ITEM CODE:
JPO031788

Vintage Bow Shape Silver Pin Brooch w/Gem Turquoise c.1950~

Vintage Bow Shape Silver Pin Brooch w/Gem Turquoise c.1950~
59,000 円(税込)
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Vintage Bow Shape Silver Pin Brooch w/Gem Turquoise  c.1950~
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【NAVAJO】ナバホのビンテージ作品、伝統的モチーフの一つであるリボンのシェイプがモダナイズされたミッドセンチュリー期のピースと思われ、クリーンでエレガントなシェイプと美しいターコイズが印象的なアンティーク/ビンテージのピンブローチです。

デザイン/造形や石のクオリティー、シルバーワークのディテール等から【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで制作された作品と推測されます。また、こちらのようなナバホの伝統的な技術やスタイルを受け継ぎながらモダンでクリーンなジュエリーを生み出したのは、サンダーバードショップのオーナーである【Frank Patania Sr】フランク・パタニア(1899-1964)であり、その斬新で完成されたスタイルは、後進の作家達に大きな影響を与えました。

こちらの作品はホールマークが入らないため、正確な作者や制作された年代を特定することは出来ませんが、1950年代~1960年代頃に作られた作品と思われ、1900年代初め頃の作品からモチーフとして多く見られる長い歴史を持つリボンのシェイプですが、前述の様にフランク・パタニアによって新しくデザインされたピースと思われます。
もちろんすべてハンドメイドで仕上げられており、オーバーレイ技法によって、シャドーボックスのような陰影が作られたベースに、美しいジェムクオリティーターコイズが3つセットされています。石の間には小さなシルバードロップが施され、ピン自体にもハンマーワークによって極僅かなアールが付けられており、少し立体的な造形になっています。シンプルながらとても完成度が高く、エッジーな印象がもたらされています。

セットされたターコイズは、鉱山を特定することは出来ませんが、古いネバダ産の石と思われ、現在も非常に美しいハイグロスを保ち澄んだ水色を湛えています。さらにブラウンウェブが入ることで、透明感のある表情に複雑で奥行きがもたらされているようです。高い硬度を備え、ジェムクオリティーといえるターコイズです。


【Frank Patania Sr】フランク・パタニア(1899-1964)は1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒の中で成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに「サンダーバードショップ」をオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。

「サンダーバードショップ」のオープン初期からFrank Pataniaの作品は色濃くインディアンジュエリーの影響を感じさせます。また、1950年代にはイタリア人でありながら、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドにも協力していたようです。
そして、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、ほかにも【Mark Chee】マーク・チー等もサンダーバードショップで働いていたようです。彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバードスタイル』とも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もシンプルなピンブローチですが、とてもデザインの良い作品で高い完成度と程よいサイズ感により、多くのアイテムにフィットします。少し小さいですが、蝶ネクタイとしても面白いと思われ、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。

クラシックなリボンモチーフと重厚な造り、それにクリーンなシルバーの表情はエレガントでエッジーな印象を生み出しています。
また、精巧シルバーワークによる上質感やセットされた美しいターコイズによりハイエンドなピンブローチに仕上がっています。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションはシルバーに多少のクスミや擦れは見られますが、使用感は少なく大変良好。ターコイズも素晴らしいハイグロスを保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージ作品、伝統的モチーフの一つであるリボンのシェイプがモダナイズされたミッドセンチュリー期のピースと思われ、クリーンでエレガントなシェイプと美しいターコイズが印象的なアンティーク/ビンテージのピンブローチです。

デザイン/造形や石のクオリティー、シルバーワークのディテール等から【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで制作された作品と推測されます。また、こちらのようなナバホの伝統的な技術やスタイルを受け継ぎながらモダンでクリーンなジュエリーを生み出したのは、サンダーバードショップのオーナーである【Frank Patania Sr】フランク・パタニア(1899-1964)であり、その斬新で完成されたスタイルは、後進の作家達に大きな影響を与えました。

こちらの作品はホールマークが入らないため、正確な作者や制作された年代を特定することは出来ませんが、1950年代~1960年代頃に作られた作品と思われ、1900年代初め頃の作品からモチーフとして多く見られる長い歴史を持つリボンのシェイプですが、前述の様にフランク・パタニアによって新しくデザインされたピースと思われます。
もちろんすべてハンドメイドで仕上げられており、オーバーレイ技法によって、シャドーボックスのような陰影が作られたベースに、美しいジェムクオリティーターコイズが3つセットされています。石の間には小さなシルバードロップが施され、ピン自体にもハンマーワークによって極僅かなアールが付けられており、少し立体的な造形になっています。シンプルながらとても完成度が高く、エッジーな印象がもたらされています。

セットされたターコイズは、鉱山を特定することは出来ませんが、古いネバダ産の石と思われ、現在も非常に美しいハイグロスを保ち澄んだ水色を湛えています。さらにブラウンウェブが入ることで、透明感のある表情に複雑で奥行きがもたらされているようです。高い硬度を備え、ジェムクオリティーといえるターコイズです。


【Frank Patania Sr】フランク・パタニア(1899-1964)は1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒の中で成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに「サンダーバードショップ」をオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。

「サンダーバードショップ」のオープン初期からFrank Pataniaの作品は色濃くインディアンジュエリーの影響を感じさせます。また、1950年代にはイタリア人でありながら、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドにも協力していたようです。
そして、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、ほかにも【Mark Chee】マーク・チー等もサンダーバードショップで働いていたようです。彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバードスタイル』とも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もシンプルなピンブローチですが、とてもデザインの良い作品で高い完成度と程よいサイズ感により、多くのアイテムにフィットします。少し小さいですが、蝶ネクタイとしても面白いと思われ、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。

クラシックなリボンモチーフと重厚な造り、それにクリーンなシルバーの表情はエレガントでエッジーな印象を生み出しています。
また、精巧シルバーワークによる上質感やセットされた美しいターコイズによりハイエンドなピンブローチに仕上がっています。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションはシルバーに多少のクスミや擦れは見られますが、使用感は少なく大変良好。ターコイズも素晴らしいハイグロスを保っています。
Size

縦 約2.8㎝   横 約4.8㎝ 

  ターコイズ(中央)サイズ 縦 約8.4㎜  横 約9.4㎜

Material

Silver, Gem Quality Turquoise