【ZUNI】ズ二族の伝統的な技法の一つでチャンネルインレイと言うターコイズをピッタリとシルバーに埋め込む技術が使われたビンテージリングです。
1940年代後半~60年代頃に作られたと思われるピースで、エングレイビングによるバイアスのライン模様はナバホのとても古いスタイルを踏襲したデザインです。
ズニのインレイを使った作品はナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術で、1920年代以降にはナバホのシルバースミスとの共作なども作られてます。 40年代以降はフレッド・ハービースタイルの工房でも同じ技術を使った作品が作られるようになったようです。
こちらも40年代以降の作品と思われますが、シンプルな造形ながらインゴットのシャンクや透明感のあるクオリティーの高いターコイズが採用されており、ZUNIの作家によるOLDPWNジュエリーと思われます。
程よいボリューム感で武骨な印象のリングですが、完成度の高いシンプルなデザインですので、使いやすい作品。ナバホのバングル等との相性も良い造形です。
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画像①
コンディションは多少のクスミ、石に僅かなクラックが見られますが、着用に不安のないコンディションで、比較的良好な状態だと思われます。