Silver Wire Cuff Bracelet w/Royston TQ c.1940~

Vintage Ingot Silver Wire Cuff Bracelet w/Royston TQ c.1940~
59,000 円(税込)
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Vintage Ingot Silver Wire Cuff Bracelet w/Royston TQ c.1940~
  • Vintage Ingot Silver Wire Cuff Bracelet w/Royston TQ c.1940~
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【NAVAJO】ナバホの1940年代~1960前半頃に制作されたと思われる作品で、インゴット(銀塊)から作られたスクエアワイヤーのバンド/地金に、美しいロイストンターコイズがセットされた、落ち着いた印象と手の込んだシルバーワークが特徴的なアンティーク/ビンテージバングルです。

インゴット(銀塊)より成形された2本のスクエアワイヤーと単独のスクエアワイヤーを捻ることで制作したツイステッドワイヤーの3連をベースにして、センターにはとても味わい深く奥行きのあるロイストンターコイズがセットされています。ベゼルにもバンド/地金と同様のツイステッドワイヤーが施され、さらにその外側には、2本のワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーをハンマーでフラットに叩いた装飾が配されています。同様の装飾はサイドに施されたアップリケの外側にも配され、さり気なくも効果的なアクセントになっています。石の両サイドのアップリケは、細かなスタンプワークとリポウズと呼ばれる立体的な叩き出しによってナバホのトラディッショナルな表情を作り上げています。
とても良いボリューム感に仕上げられ、細いワイヤーをベースにしながらも心地よい重量感を持っています。また、細かなディテール等とても上質なシルバーワークを感じることが出来、手の良い作家による作品と推測されます。

1930年代後半~50年代当時に、フェニックス、ツーソン(アリゾナ州)~ギャラップ、サンタフェ、アルバカーキ(ニューメキシコ州)、一部コロラド州を含むアメリカ中西部に、【C.G. Wallace Trading Company】等のインディアンシルバースミスをバックアップする白人トレーダーをはじめ、【White Hogan】【Thunderbird Shop】【Woodard's Indian Arts】等のインディアンジュエリーショップも多く出現し、のちに有名作家として活躍するシルバースミスが多く輩出されました。また、1940年代には第二次世界大戦の影響でシルバーの供給がストップし、ターコイズ鉱山は銅山としての採掘が優先されました。そんな逆境を受け、より高度なツールや製法、ターコイズの代替えとしてペトリファイドウッド等が用いられるようになります。それらによって磨かれた技術やツール、デザインの多様性は、その後のインディアンジュエリームーブメントを支える基礎となっています。おそらく、 こちらの作品もそんな発展期と言える時代に制作されたピースと思われます。


【Royston】ロイストン鉱山は、1902年に発見された大変歴史のある鉱山の一つで、現在まで断続的に採掘がおこなわれてきたようです。とても特徴的な2トーンの色味を持つ石を産出し、古くはティファニー社がその作品に使ったことでも知られています。

こちらにセットされている石もロイストン独特の特徴を持つ、ジェムクオリティーロイストンターコイズです。澄んだ水色と深く濃いグリーンの2色が複雑なグラデーションと共に現れています。一部に褐色~ゴールドのマトリックスが入り透明感や艶も美しく、比較的硬度に欠けると云われるロイストンターコイズですが、こちらの石は非常に高い硬度を感じさせます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品でスクエアワイヤーの内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


完成度の高いシルバーワークと美しいターコイズを用いて、センス良く構成されたビンテージの中でも良作です。また、細かなシルバーワークが施されていながら、シンプルでクリーンな印象に仕上げられ、多くのスタイルに馴染むナチュラルな質感と武骨な雰囲気も持っていますが、歴史の重みを感じさせる重厚な印象を兼ね備えたバングルです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも良好です。細かなキズ等僅かな使用感がり、ベースのスクエアワイヤーの一部にはインゴット製法特有の制作時にできる細かな亀裂が見られますが、これは成形時にできるシルバー表面のものです。破損につながることはありません。 その他、長い年月を経ていますが、ターコイズを含め良好なコンディションです。
【NAVAJO】ナバホの1940年代~1960前半頃に制作されたと思われる作品で、インゴット(銀塊)から作られたスクエアワイヤーのバンド/地金に、美しいロイストンターコイズがセットされた、落ち着いた印象と手の込んだシルバーワークが特徴的なアンティーク/ビンテージバングルです。

