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JRO015695

Early Navajo/Pueblo Ingot Silver Ring w/Sq. Turquoise c.1920

Early Navajo/Pueblo Ingot Silver Ring w/Sq. Turquoise c.1920
68,200 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/Cp7wi6fPyi3/
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリーで、1920年代前後に作られた貴重な作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形された独特の魅力を帯びたシャンクをベースに、スクエアカットターコイズがマウントされたアンティーク/ビンテージリングです。

アンティークインディアンジュエリーの中でも着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等によって非常に現存数が少なくなっている1930年代以前に作られたリング。こちらも全体に使用感と摩耗が見られますが、大変丁寧なシルバーワークで仕上げられていることにより、現在に至るまで破損せずにしっかりとジュエリーとして形を留めています。

造作は全てプリミティブな技術によるハンドメイドで仕上げられ、シャンクはインゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されています。そのシェイプは、センターが広くなったシガーバンドリングに近いクラシックなシェイプとなっており、センターにマウントされたスクエアカットターコイズに合わせて小さくカッティングが施されています。目立たないディテールですが、さり気なくも作品に動きを与え、上質感も高めるシェイプとなっています。また、その石を留めているベゼル(覆輪)も、ハンマーワークにより成形されたハンドメイドベゼルが採用されています。さらにそのベゼルを始め、シルバーを接合しているロウ付けにあたり、現在のシルバーワークでは基本となっている銀ロウ(少し銀含有率が低く、地金よりも低温で融解する素材)を使用せず、リングを形作る地金の銀を小さく薄く加工して溶接材(銀ロウ)としています。
さらに、サイドにはアンティーク作品らしいプリミティブな印象のスタンプワーク刻まれています。全てのディテールが原始的な技術を用いていますが、現代にも通じるシルバーワークで構成されており、スタンプ(鏨)やその製法等から1930年代中頃までに制作された作品と推定されます。

ナバホ・プエブロジュエリーの歴史の中でも、石がマウントされたリングとしては初期に近い時代に作られたリングであり、大作ではありませんが、プリミティブな技術と丁寧なシルバーワークが、インディアンジュエリーらしい味わいと深遠な奥行きを与えているようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形されることで、独特の質感や硬さによる迫力を宿す貴重なアンティークピースです。またその原始的なシルバーワークの中に緊張感も感じられ、神秘的な魅力を帯びているようです。

また、摩耗によってエッジが丸く鞣された硬いシルバーの質感と、アンティーク独特の渋い表情や、プリミティブな技術が生み出す手仕事の柔らかさは多くのスタイルに馴染む汎用性を示します。

古拙の美だけでなく、どこか現代的でアーティーな魅力も宿し、タイムレスに工芸品としても評価できるコレクタブルな作品となっています。この様な時代に制作されたリングは、ブレスレットやネックレスに比べ現存数が少なく、発見するのが大変困難であり史料価値も高いピースとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは全体に使用感があり、シルバーのクスミや摩耗、ハンドメイド作品特有の制作上のムラが見られますが、目立ったダメージの無い状態を保っています。
また、ターコイズもマットな質感にはなっていますが、石の動きやクラック等のダメージは無く、現在も発色のある良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリーで、1920年代前後に作られた貴重な作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形された独特の魅力を帯びたシャンクをベースに、スクエアカットターコイズがマウントされたアンティーク/ビンテージリングです。

アンティークインディアンジュエリーの中でも着用による劣化や紛失、シルバーのリサイクル等によって非常に現存数が少なくなっている1930年代以前に作られたリング。こちらも全体に使用感と摩耗が見られますが、大変丁寧なシルバーワークで仕上げられていることにより、現在に至るまで破損せずにしっかりとジュエリーとして形を留めています。

造作は全てプリミティブな技術によるハンドメイドで仕上げられ、シャンクはインゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されています。そのシェイプは、センターが広くなったシガーバンドリングに近いクラシックなシェイプとなっており、センターにマウントされたスクエアカットターコイズに合わせて小さくカッティングが施されています。目立たないディテールですが、さり気なくも作品に動きを与え、上質感も高めるシェイプとなっています。また、その石を留めているベゼル(覆輪)も、ハンマーワークにより成形されたハンドメイドベゼルが採用されています。さらにそのベゼルを始め、シルバーを接合しているロウ付けにあたり、現在のシルバーワークでは基本となっている銀ロウ(少し銀含有率が低く、地金よりも低温で融解する素材)を使用せず、リングを形作る地金の銀を小さく薄く加工して溶接材(銀ロウ)としています。
さらに、サイドにはアンティーク作品らしいプリミティブな印象のスタンプワーク刻まれています。全てのディテールが原始的な技術を用いていますが、現代にも通じるシルバーワークで構成されており、スタンプ(鏨)やその製法等から1930年代中頃までに制作された作品と推定されます。

ナバホ・プエブロジュエリーの歴史の中でも、石がマウントされたリングとしては初期に近い時代に作られたリングであり、大作ではありませんが、プリミティブな技術と丁寧なシルバーワークが、インディアンジュエリーらしい味わいと深遠な奥行きを与えているようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形されることで、独特の質感や硬さによる迫力を宿す貴重なアンティークピースです。またその原始的なシルバーワークの中に緊張感も感じられ、神秘的な魅力を帯びているようです。

また、摩耗によってエッジが丸く鞣された硬いシルバーの質感と、アンティーク独特の渋い表情や、プリミティブな技術が生み出す手仕事の柔らかさは多くのスタイルに馴染む汎用性を示します。

古拙の美だけでなく、どこか現代的でアーティーな魅力も宿し、タイムレスに工芸品としても評価できるコレクタブルな作品となっています。この様な時代に制作されたリングは、ブレスレットやネックレスに比べ現存数が少なく、発見するのが大変困難であり史料価値も高いピースとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは全体に使用感があり、シルバーのクスミや摩耗、ハンドメイド作品特有の制作上のムラが見られますが、目立ったダメージの無い状態を保っています。
また、ターコイズもマットな質感にはなっていますが、石の動きやクラック等のダメージは無く、現在も発色のある良好な状態です。
Size

日本規格 約 18~18.5号  円周 約 59.2㎜    us 9.5
正面幅 約 11.3㎜

Material

Ingot Silver, Turquoise