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JBZ152522

Vtg Zuni GemTurquoise Inlay Knifewing Shaped Bolo c.1950~

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44,000 円(税込)
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【ZUNI】ズニのビンテージジュエリー、ズニ族にとって戦いの神である精霊『Knifewing/ナイフウイング』がモチーフとなった作品。幾何学模様のように分割されたナイフウイングのシェイプに、大変美しいターコイズインレイが施されたアンティーク/ビンテージボロタイ(ループタイ)です。

製作時期を正確に特定するのが困難ですが、1950年代~1960年代頃に作られたと思われます。ズニジュエリーを代表する技術であるストーンインレイによって仕上げられています。
ベースとなっているシルバーの土台もキャストではなく、厚いシルバーを丁寧にカッティングした非常に丁寧で手の込んだシルバーワークによって形作られています。ベースとなっているシルバーの上に、カットアウトやロウ付けを駆使することでナイフウイングシェイプを分割するシルバーの『枠』を制作しており、そこに美しいターコイズがインレイされています。さらに、ナイフウイングのテール部分には、さり気なくスタンプワークの刻まれたパーツが配されており、細部にまで作者の拘りや繊細な意匠が施された作品となっています。
レザーレース先端にあしらわれているアグレット/チップパーツは、さり気ないスタンプワークと先端に小さなシルバーボールが施されたとてもシンプルで控えめなデザインとなっています。多くのボロタイで市販のパーツが使用されていますが、本作ではアグレットまでハンドメイドで制作されています。

また、モチーフやデザイン・造形、上質なシルバーワークとターコイズからは、おそらく【C. G. Wallace INDIAN TRADER/C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーダーに所属したシルバースミス(ズニとナバホ双方の可能性があり)の作品ではないかと推測されます。

インレイされた石は大変美しい【Old Blue Gem Turquoise】オールドブルージェムターコイズと思われます。ブルージェムらしい高い硬度を感じさせる透明感と艶を持ち、複雑な景色と素晴らしい深みを感じさせる石です。 ブルージェムはもともと硬度の高いターコイズですが、こちらはそんなブルージェムの中でも素晴らしい硬度と透明感を持つ石です。美しい水色~アクアカラー、そして深いグリーンへのグラデーションにブラウン、ゴールドのマトリックスが入り、複雑な景色を形成しています。古い作品でありながら現在も宝石としての煌きを失っていない無添加ナチュラルのジェムクオリティターコイズです。


【Knifewing】ナイフウイングは、ズニ族においてナイフの翼を持った戦争の神として考えられ、【Rainbow Man】レインボーマンと共にジュエリーのモチーフとしてだけでなく、ズニを代表するモチーフとして広く知られています。
ナイフウイングをジュエリーに落とし込んだ初めての人物としては、ズニの偉大な作家【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)と考えられていますが、同時期に同じくズニジュエリーの偉大な先駆者である【Juan De Dios】ファン・デ・ディオス(1882~190??)の作品でも残されています。


【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。 ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバードをはじめとするアニマルモチーフやナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。
また、現在ではインレイ技法で作られたジュエリーの多くが、キャストによって量産されたシルバーベースに石をはめ込むだけとなってしまいましたが、本作では全てがハンドメイドで成形されています。


ナイフウイングのアイコニックでどこか愛らしいシェイプは、キャッチーな印象を与えますが、上質なターコイズの色彩や煌めきとシルバーワークの高い技術力を反映する完成度により、量産されたピースにはない品位やハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

ボロタイ/ループタイは特殊なジュエリーであり、スタイリングしにくいイメージがありますが、ネックレスと同じようにお使いいただけ、こちらのようなビンテージの質感と少しポップでナチュラルなイメージを持つ作品は、色々なスタイルにとても馴染みの良い印象です。

また、ズニ独特の世界観を持ったインレイのジュエリーは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があります。 ズニ族は日本から遠く離れた土地に暮らしながら、日本人と民族的にも似た部分を多く持っています。それは、本作の様な遊び心を感じる精霊や動物をメインとしたモチーフの『図案化』の中にも感じられ、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人と共通した価値観や美意識が宿っているようです。

本作は、インレイ技術を用いた作品の中でも上質な素材や美しい仕上げによりハイエンドでコレクタブルなピースとなっており、トレジャーハントプライスな作品の一つです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、クラスプ/スライダーやアグレット等のシルバー部分は、多少のクスミが見られハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、特にダメージの無い大変良好な状態を保っています。
レザーレースには擦れや一部に切れている部分が見られます。現状では、使用には不安のない状態ですが、いずれ交換が必要になると思われます。
【ZUNI】ズニのビンテージジュエリー、ズニ族にとって戦いの神である精霊『Knifewing/ナイフウイング』がモチーフとなった作品。幾何学模様のように分割されたナイフウイングのシェイプに、大変美しいターコイズインレイが施されたアンティーク/ビンテージボロタイ(ループタイ)です。

