ITEM CODE:
JBO016409

【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise

【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
187,000 円(税込)
187,000 円(税込)
【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
  • 【Greg Lewis】Stamped Extra Heavy Silver Cuff w/Sq. Turquoise
【Laguna Pueblo】ラグーナプエブロと【Acoma Pueblo】アコマプエブロの血を引く故【Greg Lewis】グレッグ・ルイスのオールド作品。<120g>を超える非常に重厚なバンドをベースに、バーストデザインとスクエアカットターコイズが配された古典期の作品をモチーフとしたオールドバングルです。
1990年代以降の作品と思われ、未使用で保管されていたピースとして入荷していますが、元々は個人所有の作品だった為、未使用の確証はございません。

ある程度キャストで成形されたと推測されるインゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって形作られた非常に重厚なバンド/地金が大きな特徴となったブレスレットです。
サイド~ターミナル(両端)にかけては『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術によって、非常に彫りの深い凹ラインが施されています。その凹の中にも意図的にエッジが築かれており、原始的で素朴な表情にシルバーワークの上質感や作者の突出した造形センスが感じられます。さらに、そのライン上には連続したスタンプワークが刻まれており、そのスタンプ(鏨)は細かなライン模様を含んだスタンプとなっており、そのラインの方向に合わせて連続して刻むことで、シルバーの内側にライン模様を内包したような奥行きと立体感が生み出されています。
そのようなバンドのフロント部分には、スタンプワークと『ファイルワーク』と呼ばれるヤスリによって削る技術を駆使することで立体的に造形されたバースト/放射状デザインがアップリケが配され、その中央にはレクタングラーカットのターコイズがマウントされています。その石を留めるベゼル(覆輪)も厚みのあるハンマーメイド(ハンドメイド)のベゼルとなっている事で、細部までアンティーク作品に勝るとも劣らない独特な上質感を漂わせる作品へ昇華されているようです。
Greg Lewisは、現在でも製法やツール等、全てアンティークと同様に制作するという昔ながらの造形技法を守り続けており、素朴で粗野に見える作品も非常に手の込んだシルバーワークによって形作られています。それは、多くの現代作家による作品群とは異なった味わいとなっており、シンプルながら力強く手仕事の温もりを感じさせる仕上がりとなっています。


【Greg Lewis】グレッグ・ルイスは1954年生まれの名工で、父方の祖父である【Alvin Lewis】アルビン・ルイスからシルバースミスとしての技術を教わりました。その祖父はインディアンジュエリー黎明期においてアコマの歴史的な作家【Wolf-Robe】ウルフ・ローブ等と共に研鑚を積んだインディアンシルバースミス最初期の人物であり、その後に続くシルバースミスファミリーの始祖です。1960年代~1970年代にはサンフランシスコを拠点に『The Arrowhead Shop』としてジュエリーを制作販売していたようです。
その後、Greg Lewisは1979年にラグーナプエブロに戻り『The Arrowhead Shop』を移転・再開させました。ドラゴンフライモチーフや古典作品をベースとした作品を得意とし、その製法や工具も全てハンドメイドする古典技術を重視しており、その作品群は古い作品との判別が難しい程のクオリティとなっています。その為、アメリカ国内でもアンティークを専門にしているギャラリーなどで展示・販売されており、制作数の多い作者ではありませんがとても人気の高いシルバースミスの一人となっています。
そして、2021年12月4日に惜しまれながら永眠されました。その伝統を守る価値観や技術、Alvin Lewisの代から受け継がれる工具等は、息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスに受け継がれています。


【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフローブ” ハントは、アコマプエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で独自にショップを経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。


現在、こちらのようなオールドスタイルやアーリーナバホスタイルと呼ばれるアンティーク作品をベースにした作品は、ナバホの【Ernie Lister】 アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティーが当時の技術を伝承し、アンティークを踏襲した造形の制作を続けています。 しかしながら、当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jonathan Day】ジョナサン・デイや【Jock Favor】ジョック・フェイバー、【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス、【Buffalo】バッファロー等、アングロ(白人)作家がほとんどとなっています。 そのため、Greg LewisとDyaami Lewisは、リバイバルスタイルのみを制作しているわけではありませんが、アンティークと見紛う様なリバイバル作品を制作する貴重な存在となっています。
さらに、Greg Lewisの作品はその多くが既に市場に出なくなっており、今後希少性の高い作家となることが予想されます。


本作の様に厚いシルバーのバンドやベゼルは、厚みがあるだけでその加工をとても難しくしており、作者の卓越した技術力やシルバーワークに対する真摯な姿勢が感じられる特徴です。そして、伝統を踏襲しプリミティブながらも丁寧に全てハンドメイドで作り上げられたブレスレットです。
迫力のある造形/デザインですが、アーシーで渋い質感は仰々しい印象がないため、多くのスタイルに馴染みやすいと思われます。また、こちらのようなインゴットシルバーから成形された作品は、日常的な着用により細かな傷と共に艶が増し、劣化せずにその奥行きと完成度を高めていきます。

グレッグ・ルイスの作品の中でも素晴らしい完成度とグレッグらしさを持った傑作の一つ。貴重なオールドピースであり、とてもコレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


新品ではありませんが、未使用品として入荷しています。
ただし、使用感を感じる事の難しい作風であることや、元が個人収蔵品であった為、未使用の確証はありません。また、ハンドメイドによる造形ですので、多少の制作上のムラが見られます。
ターコイズにもマトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石の持つ特徴です。
【Laguna Pueblo】ラグーナプエブロと【Acoma Pueblo】アコマプエブロの血を引く故【Greg Lewis】グレッグ・ルイスのオールド作品。<120g>を超える非常に重厚なバンドをベースに、バーストデザインとスクエアカットターコイズが配された古典期の作品をモチーフとしたオールドバングルです。
1990年代以降の作品と思われ、未使用で保管されていたピースとして入荷していますが、元々は個人所有の作品だった為、未使用の確証はございません。

