ITEM CODE:
JNO016445

【Wolf-Robe】Vintage Acoma Big T-bird Pendant Necklace c.1950~

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118,800 円(税込)
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【ACOMA】アコマプエブロの巨匠3兄弟【Hunt Brothers】の中でも最も多く、素晴らしい作品を残している次男【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー『ウルフ ローブ』ハント(c.1902-1977)の作品。イーグルの様な精悍な印象とどこか惚けた愛らしさを持ったサンダーバードデザインのアンティーク/ビンテージペンダントトップです。迫力のある大きいサイズと上質なシルバーワーク、マウントされたターコイズも特徴的な作品です。

※本作にはレザーレースが付属となっています。一部の画像で組み合わせられているシルバービーズ(ナバホパール)ネックレスにつきましては別途販売中となっており、下記のリンクよりご確認頂けます。
ITEM CODE: JNO006576
Vtg "Navajo Pearl" Hand Made Silver Beaded Necklace c.1965~


裏側に施された「WOLF」のホールマーク等から、同作者のキャリア後半に作られた作品と推測され、1950年代~1970年代前半に制作されたものと思われます。モチーフやシルバーワークには、トラディショナルなナバホスタイルを踏襲しながらもWolf-Robeらしい突出したデザインセンスを感じさせ、高い史料価値を有する作品となっています。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された硬い地金をベースに、細かく丁寧なカッティングワークによって美しいシェイプのサンダーバードが切り出されています。そこに、力強く複雑な表情を生み出すスタンプワークによって、サンダーバードの細部が描き出されています。ポイントの一つとなっている首元のライトニングアローや、羽毛を表現するスタンプが巧みに構成され、奥行きと楽し気な印象が与えられています。また、中央にはロングオーバルシェイプのターコイズがマウントされており、その石を留めるベゼル(覆輪)もかなり厚みのあるハンマーメイド(ハンドメイド)のノッチドベゼル(刻みの入る覆輪)となっており、その個性的で迫力のあるベゼルを含めたターコイズが、独特の存在感を放ち作品のアクセントとなっているようです。
また、本作に備えられている丸環パーツは、おそらくWolf-Robeが制作したオリジナルパーツであり、サンダーバードの大きさに合わせた大きめの丸環となっており、そのままである程度の大きさのビーズネックレスと通すことが可能です。

マウントされているターコイズは、アリゾナ産のキングマンターコイズと推測されますが、ナチュラル無添加かトリートメントターコイズかは不明となっています。濃く強い発色のピーコックブルーを基調に、クウォーツ(水晶)等のマトリックスが入ります。少しマットな質感となっていますが、作品の複雑な表情に素晴らしいフィッティングのターコイズとなっています。

内側には作者のホールマーク(サイン)と共に、スターリングシルバー(925シルバー)製であることを表す『STERLING』の刻印が施されています。また、本作と同様のホールマーク『WOLF』は『WOLF-ROBE』に比べて発見されている数が少数となっており、その正確な移り変わりは不明ですが、制作された時期はWOLF-ROBEの個体よりも新しい年代と推定されます。


【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフローブ” ハントは、アコマプエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で独自にショップを経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。
また現代作家として多くの作品を残した、名工【Greg Lewis】グレッグ・ルイス(1954-2021)の師は、Wolf-Robeから直接シルバーワークを受け継いだ人物であり、現在では息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスが、同じアコマの作家としてその技術やスタイルを現代に継承しています。

ツーリストスタイルの作品も多く残していますが、もちろん全てハンドメイドで制作され、こちらの様にオーセンティックでトラディショナルでありながら、デザインから作者が特定できる唯一無二の個性もウルフローブの特徴です。 


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


裏側の『STERLING』は、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響した事で広く普及したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。
『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


どこか愛らしくキャッチーな表情のサンダーバードですが、アンティークインディアンジュエリー特有の質感と奥行きを持ち、ウルフ・ローブという作者らしさを感じさせる造形センスとシルバーワークにより、チープな印象を持たない落ち着いた大人向けの作品となっています。

また、迫力あるサイズ感は際立った存在感を放ちますが、複雑な表情とナチュラルな質感は、多くのスタイルに馴染みやすく、日常のコーディネートにおいて素晴らしいアクセントとなり得ます。

プリミティブなシルバーワークとハンドメイドの味わいはワイルドで武骨な雰囲気も備え、その大きさや質の高いシルバーワークによりウェアラブルアートとしても高く評価されるピース。Wolf-Robe/ウルフ・ローブという偉大な作家のスペシャリティを持った作品であり、非常にコレクタブルで貴重なアンティークジュエリーの一つとなっています。