製作時期を正確に特定するのが困難ですが、1950年代~1960年代頃に作られたと思われます。ズニジュエリーを代表する技術であるストーンインレイによって仕上げられています。
ベースとなっているシルバーの土台もキャストではなく、厚いシルバーを丁寧にカッティングした非常に丁寧で手の込んだシルバーワークによって形作られています。ベースとなっているシルバーの上に、カットアウトやロウ付けを駆使することでナイフウイングシェイプを分割するシルバーの『枠』を制作しており、そこに美しいターコイズがインレイされています。さらに、ナイフウイングのテール部分には、さり気なくスタンプワークの刻まれたパーツが配されており、細部にまで作者の拘りや繊細な意匠が施された作品となっています。
レザーレース先端にあしらわれているアグレット/チップパーツは、さり気ないスタンプワークと先端に小さなシルバーボールが施されたとてもシンプルで控えめなデザインとなっています。多くのボロタイで市販のパーツが使用されていますが、本作ではアグレットまでハンドメイドで制作されています。

また、モチーフやデザイン・造形、上質なシルバーワークとターコイズからは、おそらく【C. G. Wallace INDIAN TRADER/C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーダーに所属したシルバースミス(ズニとナバホ双方の可能性があり)の作品ではないかと推測されます。

インレイされた石は大変美しい【Old Blue Gem Turquoise】オールドブルージェムターコイズと思われます。ブルージェムらしい高い硬度を感じさせる透明感と艶を持ち、複雑な景色と素晴らしい深みを感じさせる石です。 ブルージェムはもともと硬度の高いターコイズですが、こちらはそんなブルージェムの中でも素晴らしい硬度と透明感を持つ石です。美しい水色~アクアカラー、そして深いグリーンへのグラデーションにブラウン、ゴールドのマトリックスが入り、複雑な景色を形成しています。古い作品でありながら現在も宝石としての煌きを失っていない無添加ナチュラルのジェムクオリティターコイズです。


【Knifewing】ナイフウイングは、ズニ族においてナイフの翼を持った戦争の神として考えられ、【Rainbow Man】レインボーマンと共にジュエリーのモチーフとしてだけでなく、ズニを代表するモチーフとして広く知られています。
ナイフウイングをジュエリーに落とし込んだ初めての人物としては、ズニの偉大な作家【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)と考えられていますが、同時期に同じくズニジュエリーの偉大な先駆者である【Juan De Dios】ファン・デ・ディオス(1882~190??)の作品でも残されています。


【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。 ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバードをはじめとするアニマルモチーフやナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。
また、現在ではインレイ技法で作られたジュエリーの多くが、キャストによって量産されたシルバーベースに石をはめ込むだけとなってしまいましたが、本作では全てがハンドメイドで成形されています。


ナイフウイングのアイコニックでどこか愛らしいシェイプは、キャッチーな印象を与えますが、上質なターコイズの色彩や煌めきとシルバーワークの高い技術力を反映する完成度により、量産されたピースにはない品位やハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

ボロタイ/ループタイは特殊なジュエリーであり、スタイリングしにくいイメージがありますが、ネックレスと同じようにお使いいただけ、こちらのようなビンテージの質感と少しポップでナチュラルなイメージを持つ作品は、色々なスタイルにとても馴染みの良い印象です。

また、ズニ独特の世界観を持ったインレイのジュエリーは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があります。 ズニ族は日本から遠く離れた土地に暮らしながら、日本人と民族的にも似た部分を多く持っています。それは、本作の様な遊び心を感じる精霊や動物をメインとしたモチーフの『図案化』の中にも感じられ、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人と共通した価値観や美意識が宿っているようです。

本作は、インレイ技術を用いた作品の中でも上質な素材や美しい仕上げによりハイエンドでコレクタブルなピースとなっており、トレジャーハントプライスな作品の一つです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、クラスプ/スライダーやアグレット等のシルバー部分は、多少のクスミが見られハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、特にダメージの無い大変良好な状態を保っています。
レザーレースには擦れや一部に切れている部分が見られます。現状では、使用には不安のない状態ですが、いずれ交換が必要になると思われます。
Size

Clasp/オーナメント部分  縦 約 51.7㎜   横 約 41.9㎜
全長 約 93.0㎝

Material

Silver, Gem Quality Turquoise, Leather