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JNO005574

Vintage Navajo "Mercury Dime" Silver Beaded Necklace c.1960~

Vintage Navajo "Mercury Dime" Silver Beaded Necklace c.1960~
247,500 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのビンテージジュエリー、1940年代に製造された【Mercury Dime】マーキュリーダイム(10セント銀貨)を用いて作られた『ナバホパール』とも呼ばれる46個ものベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズで構成された非常に貴重な作品。素晴らしい完成度と高いクオリティ有するハイエンドなアンティーク/ビンテージネックレスです。

正確な制作年代の特定は困難ですが、おそらく1960年代~1970年代頃に作られた作品と思われ、全てのビーズが本物のマーキュリーダイム/ウィングド・リバティ・ヘッドダイムコインから制作されています。
このようなナバホの伝統的なシルバービーズは、現地において『ナバホパール』(ナバホの真珠)や『デザートパール』(砂漠の真珠)等とも呼ばれています。現在でも制作されているシルバービーズですが、そのシルバーが厚くなる程に制作の難易度が上がり、本作の様にコインそのものをビーズへと加工するには大変な労力と確かな加工技術が必要となります。本作は、総重量が<200g>超となる大変重厚な作品であり、硬いコインシルバーを成形し美しい球体に仕上げるのは非常に難しく、限られたシルバースミスにしか具現化できないシルバーワークです。

本作の様に銀貨をそのままビーズへと加工した作品は、古いアンティークジュエリーでも発見されているトラディショナルな造形スタイルです。制作がとても難しい為に多くの作家が受け継いでいる造形ではありませんが、コンテンポラリー作家の中でも素晴らしい技術を持つ【Perry Shorty】ペリー・ショーティーや、タオスプエブロのシルバースミスファミリーである【Buffalo Dancer】バッファローダンサー等が受け継いでいます。
それらのクオリティや仕上げには多少のバリエーションが存在し、コインを元に加工している事を重視しているものもありますが、本作ではビーズ(ナバホパール)としての完成度に拘って制作されており、コインのデザインを残すことよりも美しい球体であることが特徴的な作品です。さらに、おそらくビーズ(半球体2つ)のロウ付けに銀ロウ(融解温度の低い少し低純度の銀)を使用することはなく、薄く伸ばしたコインシルバーそのものを使用してロウ付け/接着しています。
本作の秀逸なシルバーワークは、アンティーク作品を凌ぐ技術を持つPerry Shorty氏の作品を上回るような完成度を誇り、現在では殆ど見つかることの無いクオリティとなっています。


本作のような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。
また、こちらのように古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない程に手間暇を必要とします。その為、現代では限られた作家しか制作しないアイテムとなっており、特に本作で見られるような厚いコインの加工では、成形の為にさらに高い技術と集中力を必要とします。


【Mercury dime】マーキュリーダイムは、1916年~1945年にかけて造幣された10セント硬貨であり、思想の自由を象徴する『フリジア帽』を冠した女神が描かれています。それは、実際にはローマ神話に登場するマーキュリーではなく、マーキュリーダイムとして広く知られていますが、本来の名称は『ウィングド・リバティ・ヘッド ダイム』です。
1915年に行われたコンペティションにて選ばれたデザインで、アメリカ人彫刻家【Adolph Weinman】アドルフ・ウェインマンによる作品。アメリカの歴代硬貨の中でも最も美しいデザインの一つとされています。裏面にはオリーブのFasces/束桿が描かれていますが、本作では全てウィングド・リバティ・ヘッドが描かれたコインの表がビーズの表面に構成されています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、『割金』と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 (※現在のSterling Silverは、割金に銅のみを含んだシルバーを表しています。本作で使用されているマーキュリーダイムも90%の銀と10%の銅の合金であることが定められていました。)
925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、割金や製法に左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難です。その差異は極僅かですが、コインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられる事が多いと思います。


本作もコインシルバーの重厚で上品な輝きが特徴的なネックレスであり、渋いシルバーの表情により、武骨でビンテージインディアンジュエリーらしい雰囲気を醸し出しています。また、コインのデザインが残ることで複雑で奥行きのある表情となっており、深遠な味わいや文化的な価値まで感じさせる作品となっています。

それほど大きなビーズではありませんが、重く迫力のあるビーズは男性に向いたボリューム感ですが、女性にも美しくフィットする汎用性の高いネックレス。性別を問わず多くのスタイルにフィットし、コーディネイトにアーティーな印象を与えることが出来るウェアラブルアートピースです。

アメリカ国内でも出会う事が困難なコレクタブルビンテージジュエリーであり、トレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好。シルバーのクスミ(硫化)やハンドメイド特有の制作ムラは見られますが、ダメージの無い良好な状態。クスミについては、専用のクロス等で磨き上げることで、明るいシルバーの色を取り戻すことも可能です。
また、ビーズワイヤーとなっているレザーレースは新しいものに交換済みです。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのビンテージジュエリー、1940年代に製造された【Mercury Dime】マーキュリーダイム(10セント銀貨)を用いて作られた『ナバホパール』とも呼ばれる46個ものベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズで構成された非常に貴重な作品。素晴らしい完成度と高いクオリティ有するハイエンドなアンティーク/ビンテージネックレスです。

