ITEM CODE:
JRO005182

【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950

【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
39,600 円(税込)
39,600 円(税込)
【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
  • 【Frank Patania/Thunderbird Shop】Plane Silver BandRing c.1950
イタリア人作家である【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)により、1927年に創業されたインディアンジュエリーショップ【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで生まれた作品。プレーンなシルバーのみで構成され『バンドリング』とも呼ばれる幅のあるデザインが特徴的なアンティーク/ビンテージリングです。

1950年代前後のピースと思われ、インディアンジュエリーの世界に多くの新しい様式や技術を持ち込んだFrank Pataniaらしく、一見してサウスウエストジュエリーやインディアンジュエリーであることが判断できない非常にシンプルな作品。幅が広く柔らかな曲面で構成されたシャンクのみで構成されただけ作品ですが、そのシャンクの成形は既製のプレートやワイヤーではなく、インゴットシルバー(銀塊)をローラーで伸ばして成形していると思われ、独自性を持つ曲面に仕上げられたリングとなっています。
このようなワイドウィズで円周全てが形作られたリングは「バンドリング」とも呼ばれ、インディアンジュエリーに限らず、オーセンティックなリングにおける造形スタイルの一つとなっています。古代のアクセサリーのようなプリミティブな印象とモダンで洗練された表情を併せ持っているのが特徴で、シンプルながら存在感のある造形スタイルです。

また、本作の内側には【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのパーソナルなホールマーク『FP』が刻印されており、Frank Patania本人によって制作された可能性もあります。


【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。造形スタイルやその製法などはナバホジュエリーの伝統を踏襲し、クラシックでありながらモダンで現代的なセンスを感じさせる作品です。

また、究極にシンプルな造形は、性別やスタイルを問わずお使いいただけ、さり気なくも存在感のあるアクセントとなってくれます。

類似したシルバーリングは世界中で無数に発見できると思われますが、その製法やハンドメイド独特の表情、柔らかな曲面などのディテールには他にはない味わいと作者の息づかいが宿っているように感じられます。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


全体に細かなキズや多少の摩耗が見られ、ロウ付けの跡等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージのないコンディションを保っています。
イタリア人作家である【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)により、1927年に創業されたインディアンジュエリーショップ【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで生まれた作品。プレーンなシルバーのみで構成され『バンドリング』とも呼ばれる幅のあるデザインが特徴的なアンティーク/ビンテージリングです。

1950年代前後のピースと思われ、インディアンジュエリーの世界に多くの新しい様式や技術を持ち込んだFrank Pataniaらしく、一見してサウスウエストジュエリーやインディアンジュエリーであることが判断できない非常にシンプルな作品。幅が広く柔らかな曲面で構成されたシャンクのみで構成されただけ作品ですが、そのシャンクの成形は既製のプレートやワイヤーではなく、インゴットシルバー(銀塊)をローラーで伸ばして成形していると思われ、独自性を持つ曲面に仕上げられたリングとなっています。
このようなワイドウィズで円周全てが形作られたリングは「バンドリング」とも呼ばれ、インディアンジュエリーに限らず、オーセンティックなリングにおける造形スタイルの一つとなっています。古代のアクセサリーのようなプリミティブな印象とモダンで洗練された表情を併せ持っているのが特徴で、シンプルながら存在感のある造形スタイルです。

また、本作の内側には【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、それにFrank Pataniaのパーソナルなホールマーク『FP』が刻印されており、Frank Patania本人によって制作された可能性もあります。


【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。造形スタイルやその製法などはナバホジュエリーの伝統を踏襲し、クラシックでありながらモダンで現代的なセンスを感じさせる作品です。

また、究極にシンプルな造形は、性別やスタイルを問わずお使いいただけ、さり気なくも存在感のあるアクセントとなってくれます。

類似したシルバーリングは世界中で無数に発見できると思われますが、その製法やハンドメイド独特の表情、柔らかな曲面などのディテールには他にはない味わいと作者の息づかいが宿っているように感じられます。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


全体に細かなキズや多少の摩耗が見られ、ロウ付けの跡等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは見られますが、目立ったダメージのないコンディションを保っています。
Size

日本規格 約 12号   円周 約 52.5㎜   us 6.5
正面幅 約 9.7㎜

Material

Sterling Silver