ITEM CODE:
JRH008808

Antique Hopi Stamped Hollow Form Face Silver Ring c.1940~

Antique Hopi Stamped Hollow Form Face Silver Ring c.1940~
68,200 円(税込)
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Antique Hopi Stamped Hollow Form Face Silver Ring  c.1940~
  • Antique Hopi Stamped Hollow Form Face Silver Ring  c.1940~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C9ARdvWvQef/
【Hopi】ホピのアンティークジュエリー、ナバホジュエリーとは少し異なったイメージを持つ作品で【Hollow Style】ホロウスタイルと呼ばれる中空構造によって生み出された柔らかなボリューム感と、大胆なスタンプワークが大変魅力的なアンティーク/ビンテージリングです。

本作の様なスタンプや造形スタイルを持つ作品は、ホピの偉大な作家【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)の作品を想起させ、共通したスタンプツール(鏨・刻印)を確認しましたが、同一のスタンプを発見出来ておりません。
他にも同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)による作品である可能性も残りますが、断言できる判断材料がなく、正確な作者は不明となっています。

ただし、フロントに施されたクラウド/雲をモチーフとしたスタンプツールから、ナバホのシルバースミスではなく、1950年代以前のホピ族のシルバースミスによる作品である事が推定可能です。


下記のネックレスとは全く同一のスタンプツール(鏨・刻印)が使用されていることから、同一の作者が近い時期に制作した作品と推測されますが、全く異なる場所から発見されており、元々セットで作られたものかは不明です。
下記のリンクよりご確認頂けます。
ITEM CODE:JNH008359
Atq Hopi Silver Beads & Stamped Hollow Fobs Necklace c.1935~




1930年代末~1950年代前半頃に作られたと思われる作品で、まだナバホジュエリーと共通した伝統的なシルバーワークによって造形され、造形上にはホピ族の特徴を持っていません。

シャンクもフロントが『スプリットシャンク』と呼ばれるナバホの伝統的な造形が踏襲され、サイドから2本に割り開かれることで、縦に長いオーバルシェイプのフェイスに向けて自然な流れが作り上げられています。


そして、Hollow Styleによる中空構造により、ドーム状の柔らかな曲面を持ったフェイスが形作られています。
このような造形は、トップ部分になる方をハンマーワークによってドーム型に成形し、底となるベースをロウ付けしています。柔らかいドーム型の曲面がつけられたそのフォルムはとても美しいボリューム感を持ち、美しく指に馴染む立体造形物としての完成度も素晴らしいリングです。

そしてその様な有機的な曲面を見せるフェイスに、ホピ族の特徴を備えたクラウド/雲をモチーフとしたスタンプワークが刻まれています。

この様な自然や動物、自然現象をモチーフとしたデザインは、農耕民族であったホピ族等のプエブロの人々が好み、狩猟を主としたナバホ族の工芸品ではあまり見られない特徴となっています。

現在、ホピジュエリーの代表的な技術であるオーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い印象を生み出すような大きく大胆なスタンプワークがホピの作家によって制作されていました。

しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法としてオーバーレイ技法が生み出されたのではないかと考えられます。



【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、1940年代後半頃からみられる技法の一つ。美しく造形するには高い技術を必要とし、本作の様に立体的で綺麗なフォルムを作り上げるのは容易ではありません。

ボリューム感のある造形を過剰な重量にすることなく形作ることが出来る技術であり、インディアンジュエリー以外でも古くから見られる技法です。



【Rain Cloud】雨雲は、砂漠地帯に住むインディアンにとって非常に重要であり、『吉兆』『良い展望』を表しています。特に農耕民族にとって重要な存在であり、狩猟民族であるナバホ/ディネの人々よりもホピやズニを含むプエブロの人たちの間でよく用いられたモチーフです。



シャンクの内側に施された『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代初頭頃には登場しており、本作も1930年代末頃に作られた可能性があります。
ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。
1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の金属需要が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。

『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が多く使用されています。

Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。



ナバホの伝統的なディテールや造形スタイルを踏襲しながら、アンティークホピジュエリーらしい価値観や美意識を感じさせるモチーフや柔らかで流麗な曲線/曲面を感じさせるピースです。

その立体的なコンチョの造形は、インディアンジュエリーらしい素朴でナチュラルな印象を与えながらも普遍的で洗練されたリングとなっており、タイムレスな造形美は性別を問わず自然に手に馴染みます。

また、際立った存在感を示すワイズを持っていますが、石のマウントされていないシルバーのみのプレーンでシンプルなデザインは、女性にはもちろんですが、男性にもナチュラルにフィットし多くのスタイルやシーンでお使い頂けると思われます。


作者の技術力を感じさせるシルバーワークによって、アートピースとしても美しく、ウェアラブルアートとしても高く評価できる作品。本作の様なアンティークホピジュエリーは非常に高い希少価値を持ち、非常にコレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、僅かなシルバーのクスミや細かなキズはありますが、ダメージやリペア跡のない大変良好な状態です。

