【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、ツイステッドワイヤーを含む4連によりワイドウィズに造形され、武骨な印象に仕上げられたアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代～1950年代前半頃に作られた作品と思われ、ハーフラウンド型に曲面がつけられた2本のシルバーに挟まれるように細いツイステッドワイヤーが配され、4連の構成となっています。 上下の2本はインゴット(銀塊)から成形されていると思われ、シンプルで力強いスタンプワークが施されています。さらに立体的な曲面は、硬い木の土台にアール(曲面)の溝を彫り込んで、そこにシルバーを叩き添わせることにより曲面を作っています。
こちらのような曲面がつけられた作品はアンティークでは稀に見ることがありますが、現代では 【Cochiti】コチティ族の巨匠【Cippy CrazyHorse】シピ―・クレイジーホースや【Jonathan Day】ジョナサン・デイなどの作品で見つけることができます。非常に手間がかかり、高い技術を要するために多くみられるディテールではありません。

また、インゴット(銀塊)から成形されているため、分厚くはありませんが心地よい重量感があります。

中央にはツイステッドワイヤーが施されており、洗練された印象を持つスタンプワークによって、オーセンティックでプリミティブなナバホらしい造形ながら洗練度の高い印象を作り上げています。

アンティーク/ビンテージインディアンジュエリーの中でも幅があり、ナバホらしい武骨で男っぽい雰囲気と、高い技術と秀逸なデザインによるエレガントな印象を併せ持つバングルです。史料価値も高いピース。

多くのスタイルにもフィットし、長年にわたってご愛用いただけると思います。

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コンディションも良好です。大変古いハンドメイドのため、多少の制作ムラ、シルバーのクスミは見られますが、特にダメージやリペア跡等なく、良い状態を保っています。