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JNO005578

【Joe H. Quintana】"Navajo Pearl" Silver Bead Necklace c.1960~

【Joe H. Quintana】"Navajo Pearl" Silver Bead Necklace c.1960~
286,000 円(税込)
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【Cochiti】コチティの大巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の作品。同作者を代表する作品群である『ナバホパール』とも呼ばれるベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズのネックレスです。1960年代~1970年代頃に作られたとものと思われ、スタンプワークの刻まれたラウンド型ビーズとイーグルビーズ(長い菱形のビーズ)を組み合わせたバランスの美しいビンテージジュエリーです。

また、本作はもともとJoe H. Quintanaのホールマーク(作者のサイン)である『JHQ』の刻印されたトップが付いておりましたが、ワイヤー交換時に当店で外し個別に販売予定となっております。

同作者が残したシルバービーズ/ナバホパールネックレスとしては、とてもオーセンティックなスタイルの作品で、総数34個のビーズによって構成されたネックレス。ラウンドビーズにスタンプワークが施されているのが珍しいディテールで、現在は息子の【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホース氏が、同じ技術と造形、ツールも受け継ぎ、非常に類似したネックレスを制作していますが、本作の様なスタンプの刻まれたビーズは制作されていないと思われます。

また、ナバホの伝統的なシルバービーズは現地において『Navajo Pearls/ナバホパール』(ナバホの真珠)と呼ばれることがありますが、まさにこちらの様なクオリティーと美しい仕上げによって作られたシルバービーズは、『Navajo Pearls』と呼ぶにふさわしい質と品位を持っています。現在では限られた作家しか作らないこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。特にJoe H. Quintanaはシルバービーズのスペシャリストであり、同氏が活躍した当時には唯一無二のクオリティーを誇っていました。


【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)の功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。 現在、トップアーティストとして活躍する作家【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースの師であり、父親としても有名です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。Southwestern Arts and Craftsには、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。
第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。 その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。
1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

ジョー・キンタナの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的でプリミティブな技術を駆使し、非常に完成されたエレガントな作品を生み出すことを得意としています。
石の選別にも素晴らしい物があります。またそのシルバーワークは多岐にわたり、銀食器や花器など様々な作品を残していますが、やはりジュエリーのクオリティーや美しさは特別なものです。1970年代頭に制作したコンチョベルトはDOORSの【Jim Morrison】が愛用したことでも有名になりました。

ほとんど作品が市場に出ない作家の一人であり、その技術やデザインは【Cippy CrazyHorse】シッピー・クレイジーホース氏に継承されていますが、Joe H. Quintana氏のオリジナルピースは、現在ではほとんど見つかりません。


本作も同作者を代表する作品の一つであり、ナバホジュエリーの伝統を踏襲しながらもコチティ族の価値観や美意識、そしてJoe H. Quintanaのオリジナリティが注ぎ込まれたネックレス。Joe H. Quintanaの卓越したシルバーワークと、突出した造形センスによって生み出された作品であり、インディアンクラフトとしてだけでなく、アートピースとしても評価できるウェアラブルアートへと昇華されているようです。

古い作品でありながらとても現代的な印象を持っており、性別や季節やスタイルを問わずご着用いただけます。また、ある程度の長さを有しシルバービーズも贅沢な大きさのあるビースが用いられているため、シャツの上からでもご着用いただける印象。華やかさもあり、クリーンで無駄のないデザインは多くのスタイルにフィットすると思われます。

【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナという高名なシルバースミスによって制作された唯一無二のクオリティと素晴らしいデザインに仕上げられたハイエンドなピース。アメリカ国内でも市場に出にくく、なかなか出会うことのできない貴重な作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、全体にシルバーのクスミが見られ、ビーズの小さな凹等、ハンドメイド特有の制作時のムラが確認できますが、ダメージなどはなく良好な状態を保っています。クスミについては、専用のクロス等で磨き上げることで、明るいシルバーの色を取り戻すことも可能です。
また、ビーズワイヤー(フォックステイルワイヤー/チェーン)は当店で交換済みとなっております。
【Cochiti】コチティの大巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の作品。同作者を代表する作品群である『ナバホパール』とも呼ばれるベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズのネックレスです。1960年代~1970年代頃に作られたとものと思われ、スタンプワークの刻まれたラウンド型ビーズとイーグルビーズ(長い菱形のビーズ)を組み合わせたバランスの美しいビンテージジュエリーです。