またフロントのスタンプが不明瞭になっている部分は、フェイス裏側のロウ付け時にスタンプ部分に銀ロウが流れた跡となっており、シャンクとフェイスの接合が中央ではない等、ハンドメイド特有の制作上のムラが確認できますが、これらはダメージではありません。
【Hopi】ホピのアンティークジュエリー、ナバホジュエリーとは少し異なったイメージを持つ作品で【Hollow Style】ホロウスタイルと呼ばれる中空構造によって生み出された柔らかなボリューム感と、大胆なスタンプワークが大変魅力的なアンティーク/ビンテージリングです。

本作の様なスタンプや造形スタイルを持つ作品は、ホピの偉大な作家【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)の作品を想起させ、共通したスタンプツール(鏨・刻印)を確認しましたが、同一のスタンプを発見出来ておりません。
他にも同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)による作品である可能性も残りますが、断言できる判断材料がなく、正確な作者は不明となっています。

ただし、フロントに施されたクラウド/雲をモチーフとしたスタンプツールから、ナバホのシルバースミスではなく、1950年代以前のホピ族のシルバースミスによる作品である事が推定可能です。


下記のネックレスとは全く同一のスタンプツール(鏨・刻印)が使用されていることから、同一の作者が近い時期に制作した作品と推測されますが、全く異なる場所から発見されており、元々セットで作られたものかは不明です。
下記のリンクよりご確認頂けます。
ITEM CODE:JNH008359
Atq Hopi Silver Beads & Stamped Hollow Fobs Necklace c.1935~




1930年代末~1950年代前半頃に作られたと思われる作品で、まだナバホジュエリーと共通した伝統的なシルバーワークによって造形され、造形上にはホピ族の特徴を持っていません。

シャンクもフロントが『スプリットシャンク』と呼ばれるナバホの伝統的な造形が踏襲され、サイドから2本に割り開かれることで、縦に長いオーバルシェイプのフェイスに向けて自然な流れが作り上げられています。


そして、Hollow Styleによる中空構造により、ドーム状の柔らかな曲面を持ったフェイスが形作られています。
このような造形は、トップ部分になる方をハンマーワークによってドーム型に成形し、底となるベースをロウ付けしています。柔らかいドーム型の曲面がつけられたそのフォルムはとても美しいボリューム感を持ち、美しく指に馴染む立体造形物としての完成度も素晴らしいリングです。

そしてその様な有機的な曲面を見せるフェイスに、ホピ族の特徴を備えたクラウド/雲をモチーフとしたスタンプワークが刻まれています。

この様な自然や動物、自然現象をモチーフとしたデザインは、農耕民族であったホピ族等のプエブロの人々が好み、狩猟を主としたナバホ族の工芸品ではあまり見られない特徴となっています。

現在、ホピジュエリーの代表的な技術であるオーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い印象を生み出すような大きく大胆なスタンプワークがホピの作家によって制作されていました。

しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法としてオーバーレイ技法が生み出されたのではないかと考えられます。



【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、1940年代後半頃からみられる技法の一つ。美しく造形するには高い技術を必要とし、本作の様に立体的で綺麗なフォルムを作り上げるのは容易ではありません。

ボリューム感のある造形を過剰な重量にすることなく形作ることが出来る技術であり、インディアンジュエリー以外でも古くから見られる技法です。



【Rain Cloud】雨雲は、砂漠地帯に住むインディアンにとって非常に重要であり、『吉兆』『良い展望』を表しています。特に農耕民族にとって重要な存在であり、狩猟民族であるナバホ/ディネの人々よりもホピやズニを含むプエブロの人たちの間でよく用いられたモチーフです。



シャンクの内側に施された『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代初頭頃には登場しており、本作も1930年代末頃に作られた可能性があります。
ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代後半以降のようです。
1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の金属需要が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。

『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
主にイギリスの影響を受けた国において『STERLING』、それ以外の国において『925』の表記・刻印が多く使用されています。

Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。



ナバホの伝統的なディテールや造形スタイルを踏襲しながら、アンティークホピジュエリーらしい価値観や美意識を感じさせるモチーフや柔らかで流麗な曲線/曲面を感じさせるピースです。

その立体的なコンチョの造形は、インディアンジュエリーらしい素朴でナチュラルな印象を与えながらも普遍的で洗練されたリングとなっており、タイムレスな造形美は性別を問わず自然に手に馴染みます。

また、際立った存在感を示すワイズを持っていますが、石のマウントされていないシルバーのみのプレーンでシンプルなデザインは、女性にはもちろんですが、男性にもナチュラルにフィットし多くのスタイルやシーンでお使い頂けると思われます。


作者の技術力を感じさせるシルバーワークによって、アートピースとしても美しく、ウェアラブルアートとしても高く評価できる作品。本作の様なアンティークホピジュエリーは非常に高い希少価値を持ち、非常にコレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、僅かなシルバーのクスミや細かなキズはありますが、ダメージやリペア跡のない大変良好な状態です。

またフロントのスタンプが不明瞭になっている部分は、フェイス裏側のロウ付け時にスタンプ部分に銀ロウが流れた跡となっており、シャンクとフェイスの接合が中央ではない等、ハンドメイド特有の制作上のムラが確認できますが、これらはダメージではありません。
Size

日本規格 約 13~13.5号   円周 約 53.8㎜   us 7
正面幅 約 27.5㎜

Material

Sterling Silver