◆女性着用サンプル画像(8枚)はこちら◆

◆男性着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミや僅かなキズ・摩耗、ハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、ダメージは無く良好な状態を保っています。
【ACOMA】アコマプエブロの巨匠3兄弟【Hunt Brothers】の中でも最も多く、素晴らしい作品を残している次男【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー『ウルフ ローブ』ハント(c.1902-1977)の作品。イーグルの様な精悍な印象とどこか惚けた愛らしさを持ったサンダーバードデザインのアンティーク/ビンテージペンダントトップです。迫力のある大きいサイズと上質なシルバーワーク、マウントされたターコイズも特徴的な作品です。

※本作にはレザーレースが付属となっています。一部の画像で組み合わせられているシルバービーズ(ナバホパール)ネックレスにつきましては別途販売中となっており、下記のリンクよりご確認頂けます。
ITEM CODE: JNO006576
Vtg "Navajo Pearl" Hand Made Silver Beaded Necklace c.1965~


裏側に施された「WOLF」のホールマーク等から、同作者のキャリア後半に作られた作品と推測され、1950年代~1970年代前半に制作されたものと思われます。モチーフやシルバーワークには、トラディショナルなナバホスタイルを踏襲しながらもWolf-Robeらしい突出したデザインセンスを感じさせ、高い史料価値を有する作品となっています。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された硬い地金をベースに、細かく丁寧なカッティングワークによって美しいシェイプのサンダーバードが切り出されています。そこに、力強く複雑な表情を生み出すスタンプワークによって、サンダーバードの細部が描き出されています。ポイントの一つとなっている首元のライトニングアローや、羽毛を表現するスタンプが巧みに構成され、奥行きと楽し気な印象が与えられています。また、中央にはロングオーバルシェイプのターコイズがマウントされており、その石を留めるベゼル(覆輪)もかなり厚みのあるハンマーメイド(ハンドメイド)のノッチドベゼル(刻みの入る覆輪)となっており、その個性的で迫力のあるベゼルを含めたターコイズが、独特の存在感を放ち作品のアクセントとなっているようです。
また、本作に備えられている丸環パーツは、おそらくWolf-Robeが制作したオリジナルパーツであり、サンダーバードの大きさに合わせた大きめの丸環となっており、そのままである程度の大きさのビーズネックレスと通すことが可能です。

マウントされているターコイズは、アリゾナ産のキングマンターコイズと推測されますが、ナチュラル無添加かトリートメントターコイズかは不明となっています。濃く強い発色のピーコックブルーを基調に、クウォーツ(水晶)等のマトリックスが入ります。少しマットな質感となっていますが、作品の複雑な表情に素晴らしいフィッティングのターコイズとなっています。

内側には作者のホールマーク(サイン)と共に、スターリングシルバー(925シルバー)製であることを表す『STERLING』の刻印が施されています。また、本作と同様のホールマーク『WOLF』は『WOLF-ROBE』に比べて発見されている数が少数となっており、その正確な移り変わりは不明ですが、制作された時期はWOLF-ROBEの個体よりも新しい年代と推定されます。


【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフローブ” ハントは、アコマプエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で独自にショップを経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。
また現代作家として多くの作品を残した、名工【Greg Lewis】グレッグ・ルイス(1954-2021)の師は、Wolf-Robeから直接シルバーワークを受け継いだ人物であり、現在では息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスが、同じアコマの作家としてその技術やスタイルを現代に継承しています。

ツーリストスタイルの作品も多く残していますが、もちろん全てハンドメイドで制作され、こちらの様にオーセンティックでトラディショナルでありながら、デザインから作者が特定できる唯一無二の個性もウルフローブの特徴です。 


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


裏側の『STERLING』は、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響した事で広く普及したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。
『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


どこか愛らしくキャッチーな表情のサンダーバードですが、アンティークインディアンジュエリー特有の質感と奥行きを持ち、ウルフ・ローブという作者らしさを感じさせる造形センスとシルバーワークにより、チープな印象を持たない落ち着いた大人向けの作品となっています。

また、迫力あるサイズ感は際立った存在感を放ちますが、複雑な表情とナチュラルな質感は、多くのスタイルに馴染みやすく、日常のコーディネートにおいて素晴らしいアクセントとなり得ます。

プリミティブなシルバーワークとハンドメイドの味わいはワイルドで武骨な雰囲気も備え、その大きさや質の高いシルバーワークによりウェアラブルアートとしても高く評価されるピース。Wolf-Robe/ウルフ・ローブという偉大な作家のスペシャリティを持った作品であり、非常にコレクタブルで貴重なアンティークジュエリーの一つとなっています。

◆女性着用サンプル画像(8枚)はこちら◆

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コンディションも良好です。シルバーのクスミや僅かなキズ・摩耗、ハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、ダメージは無く良好な状態を保っています。
Size

トップ 縦(バチカン含む) 約8.6㎝   横 約4.05㎝   レザーレースは最大で90.0㎝程度

Material

Sterling Silver, Turquoise