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JRO016212

【Mark Chee】Stamped Silver Ring w/NevadaBlue Turquoise c.1960

【Mark Chee】Stamped Silver Ring w/NevadaBlue Turquoise c.1960
286,000HOLD 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品で、同作者らしい重厚で端正なシルバーワークによって造形されたハイエンドなリングです。大変美しいネバダブルーターコイズをメインに構成し、男性にフィットするサイズも希少なビンテージ作品です。

1950年代末頃~1970年代頃に作られた作品で、ナバホの伝統的な技術と造形スタイルを踏襲しながら、Mark Cheeの独自性や高い技術力を感じ取ることが出来るリングとなっています。
厚いシルバーから成形されたシャンクは、内側からフェイスに向けて広くなる造形となっており、迫力を持ったフェイスへ自然な流れを作っています。フェイスは、柔らかいトライアングルシェイプにカットされた質の高いネバダブルーターコイズがマウントされ、その石を留めるベゼル(覆輪)には、2本のシルバーワイヤーを撚り合わせることで作るツイステッドワイヤーが施されています。またフラットなフェイスと、シャンクのつなぎ目にはトライアングルワイヤーが配される事で、造形としての奥行きと強度、さらにデザイン的に優れたバランスが図られています。さらに、シャンクのサイド部分にはシンプルでクリーンな印象のスタンプワークが施されており、リングとしての完成度や同作者らしい表情が与えられています。
本作の様な造形スタイルは現代作家にも人気が高く、現在でも制作されているデザイン・造形となっていますが、石と一体化させたかのようなベゼルの仕上げや、特別なボリューム感、そして細部にも拘ったシルバーワークによる独特な雰囲気には、やはりMark Cheeのオリジナリティを感じさせるリングとなっています。

マウントされたターコイズは、澄んだ水色にチョコブラウンやゴールドのタイトなスパイダーウェブを持ち、複雑な景色を形成するネバダブルーらしい特徴を備えたターコイズ。ハイグレードにグレーディングできる無添加ナチュラルターコイズです。また、それほど高さのあるカットではありませんが、迫力のある大きさにカットされ、素晴らしい存在感と奥行きのある美しさを感じることが出来ます。現在も硬度を感じさせる表情と、宝石としての煌きを持つ上質なターコイズとなっています。


【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズは1901年に発見され、【Timberline Mine】ティンバーラインと言う別名を持つターコイズ。ナゲット(塊)で採掘され、高い硬度と美しい色、独特の複雑な景色を持つターコイズを産出する鉱山です。1960年代~1970年代頃には多くの有名作家に愛され、ナバホの【Lee Yazzie】リー・ヤジー(1946-)や、コチティの【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の作品でも散見されるターコイズです。


【Mark Chee】マーク・チーは、1914年にアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、インディアンスクールの彫金クラスにおいてシルバースミスとしての技術を学んだようです。 若いころは、【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】=【Ganscraft】ガンズクラフト社に在籍していたり、Frank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】で石のカッターとして所属していた記録が残っています。1930年代末頃には、San Juan Puebloの女性【Santana Montoya】と結婚し、そこで、キワの巨匠【Julian Lovato】ジュリアン・ロバトに出会っています。1940年代の初めには第二次世界大戦のため従軍し、エアフォースに所属していました。1946年になってニューメキシコ州サンタフェに戻り、シルバースミスの仕事を再開、Al Packard経営の【Chaparral Trading Post】に在籍していたようです。1950年代には、非常に熟練した技術を持つシルバースミスとして高く評価されるに至り、その技術はナバホのトラディッショナルスタイルだけにとどまらず、ターコイズインレイやシルバービーズを用いたジュエリー等、多岐にわたる技術を身に付けていました。1960年代~1970年代にはアートショーにおけるアワード受賞リボンを多数獲得しています。
そして1981年、San Juan Puebloの居留地にて亡くなっています。

こちらの作品でも見られるサンダーバードに『CHEE』と書かれた特徴的なホールマークを使い、傑作とされる多くの作品はやはり非常にヘビーで重厚な作品です。他に類を見ない厚いバンド(地金)にターコイズをセットしたピースや、やはりとても太いトライアングルワイヤーに挟み込むように美しいターコイズをセットしたバングル等が代表的です。またブレスレット等は、とても小さいサイズのピースが多いことも特徴で、自身の娘や妻のサイズに合わせて制作していたためと言われています。


本作もMark Cheeらしい端正で質実剛健なシルバーワークと、上質で煌めきを持ったターコイズが堪能できる作品。現代ではナバホジュエリーのオーセンティックな造形スタイルとなっているデザインのリングですが、それは作者であるMark Cheeの後世に対する強い影響力を証明するものであり、現代作家のデザインソースとなった作品の一つと推測されます。

ボリューム感があり強い存在感を示すリングですが、複雑な表情を持つアーシーなターコイズや完成度の高いシルバーワークにより、仰々しい印象はなくクリーンでジュエリーとしての品位を感じさせる作品です。
またそれは、ビンテージインディアンジュエリー独特のワイルドな印象と、少しフォーマルなシーンにも対応可能なクラシックでエレガントな質感を生み出しており、多くのスタイルにフィットする高い汎用性を有する作品です。

深淵な美しさを見せるターコイズと作者の熟練した技術・独創性によって、アートピースとしても美しい佇まい。現代作品にはない迫力を宿す、大変貴重でコレクタブルなビンテージ作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーの僅かなクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、ダメージの無い大変良好なコンディションです。
また、ターコイズも僅かにマットな質感ながらとても良い状態を保っています。マトリックス部分には凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石由来の特徴であり、ダメージではありません。
【NAVAJO】ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品で、同作者らしい重厚で端正なシルバーワークによって造形されたハイエンドなリングです。大変美しいネバダブルーターコイズをメインに構成し、男性にフィットするサイズも希少なビンテージ作品です。