また、本作はもともとJoe H. Quintanaのホールマーク(作者のサイン)である『JHQ』の刻印されたトップが付いておりましたが、ワイヤー交換時に当店で外し個別に販売予定となっております。

同作者が残したシルバービーズ/ナバホパールネックレスとしては、とてもオーセンティックなスタイルの作品で、総数34個のビーズによって構成されたネックレス。ラウンドビーズにスタンプワークが施されているのが珍しいディテールで、現在は息子の【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホース氏が、同じ技術と造形、ツールも受け継ぎ、非常に類似したネックレスを制作していますが、本作の様なスタンプの刻まれたビーズは制作されていないと思われます。

また、ナバホの伝統的なシルバービーズは現地において『Navajo Pearls/ナバホパール』(ナバホの真珠)と呼ばれることがありますが、まさにこちらの様なクオリティーと美しい仕上げによって作られたシルバービーズは、『Navajo Pearls』と呼ぶにふさわしい質と品位を持っています。現在では限られた作家しか作らないこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。特にJoe H. Quintanaはシルバービーズのスペシャリストであり、同氏が活躍した当時には唯一無二のクオリティーを誇っていました。


【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)の功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。 現在、トップアーティストとして活躍する作家【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースの師であり、父親としても有名です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。Southwestern Arts and Craftsには、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。
第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。 その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。
1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

ジョー・キンタナの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的でプリミティブな技術を駆使し、非常に完成されたエレガントな作品を生み出すことを得意としています。
石の選別にも素晴らしい物があります。またそのシルバーワークは多岐にわたり、銀食器や花器など様々な作品を残していますが、やはりジュエリーのクオリティーや美しさは特別なものです。1970年代頭に制作したコンチョベルトはDOORSの【Jim Morrison】が愛用したことでも有名になりました。

ほとんど作品が市場に出ない作家の一人であり、その技術やデザインは【Cippy CrazyHorse】シッピー・クレイジーホース氏に継承されていますが、Joe H. Quintana氏のオリジナルピースは、現在ではほとんど見つかりません。


本作も同作者を代表する作品の一つであり、ナバホジュエリーの伝統を踏襲しながらもコチティ族の価値観や美意識、そしてJoe H. Quintanaのオリジナリティが注ぎ込まれたネックレス。Joe H. Quintanaの卓越したシルバーワークと、突出した造形センスによって生み出された作品であり、インディアンクラフトとしてだけでなく、アートピースとしても評価できるウェアラブルアートへと昇華されているようです。

古い作品でありながらとても現代的な印象を持っており、性別や季節やスタイルを問わずご着用いただけます。また、ある程度の長さを有しシルバービーズも贅沢な大きさのあるビースが用いられているため、シャツの上からでもご着用いただける印象。華やかさもあり、クリーンで無駄のないデザインは多くのスタイルにフィットすると思われます。

【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナという高名なシルバースミスによって制作された唯一無二のクオリティと素晴らしいデザインに仕上げられたハイエンドなピース。アメリカ国内でも市場に出にくく、なかなか出会うことのできない貴重な作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、全体にシルバーのクスミが見られ、ビーズの小さな凹等、ハンドメイド特有の制作時のムラが確認できますが、ダメージなどはなく良好な状態を保っています。クスミについては、専用のクロス等で磨き上げることで、明るいシルバーの色を取り戻すことも可能です。
また、ビーズワイヤー(フォックステイルワイヤー/チェーン)は当店で交換済みとなっております。
Size

ネックレス 全長 約60.0㎝程度
ビーズ直径 最大約12.0㎜

Material

Silver