【ZUNI】ズ二のチャンネルインレイ技法で作られた作品。70年代らしいキャッチーなミッキーマウスが印象的な、ビンテージネックレスです。 こちらと同じ作家による作品と思われる同様のリングは『Southwestern Indian Rings』と言う書籍でも紹介されています。
1970年代頃に作られた作品と思われ、当時の独特な感性を持ったとても可愛くファニーなミッキーです。
ズニ独特の技法であるチャンネルインレイはカットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリとはめ込む螺鈿細工のような技術です。 こちらの作品もすべてハンドメイドによって作られたシルバーのベースにシェルやオニキスをはじめ、スパイニーオイスターやターコイズが丁寧にカットし、はめ込まれています。耳や鼻の丸いパーツはドーム型にカットされているのもポイント。 少し荒い部分もありますが、それらも含め70年代らしい味わいをもったピースです。
こちらの様なキャラクターのインレイジュエリーはCarol Kee(インレイを使う珍しいナバホ出身作家)やVeronica Poblano等が有名で、70年代前半頃から多くの作品が制作されましたが、ディズニーの指摘などであまり制作されなくなりました。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。長さも少し長い60㎝のチェーンですので、現代的な印象になっています。
日本ではほとんど紹介されていないアイテムですが、アメリカではコレクターが多く、現存する個体が少ないため、とても希少なピース。
どことなくメランコリックで、大人向けのアイテムではないかと思います。 ナバホやホピ、ズニのジュエリーとも相性が良く、性別を問わずお使いいただけます。
着用画像はこちら↓
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コンディションも良好です。制作時のムラや荒さは見られますが、特にダメージは無く良い状態だと思います。