ある程度キャストで成形されたと推測されるインゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって形作られた非常に重厚なバンド/地金が大きな特徴となったブレスレットです。
サイド~ターミナル(両端)にかけては『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術によって、非常に彫りの深い凹ラインが施されています。その凹の中にも意図的にエッジが築かれており、原始的で素朴な表情にシルバーワークの上質感や作者の突出した造形センスが感じられます。さらに、そのライン上には連続したスタンプワークが刻まれており、そのスタンプ(鏨)は細かなライン模様を含んだスタンプとなっており、そのラインの方向に合わせて連続して刻むことで、シルバーの内側にライン模様を内包したような奥行きと立体感が生み出されています。
そのようなバンドのフロント部分には、スタンプワークと『ファイルワーク』と呼ばれるヤスリによって削る技術を駆使することで立体的に造形されたバースト/放射状デザインがアップリケが配され、その中央にはレクタングラーカットのターコイズがマウントされています。その石を留めるベゼル(覆輪)も厚みのあるハンマーメイド(ハンドメイド)のベゼルとなっている事で、細部までアンティーク作品に勝るとも劣らない独特な上質感を漂わせる作品へ昇華されているようです。
Greg Lewisは、現在でも製法やツール等、全てアンティークと同様に制作するという昔ながらの造形技法を守り続けており、素朴で粗野に見える作品も非常に手の込んだシルバーワークによって形作られています。それは、多くの現代作家による作品群とは異なった味わいとなっており、シンプルながら力強く手仕事の温もりを感じさせる仕上がりとなっています。


【Greg Lewis】グレッグ・ルイスは1954年生まれの名工で、父方の祖父である【Alvin Lewis】アルビン・ルイスからシルバースミスとしての技術を教わりました。その祖父はインディアンジュエリー黎明期においてアコマの歴史的な作家【Wolf-Robe】ウルフ・ローブ等と共に研鑚を積んだインディアンシルバースミス最初期の人物であり、その後に続くシルバースミスファミリーの始祖です。1960年代~1970年代にはサンフランシスコを拠点に『The Arrowhead Shop』としてジュエリーを制作販売していたようです。
その後、Greg Lewisは1979年にラグーナプエブロに戻り『The Arrowhead Shop』を移転・再開させました。ドラゴンフライモチーフや古典作品をベースとした作品を得意とし、その製法や工具も全てハンドメイドする古典技術を重視しており、その作品群は古い作品との判別が難しい程のクオリティとなっています。その為、アメリカ国内でもアンティークを専門にしているギャラリーなどで展示・販売されており、制作数の多い作者ではありませんがとても人気の高いシルバースミスの一人となっています。
そして、2021年12月4日に惜しまれながら永眠されました。その伝統を守る価値観や技術、Alvin Lewisの代から受け継がれる工具等は、息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスに受け継がれています。


【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフローブ” ハントは、アコマプエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で独自にショップを経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。


現在、こちらのようなオールドスタイルやアーリーナバホスタイルと呼ばれるアンティーク作品をベースにした作品は、ナバホの【Ernie Lister】 アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティーが当時の技術を伝承し、アンティークを踏襲した造形の制作を続けています。 しかしながら、当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jonathan Day】ジョナサン・デイや【Jock Favor】ジョック・フェイバー、【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス、【Buffalo】バッファロー等、アングロ(白人)作家がほとんどとなっています。 そのため、Greg LewisとDyaami Lewisは、リバイバルスタイルのみを制作しているわけではありませんが、アンティークと見紛う様なリバイバル作品を制作する貴重な存在となっています。
さらに、Greg Lewisの作品はその多くが既に市場に出なくなっており、今後希少性の高い作家となることが予想されます。


本作の様に厚いシルバーのバンドやベゼルは、厚みがあるだけでその加工をとても難しくしており、作者の卓越した技術力やシルバーワークに対する真摯な姿勢が感じられる特徴です。そして、伝統を踏襲しプリミティブながらも丁寧に全てハンドメイドで作り上げられたブレスレットです。
迫力のある造形/デザインですが、アーシーで渋い質感は仰々しい印象がないため、多くのスタイルに馴染みやすいと思われます。また、こちらのようなインゴットシルバーから成形された作品は、日常的な着用により細かな傷と共に艶が増し、劣化せずにその奥行きと完成度を高めていきます。

グレッグ・ルイスの作品の中でも素晴らしい完成度とグレッグらしさを持った傑作の一つ。貴重なオールドピースであり、とてもコレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


新品ではありませんが、未使用品として入荷しています。
ただし、使用感を感じる事の難しい作風であることや、元が個人収蔵品であった為、未使用の確証はありません。また、ハンドメイドによる造形ですので、多少の制作上のムラが見られます。
ターコイズにもマトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石の持つ特徴です。
Size

メンズサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約63.4㎜    最大幅(高さ) 約19.3㎜
内周 約145㎜    開口部 約32㎜
Inside Measurement 5 11/16inch   opening 1 1/4inch 

※バングルはサイズ調整可能ですが本作は非常に厚いシルバーの為に調整可能幅が比較的小さいバングルとなります。Lサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であれば多く方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Silver(probably Ingot Silver)
        約121.8g