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JBO005168

Vtg Navajo Stamped Heavy Ingot Silver Cuff Bracelet c.1940~

Vtg Navajo Stamped Heavy Ingot Silver Cuff Bracelet c.1940~
154,000 円(税込)
154,000 円(税込)
Vtg Navajo Stamped Heavy Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1940~
  • Vtg Navajo Stamped Heavy Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1940~
  • Vtg Navajo Stamped Heavy Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1940~
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  • Vtg Navajo Stamped Heavy Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1940~
  • Vtg Navajo Stamped Heavy Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1940~
  • Vtg Navajo Stamped Heavy Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1940~
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された分厚く重厚なバンド(地金)は、ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品を想起させるほどの重量感を持つ作品。シンプルでクリーンな印象の中に作者の強い信念やシルバーワークに対する真摯な姿勢まで感じ取れるハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

本作にはホールマーク(作者のサイン)等が刻印されていない為、正確に作者や背景を特定することは出来ませんが、オーセンティックなデザインや造形スタイル等からは【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』で制作された物と推測されます。
The Navajo Arts & Crafts Guild/ナバホギルドは、ナバホの中でも多くの傑作を残している組織で、こちらの作品は同組織の創立である1941年から、ナバホギルドの象徴である【Horned Moon】と呼ばれるホールマークを使用し始める1940年代後半までに作られた作品の可能性が高いブレスレットです。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は<約57g>と重く分厚い造りで、そのパウンティングによりシルバーの密度が高くなっており、質感はとても硬くなめらかな肌となっています。それは、手首に吸い付くような質感を実現しており、ただ磨くだけでは得られない鏡面と硬くスムースな表面に仕上げられています。またそれは、【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしい伝統的な製法やデザインを重視し制作されたピースであることを表しています。
そして、そこに『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術、さらに『ファイルワーク』というヤスリで削る原始的な技法を駆使しすることで、バンドの中央に立体的な凹凸のボーダーラインが形成されています。さらに、ライン上には素朴なスタンプワークが刻まれ、複雑な紋様ではありませんが、奥行きがあり非常に力強いナバホらしさとシンプルで洗練された印象を生み出しています。その上下にもナバホらしく力強いベイナースタンプが刻まれ、アーリーナバホスタイルを踏襲しながらもナバホギルドの特徴的なディテールで構成された作品です。それらスタンプワークも派手さはありませんが、アンティーク作品特有のクオリティーを感じさせ、使用されているスタンプ(鏨)ツール自体がとても高い完成度を誇っています。
これら『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。また、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツールを制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスはイコール優れたスタンプメーカーです。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。

また、本作の様なデザインの作品は、現代においても【Bruce Morgan】ブルース・モーガン(1957-)を始め、ナバホの多くのシルバースミスに受け継がれるオーセンティックな造形スタイルとなっています。
そして、それら現代作品と本作はほとんど同じ純度のシルバーを使用し、類似した技術によって形作られており、一見大きな差異は見られません。しかしながら、インゴットシルバーからの成形やハンドメイドされたスタンプ/鏨の質の差により、長くご愛用頂くことでそれらの間には大きな違いを感じとることが出来ると思われます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーをベースに、ナバホジュエリーにおける古典期からの伝統的で基本的な技術によって形作られています。また、それらによってもたらされた滑らかなシルバーの肌は、腕にとても心地よい着用感を実現しています。

ナバホジュエリーの根源的な作品でありながら、シルバーワークの完成度により、クリーンで現代的な表情を持った作品。シルバーのみで構成されたソリッドな質感は強い存在感を与えませんが、重く重厚な造りは武骨な印象を作り、多くのスタイルに馴染みやすく長年に渡ってご愛用いただける普遍的な造形美を持つブレスレットとなっています。

作者の気持ちを宿すような質実剛健なシルバーワークは、オーセンティックな造形にビンテージインディアンジュエリー独特の素朴で武骨な魅力を与え、アートピースとしても評価される大変コレクタブルでハイエンドな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーがクスミ(硫化)により少し金色/ブラウンになっており、僅かな小傷、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感は少なくとても良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された分厚く重厚なバンド(地金)は、ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品を想起させるほどの重量感を持つ作品。シンプルでクリーンな印象の中に作者の強い信念やシルバーワークに対する真摯な姿勢まで感じ取れるハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

本作にはホールマーク(作者のサイン)等が刻印されていない為、正確に作者や背景を特定することは出来ませんが、オーセンティックなデザインや造形スタイル等からは【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』で制作された物と推測されます。
The Navajo Arts & Crafts Guild/ナバホギルドは、ナバホの中でも多くの傑作を残している組織で、こちらの作品は同組織の創立である1941年から、ナバホギルドの象徴である【Horned Moon】と呼ばれるホールマークを使用し始める1940年代後半までに作られた作品の可能性が高いブレスレットです。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は<約57g>と重く分厚い造りで、そのパウンティングによりシルバーの密度が高くなっており、質感はとても硬くなめらかな肌となっています。それは、手首に吸い付くような質感を実現しており、ただ磨くだけでは得られない鏡面と硬くスムースな表面に仕上げられています。またそれは、【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしい伝統的な製法やデザインを重視し制作されたピースであることを表しています。
そして、そこに『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術、さらに『ファイルワーク』というヤスリで削る原始的な技法を駆使しすることで、バンドの中央に立体的な凹凸のボーダーラインが形成されています。さらに、ライン上には素朴なスタンプワークが刻まれ、複雑な紋様ではありませんが、奥行きがあり非常に力強いナバホらしさとシンプルで洗練された印象を生み出しています。その上下にもナバホらしく力強いベイナースタンプが刻まれ、アーリーナバホスタイルを踏襲しながらもナバホギルドの特徴的なディテールで構成された作品です。それらスタンプワークも派手さはありませんが、アンティーク作品特有のクオリティーを感じさせ、使用されているスタンプ(鏨)ツール自体がとても高い完成度を誇っています。
これら『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。また、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツールを制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスはイコール優れたスタンプメーカーです。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。

また、本作の様なデザインの作品は、現代においても【Bruce Morgan】ブルース・モーガン(1957-)を始め、ナバホの多くのシルバースミスに受け継がれるオーセンティックな造形スタイルとなっています。
そして、それら現代作品と本作はほとんど同じ純度のシルバーを使用し、類似した技術によって形作られており、一見大きな差異は見られません。しかしながら、インゴットシルバーからの成形やハンドメイドされたスタンプ/鏨の質の差により、長くご愛用頂くことでそれらの間には大きな違いを感じとることが出来ると思われます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーをベースに、ナバホジュエリーにおける古典期からの伝統的で基本的な技術によって形作られています。また、それらによってもたらされた滑らかなシルバーの肌は、腕にとても心地よい着用感を実現しています。

ナバホジュエリーの根源的な作品でありながら、シルバーワークの完成度により、クリーンで現代的な表情を持った作品。シルバーのみで構成されたソリッドな質感は強い存在感を与えませんが、重く重厚な造りは武骨な印象を作り、多くのスタイルに馴染みやすく長年に渡ってご愛用いただける普遍的な造形美を持つブレスレットとなっています。

作者の気持ちを宿すような質実剛健なシルバーワークは、オーセンティックな造形にビンテージインディアンジュエリー独特の素朴で武骨な魅力を与え、アートピースとしても評価される大変コレクタブルでハイエンドな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーがクスミ(硫化)により少し金色/ブラウンになっており、僅かな小傷、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感は少なくとても良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約61.1㎜    正面幅(高さ) 約14.6㎜
内周 約143㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店で調整後のお渡しが可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver
        約57.5g