正確な制作年代の特定は困難ですが、おそらく1960年代~1970年代頃に作られた作品と思われ、全てのビーズが本物のマーキュリーダイム/ウィングド・リバティ・ヘッドダイムコインから制作されています。
このようなナバホの伝統的なシルバービーズは、現地において『ナバホパール』(ナバホの真珠)や『デザートパール』(砂漠の真珠)等とも呼ばれています。現在でも制作されているシルバービーズですが、そのシルバーが厚くなる程に制作の難易度が上がり、本作の様にコインそのものをビーズへと加工するには大変な労力と確かな加工技術が必要となります。本作は、総重量が<200g>超となる大変重厚な作品であり、硬いコインシルバーを成形し美しい球体に仕上げるのは非常に難しく、限られたシルバースミスにしか具現化できないシルバーワークです。

本作の様に銀貨をそのままビーズへと加工した作品は、古いアンティークジュエリーでも発見されているトラディショナルな造形スタイルです。制作がとても難しい為に多くの作家が受け継いでいる造形ではありませんが、コンテンポラリー作家の中でも素晴らしい技術を持つ【Perry Shorty】ペリー・ショーティーや、タオスプエブロのシルバースミスファミリーである【Buffalo Dancer】バッファローダンサー等が受け継いでいます。
それらのクオリティや仕上げには多少のバリエーションが存在し、コインを元に加工している事を重視しているものもありますが、本作ではビーズ(ナバホパール)としての完成度に拘って制作されており、コインのデザインを残すことよりも美しい球体であることが特徴的な作品です。さらに、おそらくビーズ(半球体2つ)のロウ付けに銀ロウ(融解温度の低い少し低純度の銀)を使用することはなく、薄く伸ばしたコインシルバーそのものを使用してロウ付け/接着しています。
本作の秀逸なシルバーワークは、アンティーク作品を凌ぐ技術を持つPerry Shorty氏の作品を上回るような完成度を誇り、現在では殆ど見つかることの無いクオリティとなっています。


本作のような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。
また、こちらのように古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない程に手間暇を必要とします。その為、現代では限られた作家しか制作しないアイテムとなっており、特に本作で見られるような厚いコインの加工では、成形の為にさらに高い技術と集中力を必要とします。


【Mercury dime】マーキュリーダイムは、1916年~1945年にかけて造幣された10セント硬貨であり、思想の自由を象徴する『フリジア帽』を冠した女神が描かれています。それは、実際にはローマ神話に登場するマーキュリーではなく、マーキュリーダイムとして広く知られていますが、本来の名称は『ウィングド・リバティ・ヘッド ダイム』です。
1915年に行われたコンペティションにて選ばれたデザインで、アメリカ人彫刻家【Adolph Weinman】アドルフ・ウェインマンによる作品。アメリカの歴代硬貨の中でも最も美しいデザインの一つとされています。裏面にはオリーブのFasces/束桿が描かれていますが、本作では全てウィングド・リバティ・ヘッドが描かれたコインの表がビーズの表面に構成されています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、『割金』と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 (※現在のSterling Silverは、割金に銅のみを含んだシルバーを表しています。本作で使用されているマーキュリーダイムも90%の銀と10%の銅の合金であることが定められていました。)
925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、割金や製法に左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難です。その差異は極僅かですが、コインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられる事が多いと思います。


本作もコインシルバーの重厚で上品な輝きが特徴的なネックレスであり、渋いシルバーの表情により、武骨でビンテージインディアンジュエリーらしい雰囲気を醸し出しています。また、コインのデザインが残ることで複雑で奥行きのある表情となっており、深遠な味わいや文化的な価値まで感じさせる作品となっています。

それほど大きなビーズではありませんが、重く迫力のあるビーズは男性に向いたボリューム感ですが、女性にも美しくフィットする汎用性の高いネックレス。性別を問わず多くのスタイルにフィットし、コーディネイトにアーティーな印象を与えることが出来るウェアラブルアートピースです。

アメリカ国内でも出会う事が困難なコレクタブルビンテージジュエリーであり、トレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好。シルバーのクスミ(硫化)やハンドメイド特有の制作ムラは見られますが、ダメージの無い良好な状態。クスミについては、専用のクロス等で磨き上げることで、明るいシルバーの色を取り戻すことも可能です。
また、ビーズワイヤーとなっているレザーレースは新しいものに交換済みです。
Size

長さ(レザーレース) 最長 約85.0㎝  
シルバービーズ部分 全長 約58.0㎝  

シルバービーズの直径(最大) 14.1㎜程度

Material

Coin Silver(Mercury Dime), Leather Lace