インゴット(銀塊)より成形された2本のスクエアワイヤーと単独のスクエアワイヤーを捻ることで制作したツイステッドワイヤーの3連をベースにして、センターにはとても味わい深く奥行きのあるロイストンターコイズがセットされています。ベゼルにもバンド/地金と同様のツイステッドワイヤーが施され、さらにその外側には、2本のワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーをハンマーでフラットに叩いた装飾が配されています。同様の装飾はサイドに施されたアップリケの外側にも配され、さり気なくも効果的なアクセントになっています。石の両サイドのアップリケは、細かなスタンプワークとリポウズと呼ばれる立体的な叩き出しによってナバホのトラディッショナルな表情を作り上げています。
とても良いボリューム感に仕上げられ、細いワイヤーをベースにしながらも心地よい重量感を持っています。また、細かなディテール等とても上質なシルバーワークを感じることが出来、手の良い作家による作品と推測されます。

1930年代後半~50年代当時に、フェニックス、ツーソン(アリゾナ州)~ギャラップ、サンタフェ、アルバカーキ(ニューメキシコ州)、一部コロラド州を含むアメリカ中西部に、【C.G. Wallace Trading Company】等のインディアンシルバースミスをバックアップする白人トレーダーをはじめ、【White Hogan】【Thunderbird Shop】【Woodard's Indian Arts】等のインディアンジュエリーショップも多く出現し、のちに有名作家として活躍するシルバースミスが多く輩出されました。また、1940年代には第二次世界大戦の影響でシルバーの供給がストップし、ターコイズ鉱山は銅山としての採掘が優先されました。そんな逆境を受け、より高度なツールや製法、ターコイズの代替えとしてペトリファイドウッド等が用いられるようになります。それらによって磨かれた技術やツール、デザインの多様性は、その後のインディアンジュエリームーブメントを支える基礎となっています。おそらく、 こちらの作品もそんな発展期と言える時代に制作されたピースと思われます。


【Royston】ロイストン鉱山は、1902年に発見された大変歴史のある鉱山の一つで、現在まで断続的に採掘がおこなわれてきたようです。とても特徴的な2トーンの色味を持つ石を産出し、古くはティファニー社がその作品に使ったことでも知られています。

こちらにセットされている石もロイストン独特の特徴を持つ、ジェムクオリティーロイストンターコイズです。澄んだ水色と深く濃いグリーンの2色が複雑なグラデーションと共に現れています。一部に褐色~ゴールドのマトリックスが入り透明感や艶も美しく、比較的硬度に欠けると云われるロイストンターコイズですが、こちらの石は非常に高い硬度を感じさせます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品でスクエアワイヤーの内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


完成度の高いシルバーワークと美しいターコイズを用いて、センス良く構成されたビンテージの中でも良作です。また、細かなシルバーワークが施されていながら、シンプルでクリーンな印象に仕上げられ、多くのスタイルに馴染むナチュラルな質感と武骨な雰囲気も持っていますが、歴史の重みを感じさせる重厚な印象を兼ね備えたバングルです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも良好です。細かなキズ等僅かな使用感がり、ベースのスクエアワイヤーの一部にはインゴット製法特有の制作時にできる細かな亀裂が見られますが、これは成形時にできるシルバー表面のものです。破損につながることはありません。 その他、長い年月を経ていますが、ターコイズを含め良好なコンディションです。
Size

メンズサイズ L - XXL 程度。

内径最大幅 約60.4㎜    正面幅(高さ) 約26.3㎜
内周 約146㎜    開口部 約24㎜
Inside Measurement 5 3/4inch   opening 15/16inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver, Royston Turquoise
        約31.8g