【NAVAJO】ナバホ族のOLDPAWNアンティークジュエリー、1940年代~50年代前半頃に作られたと思われる作品です。
トラディッショナルなナバホオールドスタイルの作品ですが、オーセンティックで古さを感じさせない造形美を持ったピースです。 インゴットより成形されたしっかりとしたスプリットシャンクに素晴らしいクオリティーのスクエアカットターコイズがセットされています。ベゼルはツイステッドワイヤー、サイドにはコンチョのパッチワークが施されています。
また作者は不明ですが、伝統的ながら洗練された造形や美しいターコイズの選択などを見て【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイを想起するのは私だけではないと思います。
ホールマークがありませんので作者の特定はできませんが、Fred Peshlakaiに近い人物の作品である可能性が高いと思います。
【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイは最初期のインディアンジュエリー作家であり、現在ではトラディッショナルと呼ばれる多くの新しいスタイルを生み出したインディアンジュエリーの第一人者です。 【Kenneth Begay】 ケニス・ビゲイ の師でもあります。
ターコイズも鉱山の特定はできませんが、非常にハイグロスで硬度を感じる美しいアクアカラーにブラウンウェブ、一部にクウォーツのマトリックスのみられる石です。高さもあり、スクエアカットの精悍な印象はインディアンジュエリーの中でもエレガントな美しさを持っています。
精巧な作りのハイエンドな作品です。クラシックなデザインと硬度を感じるターコイズの表情はフォーマルなシーンでも品格を損ないません。
着用画像はこちら↓
画像①
画像②
コンディションも良好です。全体に使用感なく僅かなクスミが見られる程度。石も綺麗でダメージもありません。非常に良いコンディションです。