ITEM CODE:
JNF014543

Vtg Silver Small Cross w/Green Turquois Fob Necklace c.1940~

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11,000 円(税込)
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【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つで、グリーンターコイズがマウントされた小さなクロストップのアンティーク/ビンテージネックレスです。

またこちらは、スタンプのデザイン等からツーリスト/観光客向けの作品を生産した有名工房である【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストで制作されたピースであることが推測されます。

1940年代~1960年代に作られたピースと推測され、小さなクロスの中央にラウンドカットされたグリーンターコイズがマウントされています。また、全体にインディアンジュエリーらしいスタンプデザインが施されており、素朴ながら味わい深い表情となっています。制作の工程にはマシンによるプレスなどが導入されており、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースで、ある程度量産されたアイテムですが、現存数は少なく現在では希少となっています。


【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストは、ニューメキシコ州アルバカーキーで【Jack T Michelson】ジャック・ミケルソンとその妻により1932年頃に設立されました。また『BELL』の名前は妻である【Jack Mildred】ジャック・ミドルトンの旧姓から名づけられました。
ツーリストジュエリーをメインに非常に多くのアイテムを供給し、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストと並ぶ有名メーカーとして知られていますが、創業からしばらくは、【Ganscraft/Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社と同じ姿勢を持ち、小規模で完全なハンドメイドによってジュエリーの制作を行っていました。しかし、代表であるJack T Michelsonは機械化することを望み、1940年にニューヨークポストに広告を掲載、そこで求めに応じた人物がツーリストアイテムの歴史上、大変重要な人物である【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンでした。チャケリアンはニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンであり、ツーリストジュエリーの生産・流通に大きな影響を与えた人物です。そして、彼のコンサルティングにより、すでに機械化に成功していた【Maisel's】マイセルズの生産工程/ビジネスモデルをベースにした機械化とその飛躍に成功しました。

しかしながら、チャケリアンは1956年までBELL社で働いたあと、その後はデンバーの【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社に短期間所属し、そこでは機械生産を止めさせて、伝統的なナバホジュエリー制作への回帰という、BELL社での施策とはまったく逆のことをしており、「伝統的な方法で作られたジュエリーはマシーンメイドのジュエリーとの競争に苦しむべきではない」との自論を持っていたそうです。当時のタンメン社は業績が酷く悪化していましたが機械化等を行わず、新たにナバホのシルバースミスを雇い入れました。さらに、一部の機械工程にもナバホの職人を雇うことで、「インディアンメイド」の標記を守らせたようです。
チャケリアンの手腕により機械化・量産化に成功したBELL社では、ホールマークが入らないOEM生産も多く行っていたようで、フレッド・ハービーのお店等、サウスウエスト観光各地で取り扱われていました。また、ナバホスタイルのデザインを多く生産していますが、ズニやプエブロのインディアン達も多く所属し、同じように制作していたようです。
残念ながら1972年には買収され、現存していないカンパニーですが現在でも知名度が高く、ベルトレーディングポストのインディアンジュエリーはアメリカ国内でも大変人気があります。


またこちらのようなクロスモチーフは、ツーリストアイテムに限らずインディアンジュエリーのトラディショナルなスタイルの一つとして古くから作られているモチーフの一つです。 キリスト教の普及と同時に、インディアンジュエリー創生期からみられるもので、ズニの巨匠【Horace Iule】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)等のクロスモチーフで有名になった作家も存在しました。


普遍的なクロスモチーフは現代的な印象もあり、ビンテージ独特の素朴で渋い質感は、多くの素材に馴染みが良くスタイリングしやすいと思われます。また、小さなサイズの為、強い存在感はありませんが性別を問わずお使いいただけるネックレスとなっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは全体にシルバーのクスミが多少見られ、経年を感じさせる質感となっていますが、ダメージは無く良い状態を保っています。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つで、グリーンターコイズがマウントされた小さなクロストップのアンティーク/ビンテージネックレスです。

またこちらは、スタンプのデザイン等からツーリスト/観光客向けの作品を生産した有名工房である【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストで制作されたピースであることが推測されます。

1940年代~1960年代に作られたピースと推測され、小さなクロスの中央にラウンドカットされたグリーンターコイズがマウントされています。また、全体にインディアンジュエリーらしいスタンプデザインが施されており、素朴ながら味わい深い表情となっています。制作の工程にはマシンによるプレスなどが導入されており、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースで、ある程度量産されたアイテムですが、現存数は少なく現在では希少となっています。


【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストは、ニューメキシコ州アルバカーキーで【Jack T Michelson】ジャック・ミケルソンとその妻により1932年頃に設立されました。また『BELL』の名前は妻である【Jack Mildred】ジャック・ミドルトンの旧姓から名づけられました。
ツーリストジュエリーをメインに非常に多くのアイテムを供給し、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストと並ぶ有名メーカーとして知られていますが、創業からしばらくは、【Ganscraft/Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社と同じ姿勢を持ち、小規模で完全なハンドメイドによってジュエリーの制作を行っていました。しかし、代表であるJack T Michelsonは機械化することを望み、1940年にニューヨークポストに広告を掲載、そこで求めに応じた人物がツーリストアイテムの歴史上、大変重要な人物である【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンでした。チャケリアンはニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンであり、ツーリストジュエリーの生産・流通に大きな影響を与えた人物です。そして、彼のコンサルティングにより、すでに機械化に成功していた【Maisel's】マイセルズの生産工程/ビジネスモデルをベースにした機械化とその飛躍に成功しました。

しかしながら、チャケリアンは1956年までBELL社で働いたあと、その後はデンバーの【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社に短期間所属し、そこでは機械生産を止めさせて、伝統的なナバホジュエリー制作への回帰という、BELL社での施策とはまったく逆のことをしており、「伝統的な方法で作られたジュエリーはマシーンメイドのジュエリーとの競争に苦しむべきではない」との自論を持っていたそうです。当時のタンメン社は業績が酷く悪化していましたが機械化等を行わず、新たにナバホのシルバースミスを雇い入れました。さらに、一部の機械工程にもナバホの職人を雇うことで、「インディアンメイド」の標記を守らせたようです。
チャケリアンの手腕により機械化・量産化に成功したBELL社では、ホールマークが入らないOEM生産も多く行っていたようで、フレッド・ハービーのお店等、サウスウエスト観光各地で取り扱われていました。また、ナバホスタイルのデザインを多く生産していますが、ズニやプエブロのインディアン達も多く所属し、同じように制作していたようです。
残念ながら1972年には買収され、現存していないカンパニーですが現在でも知名度が高く、ベルトレーディングポストのインディアンジュエリーはアメリカ国内でも大変人気があります。


またこちらのようなクロスモチーフは、ツーリストアイテムに限らずインディアンジュエリーのトラディショナルなスタイルの一つとして古くから作られているモチーフの一つです。 キリスト教の普及と同時に、インディアンジュエリー創生期からみられるもので、ズニの巨匠【Horace Iule】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)等のクロスモチーフで有名になった作家も存在しました。


普遍的なクロスモチーフは現代的な印象もあり、ビンテージ独特の素朴で渋い質感は、多くの素材に馴染みが良くスタイリングしやすいと思われます。また、小さなサイズの為、強い存在感はありませんが性別を問わずお使いいただけるネックレスとなっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは全体にシルバーのクスミが多少見られ、経年を感じさせる質感となっていますが、ダメージは無く良い状態を保っています。
Size

縦(バチカンを含む) 約3.65㎝   横 約2.2㎝   チェーン長さ 約 45.0㎝程度

Material

Silver, Turquoise