1950年代末頃~1970年代頃に作られた作品で、ナバホの伝統的な技術と造形スタイルを踏襲しながら、Mark Cheeの独自性や高い技術力を感じ取ることが出来るリングとなっています。
厚いシルバーから成形されたシャンクは、内側からフェイスに向けて広くなる造形となっており、迫力を持ったフェイスへ自然な流れを作っています。フェイスは、柔らかいトライアングルシェイプにカットされた質の高いネバダブルーターコイズがマウントされ、その石を留めるベゼル(覆輪)には、2本のシルバーワイヤーを撚り合わせることで作るツイステッドワイヤーが施されています。またフラットなフェイスと、シャンクのつなぎ目にはトライアングルワイヤーが配される事で、造形としての奥行きと強度、さらにデザイン的に優れたバランスが図られています。さらに、シャンクのサイド部分にはシンプルでクリーンな印象のスタンプワークが施されており、リングとしての完成度や同作者らしい表情が与えられています。
本作の様な造形スタイルは現代作家にも人気が高く、現在でも制作されているデザイン・造形となっていますが、石と一体化させたかのようなベゼルの仕上げや、特別なボリューム感、そして細部にも拘ったシルバーワークによる独特な雰囲気には、やはりMark Cheeのオリジナリティを感じさせるリングとなっています。

マウントされたターコイズは、澄んだ水色にチョコブラウンやゴールドのタイトなスパイダーウェブを持ち、複雑な景色を形成するネバダブルーらしい特徴を備えたターコイズ。ハイグレードにグレーディングできる無添加ナチュラルターコイズです。また、それほど高さのあるカットではありませんが、迫力のある大きさにカットされ、素晴らしい存在感と奥行きのある美しさを感じることが出来ます。現在も硬度を感じさせる表情と、宝石としての煌きを持つ上質なターコイズとなっています。


【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズは1901年に発見され、【Timberline Mine】ティンバーラインと言う別名を持つターコイズ。ナゲット(塊)で採掘され、高い硬度と美しい色、独特の複雑な景色を持つターコイズを産出する鉱山です。1960年代~1970年代頃には多くの有名作家に愛され、ナバホの【Lee Yazzie】リー・ヤジー(1946-)や、コチティの【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の作品でも散見されるターコイズです。


【Mark Chee】マーク・チーは、1914年にアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、インディアンスクールの彫金クラスにおいてシルバースミスとしての技術を学んだようです。 若いころは、【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】=【Ganscraft】ガンズクラフト社に在籍していたり、Frank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】で石のカッターとして所属していた記録が残っています。1930年代末頃には、San Juan Puebloの女性【Santana Montoya】と結婚し、そこで、キワの巨匠【Julian Lovato】ジュリアン・ロバトに出会っています。1940年代の初めには第二次世界大戦のため従軍し、エアフォースに所属していました。1946年になってニューメキシコ州サンタフェに戻り、シルバースミスの仕事を再開、Al Packard経営の【Chaparral Trading Post】に在籍していたようです。1950年代には、非常に熟練した技術を持つシルバースミスとして高く評価されるに至り、その技術はナバホのトラディッショナルスタイルだけにとどまらず、ターコイズインレイやシルバービーズを用いたジュエリー等、多岐にわたる技術を身に付けていました。1960年代~1970年代にはアートショーにおけるアワード受賞リボンを多数獲得しています。
そして1981年、San Juan Puebloの居留地にて亡くなっています。

こちらの作品でも見られるサンダーバードに『CHEE』と書かれた特徴的なホールマークを使い、傑作とされる多くの作品はやはり非常にヘビーで重厚な作品です。他に類を見ない厚いバンド(地金)にターコイズをセットしたピースや、やはりとても太いトライアングルワイヤーに挟み込むように美しいターコイズをセットしたバングル等が代表的です。またブレスレット等は、とても小さいサイズのピースが多いことも特徴で、自身の娘や妻のサイズに合わせて制作していたためと言われています。


本作もMark Cheeらしい端正で質実剛健なシルバーワークと、上質で煌めきを持ったターコイズが堪能できる作品。現代ではナバホジュエリーのオーセンティックな造形スタイルとなっているデザインのリングですが、それは作者であるMark Cheeの後世に対する強い影響力を証明するものであり、現代作家のデザインソースとなった作品の一つと推測されます。

ボリューム感があり強い存在感を示すリングですが、複雑な表情を持つアーシーなターコイズや完成度の高いシルバーワークにより、仰々しい印象はなくクリーンでジュエリーとしての品位を感じさせる作品です。
またそれは、ビンテージインディアンジュエリー独特のワイルドな印象と、少しフォーマルなシーンにも対応可能なクラシックでエレガントな質感を生み出しており、多くのスタイルにフィットする高い汎用性を有する作品です。

深淵な美しさを見せるターコイズと作者の熟練した技術・独創性によって、アートピースとしても美しい佇まい。現代作品にはない迫力を宿す、大変貴重でコレクタブルなビンテージ作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーの僅かなクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、ダメージの無い大変良好なコンディションです。
また、ターコイズも僅かにマットな質感ながらとても良い状態を保っています。マトリックス部分には凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石由来の特徴であり、ダメージではありません。
Size

日本規格 約 17.5~18号   円周 約 58.4㎜   us 9
正面幅 約 26.6㎜
ターコイズサイズは 21.6㎜×18.8㎜ 程度

Material

Silver, High Grade Nevada Blue Turquoise